「良いのだけど、少し退屈。見る人を選ぶ作品。」SOMEWHERE りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
良いのだけど、少し退屈。見る人を選ぶ作品。
「SOME WHERE」、映画館の予告編を見て、「わ~、良さそう!何だか温かくなりそうな映画ね~」と思い、見に行った。
まず、冒頭のフェラーリで何もない道を、高速で5回も周回するシーン。
そこで、ソフィア・コッポラ監督だったことを思いだした。
前に見た作品は、「ロスト・イン・トランスレーション」
この作品は、私にとっては退屈で、DVD鑑賞だったこともあり、寝てしまったのよね。
そこで、今回は劇場鑑賞なのだから、寝ないようにがんばろうと思った。
主人公のジョニー・マルコが、ハリウッドの超売れっ子俳優だとわかるまで、かなりの時間がかかった。
これは、重要なポイントだ。
オフの間の出来事なので、昼間からビールを飲んで、車を走らせて、だらだら遊んでいる。
空虚感を出しているのだろうけれど、ただ、ヒマにしか見えなかったのは、主役のせいかも?!
そんなだから、娘のクレオから「パパは忙しいから・・・」と言われても、実感ないし。
でも、クレオ役のエル・ファニングは、とっても可愛くて、無言でパパを責めるあの目つきはすごく良かった。
今後が楽しみな女優さんです。
スケートのシーン、朝食を作るシーン、Wiiで遊ぶシーン、ドレスアップした姿、プールで泳ぐシーン、どれも良かった。
見終わって、しばらくすると、なんとなくほのぼのとなる。
そんな作品でした。
イタリアの、プール付き超豪華スイートルームは、驚きと共に目の保養になりました。
エレベーター内で、有名人に遭遇しました。
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