相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜のレビュー・感想・評価
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「相棒」シリーズ観た事無いが楽しめた!!
「相棒」の2本目の劇場版。
実は私は「相棒」のTVシリーズは一度も観た事がない。
仕事で今回の「相棒Ⅱ」に多少絡みがあったので、興味持ってとりあえず1作目の劇場版「相棒-劇場版-絶対絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」だけ観てみた。で、結果、ぜーんぜん面白くなかった。1作目は駄作。なので、その時点で興味失って、TVシリーズを観る気を無くしてしまったのだ。
ただ、TVシリーズの方はかなり面白いという話はちょこちょこと聞いてたので、今回、映画「相棒Ⅱ」を観て、「相棒」のTVシリーズ観る価値が本当にあるかどうか、判断しようと思ったわけ。
結果・・・いやー、面白かった!!
そして後味がすごく重たい映画だった。。
全体的にかなり骨太な作品。
練りになった脚本。最初の事件現場や警視庁籠城のシーンでも、全てを明かすわけではなく、色んな伏線を貼って、最後にすべてを明かす。推理小説によくある展開。推理小説好きな自分には、それが良かった。
それに、役者さんの演技も素晴らしかった。
片山右京の相棒を、現在はミッチー(神戸)が務めているが、意外にしっくり合う。前の寺脇さんは演技がわざとらしくて個人的に(役者として)嫌いだったので、ミッチーの方が観たいと思える。
ただし、副題の「あなたの正義を問う」。
マイケル・サンデルの「これからの正義の話をしよう(Justice)」でも最近話題の「正義」だけど(笑)、まぁ、立場によって「正義」は変わるってのは当たり前の話だ。今更映画でテーマとして取り上げるほどのことでは無い気がするんだけどなぁ。。
私はTVシリーズを観てないが、おそらくTVシリーズでずっと登場していたであろう人物が、この映画の最後で殺されてしまう。なんというか、かなり思い切った脚本。これからのTVシリーズにも大きな影響与えるだろうに。。
その展開も含めて面白かった。
何より、フジテレビ制作の「踊る!大捜査線」シリーズのような、テレビ局のエゴで装飾された結果、TV版の面白さの原型すら感じられなくなり、ファンを多いに失望させた劇場版3作目のような形にならず、ファンの求める骨太の作品を作り続けている姿勢が嬉しい。
なるほど、「相棒」シリーズは面白い!!
認識変わりました。
寺脇版じゃないシリーズだけ今度観てみようと思う(笑)
・・と思ったら、ちょうどブログ書いてるこの時間に「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」をTVで放映してる。これも結構面白いな。私と同じ苗字なので親近感湧いてるから贔屓目ってのもあるかもしれんけど(笑)
私のようにTVシリーズ観てない人でも、今回の「相棒Ⅱ」は楽しめる構成になってます。
オススメです!!
見る価値あり
あんまりなさそうな話ではあるが面白い。脚本がいい。戸田山雅司氏と協力執筆なだけある。演技派俳優が募り、まるで一つの舞台を見てるかのような、素晴らしい作品だった。最後のあのしーんは、後々スタッフは後悔してるんじゃないかなあー。相棒ってこれだ!ってくらい面白い。及川光博と水谷豊の掛け合いは絶妙。
外見はいいのに、オチがな~?
前作は見ましたが、テレビドラマの方は見てません。(寺脇さんが、いつどうしていなくなったのか知らないレベル。)
ほとんど見てない人間として言わしてもらうと、前作の方がおもしろかったけど、今回の方が本格的な映画に近いと思いました。
すごくよかったんですけど、オチがちょっといただけないかな?
本格的な映画にしようとして、アクションは控えめ、さもありなんという題材をいろいろ盛り込んで、役者さんもそれなりの人を入れて、本格的な映像を考えてやっていったら、オチがつかなくなって、しょうがないから無理やりオチをつけた、みたいな印象でした。
基本、相棒シリーズだから、本格的映画といってもここが限界かもしれず、その辺はスルーして楽しむべきなのかもしれないけど、全体的に本格派だったために、オチがかなり気になった。
でも、単なるテレビの延長でなく、本格的な映画に近ずけようとした努力は評価したいし、これからもこういうテレビシリーズの劇場版なら大歓迎です。
物語のまとまりはシリーズ随一
警視庁の最高幹部が集う会議室が元警察官によって占拠された。しかし、占拠犯が会議の出席者に殺害される形で事件は幕を閉じ…。
2代目相棒の劇場版。スケールが小さくはあるものの物語のまとまりは相棒シリーズでも随一。冷静さと激情を同居させる神戸の相棒もやはり好きです。
ドラマを見ていなくても楽しめました♪
ドラマは何度か見たことあるくらいなんですが、ストーリーもわかりやすく入ってきて楽しく見られました!
