「幸せは歩いてこない。とは言えど歩いて行くはあまりに遠く。久しぶりに詠ってみました。」星守る犬 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)
幸せは歩いてこない。とは言えど歩いて行くはあまりに遠く。久しぶりに詠ってみました。
こんなんアカンやろ!反則やろ!動物物ズルい!泣いてまうやろ!(涙!)
また間違えた…玉山鉄二を速水もこみちに(笑)
なーんでかな?
私の視神経と脳髄ってそんなおかしいの?確かに裸眼で0.1あるかないかだけれど。IQに至っては50あるかどうか怪しいけれど。そーゆー問題ジャナイ
そんな導入部でした。
さすがに西田敏行さんは上島龍平さんとは見間違えてないよ!そこまで脳みそ腐ってないよ!
綾瀬はるかと永野芽衣の見分けがやっと身につき始めた今日このごろです。←十分腐ってますやんw
ごめんなさい。映画のお話ですよね。
いつになればこのしょーもない“マクラ”外せるんでしょうか。個性あってよろしいですよね。よくないか…
西田敏行さんの朴訥で不憫なキャラクターが立ちまくっている上に、ハッピーのかわいいことかわいいこと。
しかもそこへクロのお話と来たもんだ。クロの最期の渾身の演技と満身創痍のハッピーの演技はアカデミー賞並だよ!
おじさんとハッピーの最期に涙しないヤツは、絶ッ対に信用できないタイプのヤツだよ!鬼だよ!
「こわいよ…ハッピー…死にたくないよ…ハッピー…」「たーくさんの…星の音が聴こえる…」色んな映画観てきたけれど、こんな悲しくも優しい最期ってないよ!最愛のハッピーに看取られて幸せな人生だったよ!
にしてもハッピーの最期の半年間が不憫すぎるよ!いつかムクっと起き上ってくるんじゃないかと、おじさんを待ってる間でも、ハッピーはきっと幸せだったんだよ!そうでも考えなきゃやり切れないよ!おじさんの優しい思い出に誘われて旅立ってったハッピーも幸せだったんだよ!いくら情に薄い私でも涙腺崩壊だよ!人体の黒部ダム決壊だよ!オ〇ッコじゃない方だよ!
俺は許さない!キャンプ場でハッピーに角材を投げつけて流血させたあのオッサンを俺は一生許さない!たとえ映画という作り物であったとしてもだ!アマプラで観ていたにせよだ!(ここ、劇場のあちらこちらからすすり泣く声が聞こえてくるところだったでしょ?)あのオッサンをキャスト一覧から名前を探してカミソリ送り付けてやろうかと思ったけれど、そんなの載ってないよ!載ってなくてよかったよ!
そして幕引きの綺麗なこと綺麗なこと。何回泣かせにくる気やねん!
この作品が公開された時期って、私がきっと人生の中で一番寂しかった時期だと思うの。劇場で観ていたなら、鬱で当分立ち直れなかったかも。とても優しい気持ちにもさせてもらえたとも思うけれど。
この映画が声を大にして伝えたかったことって
「生き物は最期まで責任を持って飼いましょう」だと思うの。ちがうか…?犬に角材投げつけるのもよくないってことも。あと、フォルクスワーゲンはやっぱりカッチョいい車だってこと。
あとamazonも許すまじ!せっかく余韻に浸るエンディングテーマソング聴きながらクレジット観てるってのに、自動再生でCMなんか流しやがって!台無しもいいところじゃん!
自分史上、最も多く怒りの感嘆符(!)をぶち込みました。なんか怒ってばかりだったり、幸せな気持ちを思い出したり、感情の振れ幅の大きなレビュー(?)になってしまいました。人をそんな情緒不安定にさせる作品でした。