パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHTのレビュー・感想・評価
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ラスト辺りから煽ってくる感じでゾクッと来た!
ラスト辺りの姉(青山倫子)の不気味な歩き方からヤバく感じ、弟(中村蒼)が捕ってる最中、背後から姉が殴り吹き飛ばされるのもじわじわ感じました。
そして霊安室のシーンも衝撃でした!
怖くはないけど
それなりに緊張感はあるし、ビックリする。
音でビビらす系。
この手のドキュメント風ホラー映画は画面上の細かな変化に気付く為に映像に集中できるし、臨場感があって好きだけど、この作品は女性の悲鳴やガラスとかが割れる音、足音等の音で怖がらせる感じが強い。
ドキュメント風映画だが演技はちょっと不自然かも。なんか違和感。キャスト全員もう少し自然体が良かったな。演技感が強い。
また、姉の部屋にばかでかい鏡あるから、鏡の中だけに何かが映るみたいのを期待したがそういうのがなくて残念。
そして怪異の正体はわからずじまいで不完全燃焼。
まぁ、海外から持ってきた幽霊とか悪魔なら祝詞や日本式お祓いは効かないわな。言葉通じないし文化も違うし。
夜中にお風呂に入るのが怖くなった
やっぱり、ドキドキして怖かったです。 (ノДT)
『パラノーマル・アクティビティ2』として、ちゃんと第2弾があるけれど、この『パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT』は、日本版の正統な続編らしいです。順番としては、本家の『パラノーマル・アクティビティ』の次に見るのが一番タイミングがいいとのことです。
本家のあとに見たので、免疫が付いたのか、多少、落ち着いて見られたかもしれないです。お姉さんになった女優さんは知らなかったけれど、弟の中村蒼は、ドラマでよく見る俳優さんなんで、「これはドラマなんだな」とフィクションを認識できました。無名の俳優さんの方が絶対に怖いでしょう。
といっても、十分、怖かったです。この日本版を先に見たら、きっと、本家よりも怖かったかもしれません。本家のパラアク1よりもテンポもよかったし。
確かに続きであるけれど、若いカップルが仲のいい姉弟になり、舞台が日本になっただけで、ストーリーは似ており、リメイクという感じもしました。
車椅子は怖さを演出していましたし、日本家屋なので不気味度アップで身近に感じられました。最後、押し入れからお父さんの足がはみ出しているのも怖かったです。ちょっと、姉さんの叫び声がやかましすぎたけど。
祈祷師にお祓いしてもらったものの効果がなかったわけですが、あのお祓い1回、一体、いくらかかるんだろう?と、妙に現実的なことも考えておりました。
今度は日本かよ・・・
青山倫子が綺麗。オリジナルの『パラノーマル・アクティビティ』に似ていて、日米の宗教観にまで描写が及んでいる(うそ)。一応、4年前のサンディエゴ事件についてもインターネットで確認している。あ、一応日本版リメイクってことなのか・・・
ところで、カメラは一体何台あるんだ?最低でも3台ないと撮れないはず。定点と手振れカメラの両方使い分けているので、見やすいことは確か。
オリジナル作品の内容を忘れてしまっていたけど、お父さんが押入れの中で死んでいたのにはビックリしたぞ!それと倫子ちゃんが屋根裏部屋?に移動していたのもビックリしたし、やっぱり両足複雑骨折しているのにカクカクと歩き出すところはね・・・
途中、寝てしまったけど、お祓いやってたり、親父が帰ってきたりしてたんだね・・・それにアメリカでの事故は殺人犯が車に飛び込んできたことも知った。それが終盤のシーンに繋がるってのも凄い出来。お祓いやった神主さんも死んじゃってたのね・・・
ドーン来た(笑)
日本まで悪魔来るんやなぁ。
お姉さんは美人で良かった。
弟もちょっとは頑張ったか。
階段の多い日本っぽい家屋だから、いつものセレブなお家と違うだけでも少し親近感湧いた。
演出は過去の作品とさして変わらず、他の見てないなら、少し分からない所もあるが怖がれるだろうと思う。
だまされた。。。
番組内容の案内にだまされた。「とんでもないものがそこには録画されていた!」って、なにが??ただ、わめいてる女と暗がりの部屋を写してるだけ。チョー、つまらんかった。だいたい両足を複雑骨折してるのに入院もせず、自宅の2階のベッドに寝てるなんて、トイレはどうしてるの?食事のたびに1階のダイニングに行くのに毎回弟におぶってもらってるの??わけわからん。
怖い
やっぱり怖かったです。でもこれはありえないと思います。
なんでカメラまわしてるの!?普通カメラまわさないでしょ!
