トラブル・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
全2件を表示
デニーロの困り顔鑑賞会
クリックして本文を読む
実際の映画プロデューサー、アート・リンソンの回想録”What Just Happened? Bitter Hollywood Tales from the Front Line”(何があった?最前線からの苦いハリウッド物語)をもとに自身が脚本を書いたプロデューサー稼業の悲哀を笑い飛ばすような内幕映画です。
髭で拗らすのは『ザ・ワイルド』(原題: The Edge)のアレック・ボールドウィンだったそうですがブルース・ウィリスがノリノリで怪演してましたね、本人も自虐ネタっぽいのは分かってのことでしょう。
まあ、内幕ものといっても驚くような話も無く私生活でも問題山積、デニーロの困り顔鑑賞会のような映画でした。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
業界の緩衝材
クリックして本文を読む
誘惑もトラブルも多い映画業界で、映画プロデューサーBenが「"power"を失った」2週間をシニカルに描いています。
2度の離婚で慰謝料と養育費が重なり、Benは最低限の荷物も片付かないアパートに一人暮らし。一方、2人の元妻は大豪邸住まい。そして2番目の元妻には未練タラタラのご様子。仕事では、実にくだらないことで製作決定になったり、はたまたコケたり。とにかく仕事も私生活も案件が多すぎで、口八丁な彼でも対応しきれません。
しかしどんな時でもBenはポジティブ!とりあえず良い方へ物事を運ぼうとします。クセ者ばかりの業界で多大なストレスを受けながら、あまり報われない潤滑油にはなっているようでした(^^)。
共感する点はほぼ皆無でしたが、俳優陣が面白くて飽きずに観れました。
全2件を表示