SUPER 8 スーパーエイトのレビュー・感想・評価
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伏線は楽しめたけど、ちょっとひっぱりすぎだと思います。
かっこいいヒーロー、怪物、「ET」みたいなもの、あるいは何か別の新しいものが出てくるのだろうと期待して見ていました。
でも、なかなか出てこなくて、映画の後半、やっと出てきて、これから本編がはじまるのかな、と思っていたら、終わってしまった。
題名からすると、もしかしたらエンドロールのところが本編かもしれないです。
これはちょっとひっぱりすぎだと思います。
予告編でひっぱって、映画が始まってからもひっぱって、さんざん期待させておいて・・・。
普通このパターンだと、だまされた、お金返せ、という気分になるのだけれども、そうはならなかった。
なぜかというと、スピルバーグの昔の映画のオマージュ他、ノスタルジーを誘うシーンがたくさん入っていて、意外にも、けっこう楽しめた。
スピルバーグの映画を、あれこれ思い出しながら、結末を想像するのが、面白かった。
新しい作り方なのかもしれないけど、本編や結末はたいして意味がなく、伏線を楽しむ映画なのかもしれないです。
でも、自分は楽しめたけど、スピルバーグの映画見たことない若い人が見たら、まったく面白くないような気がするのですけど・・・・・?
ちょと…。あの一言はどうかと。
期待値は高かった。
懐かしいです。
子供に伝えたい2つのこと
「未知との遭遇」('77)「E.T.」('82)「スタンド・バイ・ミー」('86)「ニュー・シネマ・パラダイス」('89)これらの映画は自分が10代前半から20代半ばに公開された作品である。映画の素晴らしさを教わり、今日まで続く映画好きにさせてくれた、いわば“愛すべき作品”たちである。そんな“愛すべき作品”たちが、ごちゃ混ぜになったような本作。純粋な心で映画を観ていた若かりし日を思い起こさせてくれた。もしこの映画を観た(または観る)10代の子供たちがいたら、2つのことを覚えて欲しい。1つは『理解して許す』ということ。人は生きていく上で、イヤでも他人と関わっていく。その中で悲しみや憎しみを味わうこともある。この映画に登場する大人も子供もそれぞれが悲しみや憎しみを抱いている。その感情は他人に向くこともあり、自分に向けることもある。理解出来ないようなことも起こるだろう。本当に許すためには相手の心に触れる事が必要で、それはとても勇気がいることなのだ。もう1つは『夢と希望』を持つことだ。映画の中では子供たちが8ミリ映画を完成させた。人を理解し、夢と希望を持って生きていけば、きっと良い毎日を送れるだろう。そんなことをこの映画は教えてくれる。
8mm映写機
意外とサッパリ味だったな
子役ちゃんたちに注目
エンタメ重視の私がこんなことを言うと 説得力ゼロですが、作品のインパクトよりも ストーリーをよく見ながら作品を受け止めると なかなか良い映画だったと思えます(私は)。
上映前の AMBLINエンターテイメントの『E.T.』画や、劇中に 子供たちが自転車移動が多いことで 『E.T.』をイメージする方。 1979年という時代背景や音楽が『スタンド・バイ・ミー』のような空気だったり、主人公・ジョーの友人、チャールズが着てるイエローレインコートが 『グーニーズ』のマイキーを思い起こさせたりと イメージが先行するとつい それ(過去の名作)を求めてしまいがち。 現代風のSFXをすべて取り込むと、ストーリーが崩れてしまうから あえて“昔っぽくしてる”(撮影方法)部分もあるなと感じたり、また「スーパー8」という 8ミリフィルムを通して広がる 人間模様や出来事を “全部は見せない”という志向で観客に想像させる演出もあって、地味だけど オリジナリティもある作品だと思います。
