[リミット]のレビュー・感想・評価
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最初から最後までライアン・レイノルズがもがくのを観てるだけ
場所は棺の中だけ、役者は1人だけ、これだけなのに90分もったのが凄い。最初から最後までライアン・レイノルズがもがくのを観てるだけ。それでも飽きなかったのは彼の緊迫した演技のおかげだろう。
90分で短めなのが良い。ずっと狭い空間なので途中息苦しくなった...これ以上長かったらキツかったかも。
何を伝えたいのか、メッセージはよく分からなかった。思ったのは電話対応の悪さ。緊急事態にも関わらず、たらい回しにされるのはリアルでイライラする。
救いようのない終わり方だが、個人的にバッドエンドが好きなのでこれはアリ。
設定一発ネタでどこまでできるか
と、大きな話の両方を盛り込もうとして、どちらも中途半端になってしまった印象。出だしのドキドキがどんどん萎んでいってしまうのがもったいない。
制作費に占めるレイノルズのギャラの割合が気になる。
奇抜な一つのアイデアで作る映画が好き😁
キューブ(動く立体の中から脱出)
ソウ(どっちか死なないと出れない)
オールド(歳取るの早い)
イットフォローズ(セックスするまでずっと着いてくる)
アンフレディッド(ネットの幽霊)
とか
落差
友人に勧められて視聴しました。
90分間、ライアン・レイノルズ演じるポール・コンロイとハラハラドキドキする作品。気付けば棺桶に入れられ土の中。絶望的な状況から手元にあるものを使ってどう脱出するか。僕も視聴しながら脱出方法を考えてみたり、もし自分がこの状況に陥ったらどういう精神状態になるのか、と。一緒に考えながら楽しんでいたのも束の間、衝撃のラスト。よく頑張った!やっと助かるぞ!と完全に安心していました。最後は何も言えずに、聞こえてくるのは「すまない」という声だけ。安心していた所からの落差は即死ものでした。胸糞度はミストとタメを張るほど。逆ミストとでも言おうか。胸糞とは言えども、個人的にいい映画の1つの要素はどれほど感情が揺さぶられたかだと思っているので、いい作品だと思います。気軽に友人に勧めるには向いてない作品ですが…笑 友達を恨みます笑
狭い棺桶の中のワンシチュエーション
自分の携帯電話ではなく、アラビア語で書かれた名前ばかり。そんな中、まず911をコールするとオハイオ州だった。家にかけても妻にかけても留守電だし、友人にかけてFBIや国防総省に電話したりする・・・そのうち犯人の番号にかけてみると500万準備しろというのだ。
“テロリストとは交渉しない”という言葉が被害者側にとってはとても冷たい言葉に聞こえる。それに犯人はテロリストではなく、アメリカのせいで家族を失った一般人であるとわかる。ただ、人質をとることを商売にしているだけだ。お互い民間人。何が違うんだ?
中盤からは現地の人質救出対策のブレナーとのやりとり。そして時折入ってくる犯人とのやりとり。あくまでも金を払わない政府の意向で同僚女性が殺されるビデオも携帯に送られてくる。ついにポールも自らビデオに撮って犯人に送るが、You Tubeにアップされ、瞬く間に4万超えの再生回数。介護施設に入っている母にも電話するが、認知症の彼女は意味不明の言葉ばかり。最先端の技術と介護問題。いろんなテーマが隠されていた。もっとも辛辣だったのは殺された女性と性的関係を持ったということで、拉致される前に会社に解雇されていたと通告されたこと。もしかすると一番ショッキングな事実だったかもしれない。
ほぼライアン・レイノルズの独り舞台。緊迫感のある前半と、社会派メッセージ盛りだくさんの後半と、ストーリーも優れていた。GPSで位置を特定できたとかで、F16戦闘機が攻撃。犯人が死んだという妄想までうまれてくる。そして、最後にはスコップで掘る音まで聞こえてくるものの、「違った、マーク・ホワイトの棺だった」という救出隊の無常の声。指を切ってしまった直後のことだったから、やっちまった感と安堵感がポールを襲う。しかし、落ちてくる砂に埋もれてしまうという、あっけなく虚しいエンディングが余韻を残す。
埋められた棺に閉じ込められたワンシチュエーションスリラー。所持品は...
