「映画愛はあるものの」CUT kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
映画愛はあるものの
映画監督なのか単なるマニアなのかわからないほど映画愛に満ちている男・秀二。かつての映画は本物だった。金儲けの娯楽映画もいいけど、本物の映画を観てほしいと演説するほどだ。
殴られ続ける男秀二。ボクシングの試合を終えたような痣だらけのメイクは痛々しくて凄いけど、それを12日間やり続けるってのはリアルさに欠ける。それに映画を撮りたいというより、マニアックな部分だけが浮き彫りになってる感じもいただけない。
色んな名作映画のタイトルや映像も流されているのがいい。イラン人監督であっても日本映画が好きだったんだなぁ・・・
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