ブロンド少女は過激に美しくのレビュー・感想・評価
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100歳の美学。
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名画座にて。
100歳を越えた現役監督最高齢?マノエル・デ・オリヴェイラの新作。
ともあれ、その歳で映画を撮っちゃうところには感服^^;
幾らイーストウッド卿だって、まだまだ追いつかないしなぁ…その歳。
しかし、こんなお爺ちゃんが撮る映画にはお爺ちゃんの美学があり、
それが現代に通用するかどうかは…今ひとつ不明だ^^;
あの唐突なラストをどう捉えればいいのか(爆)呆気にとられましたね。
私はTVドラマの短編コントを観ている気分に。
しかし冒頭から決してつまらなくはないのがステキ。
主人公が一目ぼれしたブロンド少女?と結婚できるのかできないのか、
キスシーンの定番・片足上げから、列車で隣の夫人に事の経緯を独白
するなんていう冒頭シーンまで、いかにも~♪な風情が漂い笑える。
いちいち説明するかのような(しかし舞台は動かない^^;)肉体労働?の
日々など、昔の映画ならではの手法がそこかしこに顕れて楽しめる。
が、
そういう細かい芸に親しんでいると、とんでもないラスト(爆)がくるので
乞うご期待…いや、違うか^^;
この上映時間の短さから、監督が疲れてしまったんだな、と思って下さい。
(何はともあれ色恋沙汰を描こうなんざ、普通の100歳じゃございません)
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