主人公のジョーを演じた ジョエル・コートニー。 純粋な心を持ち、悲しみを内に秘めている男の子を 好演。 だんご鼻がキュートな彼、劇中 ゾンビの演技指導のシーン(プレビューにもありました)、その際の 「oh my god, yeah, that’s really good」の表情に 男を感じたのは私だけ?(決して ロリコンではありません、笑)冒頭の法事シーンから始まる 「悲しみをどう表現していいか分からない ジョー」の演技に気持ちを沿わせて鑑賞しないと、激しい爆破シーンなどに 集中力をかき消されてしまう恐れがあるので 要注意です。 ちなみに私は ジョーがママの思い出を語るシーンで泣けました。。
ジョーが思いを寄せるヒロイン・アリス役に エル・ファニング。 透明感のある外見とは裏腹に 滑舌のハッキリしたオバチャン喋りがちょっと笑えましたが、要となる部分で しっかり演技を見せてくれる、ある意味すごい女優さんだと思います。 この先 ダコタお姉ちゃんを超えるか? …でも だんご鼻ちゃんだからなぁ。。。笑
その他、子役の皆さんも 大人の皆さんも頑張ってました。 そんな中、個人的に注目したいのが ジョーの友達・爆竹大好きキャリーを演じた ライアン・リー。 何でしょう、な~んか気になってしょうがない男の子。 昔観た『ホーム・アローン』のマコーレー少年系の動きが コミカルでそこにいるだけで面白い子。 これからの活躍が楽しみです。
「昔書いた脚本に あまり着色せずに撮ってみました」という感じのする本作品。 これからを担う子役ちゃんたちの 光る演技に注目したい一本です。 作品評価3.5、+子役ちゃんたちの評価 0.5。
映画の日とはいえもったいなかったな
映画作りが流行ってほしい♪
SF映画でありながら、親子の葛藤、少年少女の友情やほのかな恋が丹念に描かれ、好感のもてるシャシンに仕上がっています。特に今売出し中の13歳アリス役のエル・ファニングのゾンビの演技は光っていましたね~。ジョーの父親役カイル・チャンドラー、アリスの父親役ロン・エルダードのわき役陣も良かった♪ただ、70年代後半の雰囲気がもう少し味わいたかったですね。それと、結構ホラー的な場面もあり、僕だったらR15かな~。なお、エンドロールが始まってから、彼らが製作した8ミリ映画全編が上映されます。これは実際にシナリオから撮影まで、彼ら自身で行ったようです。製作のブライアン・バークは「子どもたちの映画作りに必要なのは、カメラと数人の友達、それに素晴らしいことを起こすアイディアだけ。そんなJ.Jの気持ちが伝われば、この夏には、きっと映画作りが流行すると思うよ」そんな現象が世界中で起これば、最高!
宇宙人はああするしかなかったのか?
色んな要素が混ざっていて、きゅんとしたり、ドキドキしたり。
見る前はスピルバーグで、スタンバイミーと、ETを足した映画だっていわれていて、見にいったんですが、実際はもっとスタンバイミー+シャマランっていう感じがしなくもなかったw
J・J・エイブラムスが監督で、クローバーフィールドのプロデュースしていた人って聞くと、なるほど、と思う面もある。
ただ、本当にETみたいにほのぼのしている感じではなくて、もっと、得体の知れない恐怖と戦うホラーのような部分もあったり。途中怖いとこもありましたね。確かに。ミストっていう映画を思い出しましたw
だけど、おもいっきりSFかっていうと、そうでもなく、子供達の8mm映画にかける熱とか、友情や恋の話、あとは親子の話とか、人間ドラマもしっかり描かれていて、こう、キュンとなったり、うるっとしたり、SFとかっていう枠にはまらない映画ですね。
ネタバレが怖いので、あまりかけませんが、色んな要素が詰まっていて、物語は結構早いペースで進んでいくので、集中して見れました。
エンドロールにもボーナス的な映像が流れますので、是非最後まで見た方がいいと思います。
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