「けいおん!はいつまでもけいおん!です!」映画 けいおん! 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
けいおん!はいつまでもけいおん!です!
たまたまTSUTAYAのお勧めアニメで紹介されていて、何故だか気になって見たのがきっかけ。
以来、すっかりお気に入りのアニメになってしまった。
原作漫画も勿論読破。
アニメもしくは漫画は、実写以上に起承転結があるもの。
だが、彼女たちにはそれらしいものはほとんど無く、部室でのゆったりまったりのほほんとした部活ライフが描かれる。
何だかそれが逆に新鮮で、ずっとこの世界観に浸っていたくなる。
また、こういうアニメにありがちなHなシーンも極端な萌え要素も無く、「BECK」や「ソラニン」のようなバンドものの定番である音楽性の違いの対立、挫折と青春なども無く、「花より男子」「君に届け」のような女子高生ものの胸キュンラブストーリーも無いので、バンドものや恋愛ものが苦手な人でも、安心して見れる。
それが、けいおん!の魅力の一つだと思う。
前置きがかなり長くなってしまったが、今回の映画、首を長くして待っていたのだが、もう、けいおん!のけいおん!によるけいおん!のための映画だった。
映画だからと言って、極端に変わらず、ロンドンに行ってもいつも通りの彼女たちが描かれていたのが何より良かった。
そして終始彼女たちが悩んでいた梓へのプレゼント。
アニメの最終回を飾った曲が出来上がるまではずっと見てきた者にとっては楽しく、梓への先輩たちの愛が改めて感じられた。
映画の為の新曲3曲も相変わらず良く、何から何まで、けいおん!だった。
唯、澪、りっちゃん、ムギ、あずにゃん、楽しい一時をありがとう。
放課後ティータイムは永遠に放課後です!
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