「【”緋文字のAを胸に!”或る出来事から、娼婦と言う噂を立てられた女子高生が、敢然とその噂を受け入れキリスト教系高校に旋風を巻き起こす若きエマ・ストーンの魅力全開ラブコメディ】」小悪魔はなぜモテる?! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”緋文字のAを胸に!”或る出来事から、娼婦と言う噂を立てられた女子高生が、敢然とその噂を受け入れキリスト教系高校に旋風を巻き起こす若きエマ・ストーンの魅力全開ラブコメディ】

2024年12月16日
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鑑賞方法:VOD

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■何故かモテないオリーヴ・ペンダーガスト(エマ・ストーン)は、クリスチャン系の学校に通う女の子。
 彼女は未経験なのに、友人に”もう経験済みよ!”と言ってしまった事から、学校内で「ビッチな小悪魔」というレッテルを貼られるが、彼女は逆に色っぽい服の胸に緋文字のAを刺繍し、その噂を否定せずに堂々と振舞うのであーる。

◆感想<Caution!内容に触れています!>

・ご存じの通り、今作はホーソーンの名作「緋文字」をモチーフにしながら、エマストーン演じるオリーヴが、友人たちに対する見栄が、ドンドン暴走していく様が実に面白い作品である。

・エマ・ストーンは、今や若き名優の粋に達しているが、今作を観ると彼女はコメディエンヌとしても、非常に魅力的であり、あの大きな目がヤッパリ良いのである。

・オリーヴの両親を演じたスタンリー・トゥッチとローズマリー・ペンダーガストも、ドンドン変わって行く娘を信じる姿をユニークに演じているし、真面目なグリフィス先生を演じたトーマス・ヘイデン・チャーチも、良いのであるなあ。

・オリーヴと仲良くなったゲイのブランドン(ダン・バード)と彼女がパーティーで、皆が扉に耳を付けて聞いている中、二人でセックスしているように、変な声を上げてベッドの上で跳ねまわるシーンもとても可笑しい。

<けれども、オリーヴはずっと好きだったトッド(ペン・バッジリー)の前では可愛い女の子になる所も、とても良い。
 そして、オリーヴはネットで全ての真実を話し、車の中でトッドに抱き着くのである。
 今作は、娼婦と言う噂を立てられた女子高生が敢然とその噂を受け入れ学園に嵐を巻き起こす若きエマ・ストーンの魅力全開ラブコメディなのである。>

NOBU