名前のない女たちのレビュー・感想・評価
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昔のATG作品みたい
原作に基づき、企画物女優の過酷な実態をオムニバス式に描くのかと思ったが地味で母親服従の女性がスカウトをキッカケに自我に目覚めていくという話だった。渋谷ストリームがATGに出てくる神田川のようで東京の「薄暗い感じ」を思い出させる。
☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 『nude』同様こちらもAVに...
☆☆☆★★
※ 鑑賞直後のメモから
『nude』同様こちらもAVに出演した女の子達の、周りから受ける理不尽な対応等、偏見と差別を体験談から映画化。
確かに裸も映るし、キャラを作る主人公の行動に今ひとつ分からないところも有るには有るが。これは寧ろ青春映画と言った方良い程の、女の子2人の気持ち良い友情物語。
終盤の馬鹿騒ぎシーンはとても良かったが、個人的には最後がちょっと…。
渡辺真起子ご画面に映るだけでニヤニヤしてしまうのは俺だけ(笑)
2010年104日 K´S cinéma
脱いでみたら世界も開けた
やってみたらはまったみたいなことってありますよね。そこから始まるストーリー。色々問題も起こるけど、その分前にも進めるんです。
AVという世界も覗けて、私にとっては新しい作品でした。
何を得て、何を失うのか? 人生のひとつの経験として観るとよいでしょう
劇場で観てきました。
題材はAVってことで、いろんなよこしまな先入観もあるかもしれませんが。
いたってオーソドックスな出来映えでした。
「何を得て、何を失うのか。」AVをやったからといって、それが特別なことではなく。
その辺にいる、誰しもが、自分自身の人生をいきる中で、「何かを得て、何かを失う。」
むしろ大切なことは、『それに気づけるかどうか?』気づくからこそ「経験」になれる。
エンディングは、ちょっとファンタジックな感じでしたが、それはそれでこの映画のメッセージとして、よかったのではないかと。
主演のおふたり、キャラクターは違えど、それぞれの美しさが光っていましたね。
女性にも観てもらいたい映画ではありますが…
アニメのコスプレしたルルと元ヤンキーの綾乃…まさに下妻物語。
ルル役の安井紀絵はちょっと小向美奈子似、綾乃役の佐久間麻由は間違えるくらい井上和香に似てました。
原作はタイトルのまま、表には出ない(AV自体が裏ですが、そのさらに裏の…)使い捨ての企画もののAV女優の生き方を追ったノンフィクション。
監督の佐藤寿保は、ピンク映画の枠を超えて「刺青」「芋虫・乱歩地獄」などを撮ってきた。
意外にも成人指定されてません。
撮影現場は最後だけ長いですが、あとは少しだけ。
裸もありますが、むしろ少ないくらい。
原作の趣旨に沿って、まじめに作ってる。
人気AVからでなく、あえてオーディションをして無名の女優を起用してることからも、そのまじめさわかると思います。
街で声をかけられた地味なOL純子が自分探しのために足を踏み入れたAVの世界。
はじめは怖かった先輩AV女優綾乃とも本音でぶつかれるようにもなれた。
全く興味のないアニメキャラのコスプレをして、別の人格を演じることが快感だったり、フアンレターもらって男の人から注目されることが嬉しかったりしていたが、知り合いのAV女優が飛び降り自殺するなどこの業界の残酷さがわかってきて、彼女自身の私生活もしだいに壊れていく。
企画AVは、安い報酬の日雇い稼業、現場も段々と過激に悲惨になっていく。
それでも、AV志願する女性は、多いという。
街で声をかけられ、スカウトの甘い口車にのった子が大半だが、自ら志願してくる子もいる。
今の自分や生活に不満の女の子たち。その心の隙間を埋めるのがAVであったりする。
その先にもっと厳しく残酷な現実が待ち受けていることを知らず…。
映画の落ちは、ちょっと現実離れした悲惨さでしたが、それがむしろ後味の悪さを消してくれてよかった。
女性にも観てもらいたい映画ではありますが、劇場に足を運びづらいかな。
たのしみ
原作ファンです。
あの原作をどのように映画化されているのか
たのしみです。主役の人は新人のようですがまわりのキャスティングは
ある程度固められていて、監督も実力者っぽいですしよさげな雰囲気がします。
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