スマーフのレビュー・感想・評価
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猫が散々で可哀想。
クラムジーにちょっとイライラしてしまう心の狭い私。たどり着いた家の妻が妊婦(gleeのエマ!)だった事もあるのか、心優しく接して貰えて良かったけれど、スマーフは全体的にマイペース、無鉄砲でガチャガチャしていて、全員死んでもおかしくない状況にヒヤヒヤさせられる。助け合いとも諦めないとも違うし、メッセージ性が良く分からない。父親のあり方だけ見せてもらう感じ。
宿敵ガーガメルや夫の上司が非常にディズニーくささ満点なのだが、ディズニー製作ではない。
結果的に、夫のお仕事、赤ちゃん誕生を控えた夫婦仲、スマーフ帰還全てまとめてハッピーエンド。敵へのとどめは足りておらず、いつまた襲撃されるのやら。それにしても赤ちゃんの名前w
毒にも薬にもならない…世の中、イイ言葉があるもんだ
ベルギー生まれの人気キャラクターを、実写とCGアニメを合成して映画化。
悪い魔法使いに村を追われ、ニューヨークへやって来た青い妖精スマーフたちが繰り広げる大冒険。
毒にも薬にもならない、とはまさにこの映画の事。
可愛いキャラクター、お間抜けな悪役、てんやわんやの珍騒動…何処を取っても型通り。
大抵この手の映画は何かしら教訓めいた事が描かれ、例外なく家族愛とか仲間の絆とか描かれているんだけど、ほとんどアハハアハハと笑って楽しむだけの内容。
本当に他に何も語る事が無い。
子供向け…と言うより、赤ちゃん向けの映画。
ホームドラマたっぷり。
特にこの青い妖精たちについて詳しくはないんだけど^^;
昔から見たことあるし~、なんか可愛いし~、と思いつつ
好きそうな友人に話したら「まったく興味がない」と断られた(爆)
えぇ!アルビンは喜んで観てたじゃん!?と不思議に思いつつ、
ひとり寂しく観に行ったら、劇場はけっこうな混み具合(子供多し)
やっぱりね~こういうのぜったい子供は好きだと思うもん(親もね)
いわゆるほのぼのコメディ、Eテレとかで30分ドラマでやりそうな
実写とCGを融合させた毒気のないホームドラマ、ドタバタ劇ながら
最後には家族愛たっぷりに感動させてくれる、お墨付きの内容。
以前アルビン~を観た時に感じたことが、今回も同じように甦った。
目新しいアニメもいいけど、こういうホームドラマ要素をたっぷり
含んだ毒のないドラマもイイと思うんだけどな~。家族ムービーに。
とりあえず3Dで観たけど、どちらでも大丈夫かなぁ映像美では…^^;
とにかく彼ら(スマーフ)たちがとても可愛い。可愛い上に面白い。
頭悪いのかと思ったらそうでもない。というか、森の小人、の如く
のんびり楽しく生きている彼らなので、忙しいニューヨーカー夫妻
には打ってつけの癒しの存在となる。これから生まれる我が子を
どう育てるか…に加えて、仕事の意義に至るまでお題は尽きない。
偉大なパパスマーフ(もうお爺ちゃんの類だね^^;)の助言もあって、
夫妻は彼らと上手く溶け込みつつ、ブルームーンの出現を心待ちに、
ガーガメルの魔の手から彼らを元の世界に帰すことができるのか…!
じつに安心して観ていられるドラマなので、
最後まで心地良~く彼らの世界に浸っていることができる。
加えて「青」ブランドを意識して上手に背景に溶け込ませていたり~
ゲストや音楽に至るまで、なかなかの凝り具合(アルビンと同じく)
どうせ子供モノでしょ?とタカをくくっていると、大人が夢中になれるv
トニー賞でお馴染みの歌って踊れる俳優・司会者、N・P・ハリスと
お目目クリクリのJ・メイズ夫妻の愛らしさ、そしてガーガメル役の
H・アザリア!(けっこう化けましたね~昔はカッコいいと思ったのに)
青いスマーフたちに負けないキャラ作りで貢献。なかなか楽しいのだ。
こういう作品を観ると、なんかこう、昭和に帰れるというか^^;
子供の頃のTV番組を思い出すのだ。まぁ当時はぬいぐるみがお相手…
だったけど、昔と何ら変わらないほのぼのした余韻はやはり気持ちイイ。
思わぬ大ヒットで、日本でも上映が決まったらしいけど(爆)
こういうのはけっこう観る人がいるんだってこと、配給会社は覚えといてv
(単純で温かい凡作が煩悩を刺激して癒しを生むわけです。いいことだ~)
そりゃパニくるだろうけど…。
いきなりワケの解らない場所に飛ばされれば、誰でもパニックになるけど、ちょっと人間の足を引っ張りすぎなような気がしました。
そこがコメディ色で面白いのかもしれませんが、個人的には身勝手で少々イラつきましたね。結果的に良かったとしても。
でも、基本的には楽しめる作品になってると思います。自分のようにひねくれた見方さえしなければ…ですが。
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