「ユートピアを見たあとだと見方が変わる」映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち みみみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ユートピアを見たあとだと見方が変わる

2024年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

まるでこの先起こるかもしれない世界を巻き込んだ戦争に対して課題を付しているようだった。

どこがとは言わないが、自身の国以外に対する反的な思考が強く出ている他国もあるが、それを強く暗示していたこの作品さ進撃のように似た者が感じ取られた。
進撃の有名なセリフとして「私たちが何をしたの」というものが、その通りである。

この映画を見たあとに思うのは、生まれ変われたのなら良かったねではなく、生まれ変わらなくても良い世界に生み出すには我々はどうしたらいいのかという課題を現実世界に移し出せるのではないだろうか。

のび太たちの世界に降り立ったロボットの他に、メカトピアにいるロボットたちの存在が薄くなっている点が気になったところではあった。
個人的にここを強く出して欲しいと思ったのは、しずかが「やっぱりロボットには私たちの気持ちがわからないのね」というセリフを喋るのだが、ここでドラえもんというロボットと今まで過ごしてきたことをギミックにしても良かったのではと思う。ロボットながらもドラえもんと一緒に過ごしてきたしずかなら、このセリフを喋った後に思いうかぶのはドラえもんじゃないか、と。

こういった上記の気になる点というのは、おそらく当時も課題にされてて、昨年公開されたユートピアで上手く改善されていたのではないか

みみみ