「スピーチの極意」英国王のスピーチ ミカエルさんの映画レビュー(感想・評価)
スピーチの極意
吃音症に悩む英国王が、言語聴覚士の特別な治療を受けることによって、そのコンプレックスを徐々に克服し、国民に愛される国王に成長していくというストーリーです。
会社で内勤になってから、3ヶ月に1回スピーチをする機会があり、このタイトルの"スピーチ”という言葉に関心が高まり、劇場に足を運びました。
スピーチで大事なのは、よく通る声で話すこと、気持ちを込めて言葉を発することだと実感していますが、言語聴覚士の治療法の中で、大音量の音楽が流れるヘッドホンをつけさせて芝居のセリフを朗読させたり、怒りの時に発せられる言葉の勢いをスピーチに利用したりするシーンがあり、なるほどと思いました。
自分のことを相手にわかってもらう表現方法はいろいろありますが、誰でもできるものとしてはおそらくスピーチに勝るものはありません。
そのスピーチを通じて、自分の話している内容は果たして相手にどれだけ伝わっているのか、どうすればもっとよくなるのか、この映画を見た後、考え直しています。
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