埋められた棺に閉じ込められたワンシチュエーションスリラー。所持品はジッポライター、ボールペン、クスリにたぶん酒?と、第三者のガラケーのみ。この設定で95分も間がもつのだろうか…そんな心配はご無用。次々と事態が展開していき、けっこう楽しめる。主人公の運命やいかに。
いやいや、素晴らしい作品だよ
酷評も自由。(笑)
ただ、作今、映画は複雑になりすぎた。
2時間弱で、主要登場人物が7人超えたら、ちょっと厳しいと思う。
それを考えたら、余計なものを極力削って、ここまでシンプルな作品にまとめた。
ほぼ、リアルタイムで進行する物語に、ここまでのドラマを詰め込んで、
しかも衝撃のラスト。
いい映画です。
2013.4.26
最悪。
目を開けると棺の中に閉じ込められてて何とか脱出しようと試みる、全編狭い箱の中だけで進む話。
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もうねこれ、閉所恐怖症の人は耐えられないと思う。それに閉所恐怖症だけじゃなく集合体恐怖症の人も殺しにかかってくる。ライアン・レイノルズのヒゲ!.
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映すものがないからしょうがないんだけど、ヒゲのドアップがホント耐えられない!閉所よりヒゲが無理だったわたしは(笑).
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とまぁ、状況だけでもう最悪なんだけどほんとにこれもう最悪なことしか起こらないから、相当ドMか胸糞映画が好きじゃないとオススメしない。
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最悪なシュチュエーションに誤魔化されてる感じはあるけど、ツッコミどころはたくさん。特に充電切間近れにしては充電持ちすぎだし、オイル尽きかけにしては火つきすぎ。
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携帯なんてあんなに電話かけまくって動画もとったら充電そんな持たないからね?!いまのスマホならともかくこの時代の携帯の充電の持ちは良くないぞ?.
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なんじゃこりゃ…
ってのが鑑賞後の真っ先の感想。
不可解な状況にいきなり放り込まれている、という設定は好きなジャンル。
この手の映画はその状況を、持ち物だったり与えられたヒントだったりで打開しつつ、相手の目的が徐々に判明してくるってのが醍醐味な訳です。
しかし、今作は閉じ込められた理由も明白で、
手持ちのアイテムを駆使して打開する事も無い、出来ないんでしょうけど。
まぁ閉塞感や、会社や政府に見放されているという絶望感は伝わってくるし、希望を持たせておいて助からないってラストもリアルっちゃリアルだけど、なんじゃこりゃ…って映画でした。
ここに救いはありますか?
prime videoで初鑑賞。
ただの密室・脱出パニック系の映画だと思っていたら…違いました。
重たいテーマの作品でした。
約90分、暗い棺の中だけでお話がすすむので観ている方も辛くなってきます。
誰一人として希望をもたらしてくれません…
が、こんな作品は今まで観たことがなかったので観て良かったです。しかもライアン・レイノルズ!始めは暗闇で顔が識別出来るか心配でしたが、大丈夫でした。
撮影も大変だったでしょうね…(^^;
この空間で会話劇はいらない
個人評価:2.5
こういった低予算で限られた空間のみで進む作品は、ある種の知的さとアイデアが必需だが、本作はどちらも兼ね備えておらず、センスもない。
閉じ込められた棺内に携帯電話がある事で、外部との会話劇がメインとなってしまい、大事な生き埋めのシュチュエーションの特性を活かしきれていない。
ラストのシュールさだけはよいが、ただそれだけである。30分くらいの作品に縮めればまだよい。
しんどい
密閉空間で90分。
色んな意味でしんどい。
オチは僕的には好き。
二回観たのだけど、
さすがに二回目だとツッコミどころが気になる。
携帯かけながら、ジッポ付けるか?とか
不安障害で耐えれるのか?
蛇はどこから来たのか?
上から落ちて来る砂に対して体が上に上がって行く
のは何故?
など。
ワンシチュエーションで90分持たせるために
色々やってるのは分かるけど、
さすがにカメラアングルも限られてて
途中からしんどかった。
普通に面白い
一つの場面しかない割には見入ってしまった。
ポールが色々な人に電話するシーンは胸糞悪くイライラさせてくれる。窮地に追い詰められた人間がパニックになる過程と彼の周りにいる事情を知らない者たちの関わりが人間味に溢れていて胸が苦しくなる場面が多かった。
ほとんどの映画がハッピーエンドで終わるのに、期待を裏切ってくれるところもまた良い。
色々と賛否両論はあると思うが、「えー!どうなるの!?」と思わせる展開になっているため個人的に見てよかった価値のある映画だと思う。
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