「設定がすごくシンプルで、セガール拳と銃撃戦を堪能できます。」沈黙の復讐 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
設定がすごくシンプルで、セガール拳と銃撃戦を堪能できます。
沈黙シリーズは、たしか一作目が「沈黙の戦艦」で、当時「沈黙の艦隊」というマンガがはやっていたので、それにあやかってつけたような題名だった。
以来、スティーヴン・セガールの主演作はだいたい「沈黙」がつくようになった。
沈黙シリーズといえば、セガール拳と、銃撃戦が売りなのだけれども、独自色を出すためなのか、そういうシーンが、あまり入っていなくて、別の方向に走っているものも多いような気がする。
でも、この作品は、監督は違うけれども、制作、脚本、主演がスティーヴン・セガールのためか、独自色はあまりなく、設定がすごくシンプル。
復讐といっても、そんなにどろどろしたものではなく、地元ギャングと、ロシアの麻薬密売人、警察(セガールはアメリカから来た警官という設定)の三つ巴の戦いの流れで起こったもので、いたってドライです。(本当に沈黙の復讐という感じでした。)
舞台がなぜかルーマニアのブカレスト(危険な町だから?)の設定になっている他は、セガール拳と銃撃戦以外ないと言っていいような映画でした。
悪役なのだけれども、仁義は守るロシアの麻薬密売人のボス役の人が、マーロン・ブランドに似ていてやたらかっこいいし、地元ギャングのボス役の人の外道ぶりがみごと、そこにセガールが絡んでセガール拳が炸裂、スカッとしました。
あと、いつものことだけれど、露出度の高いセクシー美女が、意味なくたくさん出てくるところがよかった。
こちらも堪能できました。
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