「田中麗奈を観るための映画」源氏物語 千年の謎 はねひつじさんの映画レビュー(感想・評価)
田中麗奈を観るための映画
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映画としての面白さはそこそこ。
映像は美しい。生田斗真の光源氏はハマり役で物憂げな稀代の美男子を見事に演じきってた。
ストーリーは源氏物語の世界と紫式部の現実世界を交互に描きながら進みます。ただ、現実世界は紫式部が旅立つところまで進むのに源氏物語は藤壺が出家するところまでで終わります。源氏物語をとおして紫式部の秘めてる想いがわかるようになってました。終わり方は嫌いじゃ無かった。あれは夢か現か…。
多部未華子、真木よう子、芦名星、蓮佛美沙子、中谷美紀など絢爛豪華な女性たちが葵の上などの様々な役を演じます。みなさん素晴らしいのですが、田中麗奈演じる六条御息所が飛び抜けてました。澄ましている様子、恋焦がれる姿、そして生き霊。この映画はコレを観るためのものかと思うくらいです。
窪塚洋介が演じる安倍晴明と2人の式神も良かった。ナチュラルに物語と現実の世界を行き来する晴明に思わずツッコミました。
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