「悪くないラストだったが…」ソウ ザ・ファイナル 3D りょうさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くないラストだったが…
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SAW、計7本観て率直な感想を書きます。
まずよかった点、最後に今までのゲーム一つ一つのピースが全て揃い一つのSAWという作品が完成したように感じました。ラストも一作目のゴードンがまさかのジグソウの弟子であったという事実が明かされ、お馴染みの衝撃展開でした。また作品が進むにつれゲームのクオリティが下がることもなく、映画ごとのテンポも良く、場面の魅せ方も素晴らしかったです。ストーリーも群を抜いて面白いと思いました。
悪かった点はというと、まず映画の本数が長い。もっとコンパクトにまとめられなかったのかなと思いました。そもそもジグソウの弟子流石に多すぎないかと疑問に思ってしまいました。ここまで引き伸ばしてしまったためにジグソウの後継者を増やさなきゃいけなくなってしまった感がすごい。映画を5本くらいにして最後ジルがホフマンを殺すでよかったんじゃないですかね〜ゴードンを出す理由があまりない気がしました。また引き伸ばしたことによってゲームもどんどん増えてゲームごとの内容が薄れてしまってどんだんわかりにくくなってしまっていました。
総括すると引き伸ばしすぎかつ作品ごとの「繋がり」とラストのどんでん返し・伏線回収を意識しすぎて複雑になってしまった結果ちょっと雑な感じになっちゃったかなと思います。
一旦は完結したこのSAW。まだスピンオフが残っているのでそれに期待したいなと思いました。
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