劇場公開日 2010年11月6日

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「B級映画に A級の役者 + C級ゲスト= ヤバい!」マチェーテ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5B級映画に A級の役者 + C級ゲスト= ヤバい!

2010年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

ジェシカ・アルバ、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ロドリゲス、ドン・ジョンソン、スティーブン・セガールに おまけのリンジー・ローハン☆ そして主人公のおっちゃん・マチェーテに ダニー・トレホ(誰?) なんだか不思議な顔合わせに 興味を惹かれて、観に行きました。
席に着くなり、周りの男の子たちの視線を感じて 「え?ポル〇映画じゃないよね? どんな映画なの?」と不安になりながら鑑賞… ヤバかったです。。。(笑) 『グラインドハウスPlanet Terror&Death Proof(2007)』を観た方は “免疫”がついてると思いますが、いきなり観ると アドレナリン出すぎて ぶっ倒れます。 どうしようもなく、クレイジー!! 人種差別も ここまで描くと それを考えるのもアホらしい。 ある意味、いい映画?(どうだろ、笑)

メキシコ政府で働いていた男:マチェーテ。 妻子を失い、ある男へ復讐の機会を待っていたとき、“仕事”を頼まれるのだが…
ここまで聞くと まともな映画みたいですが、途中でストーリーを忘れそうになるほど 残酷、あまりにも安易な ラブ・シーン、「この俳優さんに こんなことさせるの?」と目を丸くしてしまう 奇想天外の数々。

主人公・マチェーテを演じた ダニー・トレホ。…武田鉄〇さんではありません(笑) 『プレデターズ』や『スパイキッズ』などに出演している 俳優さんだそうです。 見た目(特にお顔)がゴッツくて、お世辞にも モテるタイプとは言えない感じですが 映画の中ではモテまくり! おいしい役もらってよかったね、ダニー(笑) 役名の【マチェーテ】とは メキシコで農作業などに使われる 長いナイフのことを指すそうで、マチェーテ振り回してるところは 似合いすぎてました。

移民局の局員に ジェシカ・アルバ。 顔はあんなに可愛いのに、すっごいスタイルで、そして 時々話すスペイン語が またセクシー・*☆。 『ファンタスティック・フォー』で鍛えた?アクションも ヨカッタデス。

移動タコス屋を営む 謎の女に ミシェル・ロドリゲス。 男勝りのセリフ回しと態度が売りの彼女ですが、今回は セクシー路線も加わって ますますカッコいい! 途中、「え? その展開?」とビックリさせられますが、最後まで 決まってます・*☆。

ロバート・デ・ニーロと ドン・ジョンソン。 いつもと違う感じの役を演じたかった? きっと楽しかったことでしょう。 何気に違和感ありましたけど、ダニーの存在感を壊すことなく ピンポイントで 映画に貢献。 二人とも、テキサスなまりが 上手かった(笑)

悪い人:トレス役に スティーブン・セガール。 …なんでこんな太ってるんですか? カツラですか? 日本刀は手放せませんか? どうもツッコミたくなる この人。 〇朝鮮風の衣装も 中途半端なスペイン語も、なんかイマイチ。。 最近観た 『MacGruber』の バル・キルマーみたいでした。…イタイ(痛)

アル中娘に リンジー・ローハン。 この人、話題作りに“使われた”ゲスト だと思います。 えぇ、それで正解です。 タイムリーで笑えました。 ありがとう、リンジー(笑)

マチェーテを助ける神父役に チーチ・マリン、コメディアンだそうです。 マチェーテとの会話が かなり面白いです☆

メキシカン・ネットワークの フリオ役に ダリル・サバラ。 『スパイキッズ』の子役してた俳優さんらしいですが、なんだか存在感あって 良かったです。

で、観客に男の子が多かったのは ジェシカとミシェル目的 + 激しいアクションだったようです。 明らかに 女性向きではありませんが、『グラインドハウス』に耐えられた方なら GO!です。 散々褒めました?が、一回観て十分。。 アドレナリン出し切りました(笑) 私のレビューで心が動いた方は 映画館へ(『グラインド…』みたいに上映される、かも?) そのほかの方は 無難にDVDで~*★。

Blue