マチェーテのレビュー・感想・評価
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開き直ってゴミづくり
ピンク映画なら知ってるが、B級映画ってよくわからねえ。そういや80年代の映画のパンフレットによく書いてあったな。
全国公開もの、というんと、豪華キャスト(正直これはどうでもいい)、むさいおっさんが美女とからむ、ってんでヘンリー塚本展開(おっとヘンリー氏の作品に美女はいなかったな)を期待したんだが
まあ、あけてみたらまあ、つまんね、つまんね。
豪華キャストってのも、よくよく考えてみれば、すでに終わっている人ばかりで、これでもう一咲きするぜ!!ってマジで思ってそうで泣けてくる。というかロドリゲス監督が一番そう思ってそうだな。
開き直ってとか、原点にかえってとか、そういうのはありだと思う。しかしうちの兄貴が映画を取るんじゃないんだ。開き直ってバカ映画を作って、中身がまるで面白くないのは、イカンだろ。そのくせ、汚い画面とせこいエロとかっこ悪いバイオレンスしかないのが、B級映画っていうのなら、そんな映画腐るほどあるんだから、オレやりましたよ!みたいな恥ずかしい主張はしてほしくないね。
全編がスリリングなB級アクション映画。面白い!
全編がスリリングなB級アクション映画。原作はアニメなのだろうか?コスチュームも動きもアニメっぽいせいかグロさをほとんど感じない。主人公がとにかく強すぎて、安心して見ていられるのも良い。ロバート・デニーロの最期は良い意味で想定外だった。
予告編から生まれた映画。すごいぞ!トレホ!
『グラインドハウス』の架空予告編として公開された『マチェーテ』。思い起こせば、公開日に観に行ったのに、手違いによって予告編が上映されなかったので、チケットもらってもう一回観させてもらった!冒頭、妻の首をトーレス(スティーヴン・セガール)が斬り落とすシーンはショッキング。こりゃ18禁になるわけだ。
3年後、テキサス。不法移民の弾圧を目論む悪徳議員マクラフリン(デ・ニーロ)を暗殺してほしいと謎のビジネスマン、ブースから頼まれるマチェーテ(トレホ)。彼は焼かれて殺されかけたハズなのに、元気そのものといった感じ。高性能ライフルよりもナタ(マチェーテ)を選ぶトレホが可愛い。マクラフリン暗殺はそのものが罠であり、不法移民警備強化法を推すために彼の人気を上げるためのものだったのだ。タコスを売りながら彼を支援するトラック運転手ルース(ミシェル・ロドリゲス)、不法移民の狙撃犯として彼を追う移民局の捜査官サルタナ(ジェシカ・アルバ)トラック、美人を揃えている。
サルタナはマチェーテが元捜査官だったことを見つけ、彼に協力するようになる。ルースはブースの部下でもある、自警団のボス、ヴォンによって呆気なく殺されてしまうが、ブースの妻と娘を拉致してブースを脅すマチェーテ。そして麻薬王トーレスとブースが繋がっていたことを突き止める。国境を強化して安いブツが入らないように法律を作ろうとしていたのだ。そしてマクラフリンの選挙資金もトーレスが提供していたことが発覚。こうして不法移民たちとトーレスとの壮絶な戦争が始まる。
B級感モロ出し!さすがはロドリゲス。どことなく70年代の雰囲気をも思い起こさせるが、デ・ニーロの役どころなんて今のトランプ大統領も彷彿させる政治家だ。いつの時代もテキサスでは移民を嫌ってるんだな~てのがわかる(笑)。それに加え凄いのが有名俳優の贅沢な使い方。日本刀を振り回す悪役のセガールは最期には切腹みたいな形で絶命。デ・ニーロだってブースの娘に殺されたかと思いきや、さらに自警団によって殺されるというオマケつき。そして死んだと思われたミシェル・ロドリゲスが右目を失いながらエロカッコいい女になって戻ってきた!
あり得ないから面白い。
迷わず選んでしまった怪(快)作^^;
だいたい、D・トレホが主人公の映画なんて、この先
作られるワケがない!?ありえないよなーなんて^^;
こんなプレミア感度満々な作品を観逃す手はない。
元々の企画も大いにふざけている。観た人は覚えて
いるかと思うが、あのタラちゃんの「グラインドハウス」。
本作は、その中で上映するためだけに製作された架空の
映画の予告編だった。(だからトレホ!)それを、ロドリゲス
自らが豪華キャストを起用し実際に長編映画として完成
させてしまったという大胆不敵なバイオレンス・アクション。
これがまた…^^;笑えるほどの出来栄え。
主演はトレホ!…なので、なにも言うことはない^^;
顔以外は武田鉄矢みたいな身体(すいません金八先生)、
手足は短いわ、走ればもたつくわ、台詞なんか棒読み、
ロドリゲスのいとこじゃなければ誰が使うんだ!?的な
風貌なのに、とても親近感が湧く正義感あふれるオトコ。
小振りなせいか、舵とか小刀が良く似合う。
そんな小道具を振り回し、敢然と巨悪に復讐するオトコに
意外なほどトレホがマッチしている。
そんなトレホに有名女優陣もメロメロ…(爆)
J・アルバにM・ロドリゲスにあのL・ローハンまでが^^;
あり得ないだろう!?的な濡れ場(というかヌード?)を
披露しており、トレホに花を添える(爆)
リンジーにいたっては、ラストの扮装はシャレにならず^^;
相変らずミシェルはカッコいい!武器持つと最高に素敵。
是非彼女を使って女ランボーとか製作して欲しいものだ。
ジェシカは今回すごく頑張った気がする!あのラストも^^;
さらに悪役を演じた人々。まぁ~これがお見事v
デ・ニーロにセガールにD・ジョンソン。なんでこの人達?
と思うほど、トレホと役が逆さまになっているのが笑える。
で、ヒーロー系を演じた人は、さすがに悪役も上手い^^;
楽しんで楽しんで、もの凄いサービス精神を発揮している。
だから彼らの最期もそれぞれに楽しい(爆)
R-18指定ということで、エログロ系がかなり盛んなうえ、
バイオレンス度も高いので^^;観る人を選ぶ作品だけど、
ハッキリいって笑えます。ホント面白いです。
私と、隣に座ってたオバちゃん(すいません)は、ほぼ同じ
シーンで声を出して笑ってしまいました。女性陣もぜひ。
(続編作ってくれー!あの予告をムダにしないでおくれぃ!)
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