「ドキッ!リアクションだらけの肝試し大会in東京」パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT 全竜さんの映画レビュー(感想・評価)
ドキッ!リアクションだらけの肝試し大会in東京
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標的がアメリカのカップルだった前作に対し、今作は舞台を日本に移し、アメリカ旅行中に両足を複雑骨折した姉と内気な弟に設定変更。
家族間のドラマの要素を濃くさせ、カメラを2台設置したり、怪我の経緯や父親の存在etc.伏線を張っていくなどアレンジに工夫を凝らしているが、前回同様、物が勝手に動いたり、ラップ音が響くetc.怖がらせ方はほとんど同じであるため、前回で免疫力がついている者には、全然物足りない世界だった。
見応えは、取り憑かれた姉の青山倫子のリアクションぐらいで、シチュエーションにこれ以上、ノビシロが無いことを露呈しているだけの作品となった。
そもそも2人とも最初から霊的な何かが居る事ありきで進む展開に違和感がある。
性懲りもなくハリウッドで続編を創っているが、私はこのシリーズは、もうエエかな。
幽霊だけにこれ以上オアシ(お足)は出したくねぇや。
相変わらずお後がイマイチのようなので、謎かけ短歌を一首
『エミネムや ポルターガイスト とくこころ 先ずはラップで 口火を切るなり』
by全竜
あれだけ引っ張っておいて、扉の奥からオバQの格好した西川のりお師匠がツッタカタ〜ツッタカタ〜♪って登場するオチやったら問答無用で100点満点やったけどね。
もったいない…
って、どこがや!!
…。
では最後に短歌を一首
『忍び寄る 何かが軋む 隠し録り 不意打ちを突く(憑く) 車椅子かな』by全竜
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