パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHTのレビュー・感想・評価
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☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 「まんまオリジナルのアメリカ版...
☆☆★★★
※ 鑑賞直後のメモから
「まんまオリジナルのアメリカ版を日本に移植しただけかよ!」…と思いながら観ていたら。だんだんと、オリジナルを踏襲した作品である事が見えて来た。
一応は最後に一捻りされているので面白く見れましたよ。出来る事ならば、もう少し日本的にオドロオドロした世界を期待してはいましたが…。
まあ、《奴》の出身が外国ですから(苦笑)これはこれで納得ではあります。
十字架の場面等はなかなか秀逸でしたから。
個人的にはオリジナルのアメリカ版よりも面白いかったです。
尤も、オリジナル自体が面白いかと言うと…それ程ともなんですが…。
2010年11月20日 TOHOシネマズ錦糸町/スクリーン5
日米合同続編企画、また作って!
「パラノーマル・アクティビティ」の日本版続編。
本家にも続編があるが、こちらも正式な続編。
ユニークな企画である。
基本的な設定や映画の作りは同じ。
ただ日本は「リング」や「呪怨」がハリウッドでリメイクされるほどの“ホラー大国”なので、本家以上の恐怖を期待していたが…。
ズバリ言うと、本家よりヤラセ感が目立つ。
本家は、何か起きる何か起きる…と煽りつつ何も起きず、緊張が和らいだ頃に唐突に何かが起きる。
ところが日本版は、何か起きる何か起きる…と煽ると必ず何かが起こったり、知り合いの霊感女性が泡吹いたり、両脚骨折の姉が取り憑かれて歩き出したり、その姉の上目使いのラストカットなど、ちょっとサービス精神アリ過ぎ(笑)
オリジナルビデオのホラー映画を連想してしまった。
でもゾクゾク楽しませて貰ったので、このユニークな日米合同続編企画、またお願いしたい。
嘘っぱちだと、分かっちゃいるが・・・
TV、映画でカルト的人気を博したフェイク・ドキュメンタリー作品「放送禁止」を手掛けた長江俊和監督が、アメリカで脅威の興行成績を叩き出した「パラノーマル・アクティビティ」を、舞台を日本に移して映画化。
いや・・・嘘っぱちであることは理解している。巧妙な仕掛けで、観客を見事に誤魔化していることも知っている。それでも・・この奇妙な寒気には、勝てない。
何でもない会話を細かく、細かく積み重ねてリアルな現実に近付き、一気に観客を恐怖に突き落とす手法を「放送禁止」で私達に突きつけた長江俊和監督。本作でも、その正攻法で攻め立て、やっぱり私達は恐怖に打ち震えてしまう。
小さな音に始まり、動き、破壊、髪まで引っ張り、徹底した「それっぽさ」を持ち込み、観客を全力で恐怖に引きずり込んでいく迫力は流石の一言。終盤は、中村のいま一つな演技力に多少萎えてしまう部分があるのは、否めない。それでも、青山姉さんの心霊現象よりも何気に怖い顔面蒼白状態に、嘘、演出を越えて身悶えさせていただける。
深夜、明かりをちょっと暗くして、目を隠せてしまうクッションをしまい込んでじっくりと、本作のいやらしい恐怖に溺れていただきたい。それにしても、この作品を映画館で、最後までしっかり観賞できた人は、いるのだろうか・・・お化け屋敷が大嫌いな私は、そんな方を心より尊敬してしまう。
じわじわ怖い!!
怖かった!
アメリカ版より,はるかに!!
やっぱり和室には心霊ものが合う。
展開は,前作と同じなのに,
新鮮な気持ちで最後まで飽きずに楽しめた。
小出しの怪奇現象がじわじわと効いてくる。
終盤に震えた。
普通のホラーだった前作を,
新しい「呪怨」としてバージョンアップさせた長江俊和監督に拍手!!
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