でもこの映画のお決まりなのか最後に飛ばされるシーン分かってても怖かったです。
オリジナルの劣化版
実話っぽく見せる手法のモキュメンタリーの筈が、怖がらせる事を優先させてしまった為に、失敗している悪い例。
夜に叫び声がして家の中を探し回る時は普通電気点けるやろ!それを怖がらせる事を優先する為に、カメラのライトだけで歩き回る弟の視点を見ていて、怖い以前に作り手の浅はかさが分かってしまい冷めてしまった。
それと現象とお姉ちゃんの叫び声多過ぎ。何でも量があればいいってもんじゃ無くて、程度ってもんがあると思う。3回目の叫び声聞いた時は、「またかい、ええ加減うるさいわ」ってなった。
終わり方も色々と詰め込み過ぎで、どんでん返しというより、しつこさを感じた。もうええって、、、。普通に最初に弟が突き飛ばされた所で死んで終わりでいいのに、これまた作り手が余計にこねくり回してしまったせいで、見るも無残なラストに。
ただひとつだけ気に入ったのがカメラを2台使った写し方。これはオリジナルには無い要素で、なかなか面白いと思った。まぁでも見るべきはそこだけかな。
ドキッ!リアクションだらけの肝試し大会in東京
標的がアメリカのカップルだった前作に対し、今作は舞台を日本に移し、アメリカ旅行中に両足を複雑骨折した姉と内気な弟に設定変更。
家族間のドラマの要素を濃くさせ、カメラを2台設置したり、怪我の経緯や父親の存在etc.伏線を張っていくなどアレンジに工夫を凝らしているが、前回同様、物が勝手に動いたり、ラップ音が響くetc.怖がらせ方はほとんど同じであるため、前回で免疫力がついている者には、全然物足りない世界だった。
見応えは、取り憑かれた姉の青山倫子のリアクションぐらいで、シチュエーションにこれ以上、ノビシロが無いことを露呈しているだけの作品となった。
そもそも2人とも最初から霊的な何かが居る事ありきで進む展開に違和感がある。
性懲りもなくハリウッドで続編を創っているが、私はこのシリーズは、もうエエかな。
幽霊だけにこれ以上オアシ(お足)は出したくねぇや。
相変わらずお後がイマイチのようなので、謎かけ短歌を一首
『エミネムや ポルターガイスト とくこころ 先ずはラップで 口火を切るなり』
by全竜
あれだけ引っ張っておいて、扉の奥からオバQの格好した西川のりお師匠がツッタカタ〜ツッタカタ〜♪って登場するオチやったら問答無用で100点満点やったけどね。
もったいない…
って、どこがや!!
…。
では最後に短歌を一首
『忍び寄る 何かが軋む 隠し録り 不意打ちを突く(憑く) 車椅子かな』by全竜
パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT
最初は“半信半疑”でしたが、見終わって「損はなかった」が正直な感想。
ある意味、前作(パラノーマル・アクティビティ)の続編と言っても、悪く言えば、コンセプトの「パクリ」であることには変わりなく、「まぁ、こんなもんでしょう」的なつくりである部分があるのは確かではあるけれども、「日本的な恐怖映画の良さ」が上手く演出・表現されていたと思えたのは、やはり日本人だからなのか?
脚本も、小出しに「逃げ場の無い状態」に持っていくところ、なかなか「上手い」と思った。これ、どの位の予算で作られたものか詳しくし知りませんが、逆にお金が掛かりすぎていたら、わざとらしさばかりが目立っていた様な気もする。
それに、最終的に、これ「呪怨」のように自縛霊みたいな結末に終わっていたら「な~んや」で終わっていたように思うけれど、悪魔・悪霊に持っていった部分も、個人的にはポイントが高かった。
でも、もちろん外国でも事情は同じようなものでしょうが、こういう「得体の知れない現象」に襲われて、「家を離れるしかない」とは思っても、実際、(文化的に「引越しを厭わない」ということのない日本では特に)そう易々とは、あれだけの一軒家を捨てるという訳にはいかないだろうって気がします。
前より怖い! 格段に完成度の増した正統続編
最初に本作の製作ニュースを聞いた時は「便乗か?」と思ったが、正統な続編だそうな。
前作の監督が「日本版があれば観たい」と言ったのが日本の配給会社の耳に入り、続編製作権を獲得して製作したのだとか(wiki情報です)。
「悪魔による怪奇現象が家庭用ビデオカメラに残されていた」という、いわゆる疑似ドキュメンタリー方式を採った本シリーズ。
まずは前作で不満に思った点を列挙しておく。
・そもそも『悪魔』という概念自体に恐怖を抱きづらい
・「それでも撮り続ける」という理由が猛烈に弱い
・取り憑かれてるとはいえ屋外に逃げないのは不自然
・寝返りの回数が少ない
・霊能者が役立たず!
え? 悪魔は怖くないとか言いながら、前作のレビューじゃ怖い怖いと書いてたって?
ハハハ、記憶にございませんな。
『第2章』の監督は長江俊和。僕は未見だが、彼の手掛けた『放送禁止』シリーズは疑似ドキュメンタリー方式の恐怖ものとして有名。
上記の不満点が確実に改善されている辺り、流石は先駆者といった所か。特に怪現象を記録してネット公開しようとしているらしい主演・中村蒼の“生”っぽさは素晴らしい。その姉を演じる青山倫子は序盤こそ芝居じみて見えてしまうが、口喧嘩をする様子や怯える姿は説得力十分。
さて、正統な続編なので、怪異の正体はまたしても悪魔。日本の幽霊が出ると思っていたのでそれを知った時は正直ガッカリした(ペリ監督も幽霊を期待してたんじゃないかしら)。
しかし、だ。『第2章』は悪魔に憑依された時の様子が半端じゃなく怖い!
カタカタとしたギプス歩行。感情の失せた表情。彼女が直立した時の衝撃といったらもう……。
前作の悪魔には人格のようなものが窺えたが、今回は不条理で無機質。周囲への理不尽な被害も相俟って、『得体が知れない』『手に負えない』という印象からくる恐怖は前作より格段に増している(これは僕が日本人だからというのも当然あるかもだが)。
前作同様のラストを迎えるかと思いきや、遂に主人公が屋外に飛び出す展開はクライマックスに相応しいし、その後の衝突シーンについてもしっかり伏線が張られている。
必然的に後出しジャンケンであるとはいえ、話の構成・演出・恐怖度はきっちり前作を越えている。
ああホント、逃げ出したいくらいに怖かった……。もう勘弁して……と思ってたら、米国版の『2』が来年公開!?
もうこりごりだよ!!
<2010/11/20鑑賞>
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