劇場公開日 2011年12月10日

「平安時代に行ったような気分になれますが、面白いかどうかは微妙。」源氏物語 千年の謎 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0平安時代に行ったような気分になれますが、面白いかどうかは微妙。

2014年6月8日
PCから投稿

楽しい

怖い

公開された次の年のお正月に見に行きました。

封切からかなりたっていましたが、お正月なのでけっこう観客は入っていました。

観客は、ほぼ全員女性で、それもあまり若くない感じの方。

おじさんとしては、何か間違えたか?と一瞬思いましたが、入ってしまったものはしょうがないので見ました。

原作は知らないし、原作の原作(源氏物語)も知らないのですが、内容的にはエロと怨念みたいなものがテーマで、面白く見せるためか、それに陰陽師を絡めたものでした。

ソフトな、濡れ場っぽくない濡れ場が多く、けっこうエロい作品だと思います。

多部美華子さん目当てで、行ったのですが、衣装その他は似合っていたけど、光源氏に絡む女性の中では、一人だけ濡れ場なしで、ちょっとしか出なかった。

濡れ場的に一番よかったのは、最初のところの中谷美紀さんかな?ここはかなり気合が入っていて、表情がエロかった。

全体的によかったのは、田中麗奈さんです。顔は一番この時代に合っているし、けっこう怖い女性の役なのだけれど、個人的に怖い女性は好きなのでよかった。

一番おいしい役なのは、真木よう子さんだと思うけど、この人、顔が現代風だからあまり平安時代に合ってないし、自分的には「モテキ」みたいなワイルドなイメージが強く、今一つだった。

おじさんとしては、濡れ場のところを、もっとねちっこく、丁寧にやってほしかったけれど、それをやったら、別の種類の映画になってしまうかも?

映像はなかなかキレイだし、平安時代に行ったみたいな気分になれたけど、面白いかどうかは微妙です。

Push6700