ストーリーは単純かなと感じるくらいでしたが、取り上げている問題はかなり複雑ですね~絶対的正義か大局的正義か?
楽しませ、考えさせられる
最近になってTVシリーズをDVDで見始めた為、劇場で見て以来久々となる今回の鑑賞は、とても楽しめた。
お馴染みの面々の登場は何だかほのぼのさせ、あの人が殉職するラストはやはり衝撃的。
DVDではまだ薫ちゃんなので、神戸の相棒は多少違和感有り。
前作はビッグシティマラソンを題材にしたスケールの大きいアクション・エンターテイメントだったが、今回は警視庁を舞台にした濃密なサスペンス作となっており、「相棒」らしさが全面に出ていたと思う。
都合の悪い事はもみ消す警察組織の不正や闇は、見ていて怒りや考えさせるものがあった。
同じ大ヒットTVドラマ「踊る大捜査線」も警察組織の事を描いたりしているが、結局最後は正義が貫かれる「踊る〜」より、後味の悪いまま終わる「相棒」の方がずっと現実味がある。
“正義”の考え方で対立する右京と小野田、見ている側もはっきりと良し悪しはつかず、印象に残る。
毎回毎回、様々な題材と展開で飽きさせない「相棒」シリーズ、この10月からseason10も始まるようで、ますます目が離せない。
あなたの正義を問う
前の一作目と比べて、アクションシーンがかなり削られ、会話のシーンばかりだったように思います。せっかくの映画なのだから、もう少しアクションが多い方が迫力があったのではないでしょうか。会話によって話が進んでいくことが多かっただけに、少し地味になってしまった感じがしました。
最後の、「正義を問う」シーンの話も漠然としていて、あまり心に入ってきませんでした。
しかし、改めて「相棒」シリーズの脚本家の方たちはすごいと思いました。毎回飽きずに最後まで楽しめるので、安心して観ることができます。独特の苦々しい感じもしっかり入っていて、上の点が少し気にはなりましたが、全体を通してとても楽しめた映画でした。
私の中で“相棒”は寺脇さんなのよねぇ・・・
先週のおはシアは~
“相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜”をご紹介しました。
人気TVシリーズの劇場版ということで
安心して観ることが出来ました。
今回のお話は~
以前に起きたテロ未遂事件をめぐって
警視庁OBが起す警視庁の占拠に始まり
警視庁&警察庁の政治的な駆け引きまで
見ごたえタップリの作品です。
ただ・・・。
スピード感が足りない気がするんですよねぇ。
やっぱりキャストによるものかしら?
相棒ファンには、やっぱり水谷豊&寺脇康文コンビがBEST
と思っている方も多いようですが
実は・・・私もその1人なんですよねぇ。
コンビ解消には色々と大人の事情があったのでしょうし。
後任を引き受けた及川光博さんの勇気にもエールを送りたい。
でもまだ私は、もう少し慣れるまでに時間がかかるかも・・です。
この作品では、今まで良い人しか演じてこなかった感のある
宇津井健さんの狸爺的な雰囲気や
いつもながらキャラクターが際立っている、岸辺一徳さんの存在感。
そして事件のカギを握る女性警察官役、小西真奈美さんの
気迫のこもった演技(特に涙するシーン)に大注目ですよ。
水谷さん演じる杉下右京が
正義をつらぬく為に頑張っていますが
警視庁や警察庁もTOPはこんな感じでドロドロしていているんだぁ・・と
どうしても感じてしまう内容なので
社会の仕組みには、まだ疎いと思われる小さな子供たちとは
観たくないかもぉ。な~んて思っちゃったりしましたよ。
“相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜”
星は~3つです。
涙目の片山右京は見たくなかったな
2010年日本映画。119分。2010年53本目の作品。同題テレビシリーズの映画版第二弾。
内容は;
1、とある港に潜伏するテロ組織のあじとに警察が突入、爆発事故が起きる。
2、それから時がたち所は警視庁本部。元警察だった男が潜伏し幹部12人を人質にとる。
3、片山右京と相棒が事件の真相を探っていくと、恐ろしい事実が明るみに出てくる。
テレビシリーズも本作の第一作も観たことがないですが、水谷豊さんを生で見る機会があり、興味が出て観に行くことにしました。
片山右京ではない水谷豊さんを観てから本作を観ると、どれだけ役者なのかが分かるので、それだけで最初の一時間は楽しめました。
ただ、ストーリーが進行するにつれて色々とツッコミ所が散見されるようになってくる。あらかじめ設定された筋書きを通したいがために、普通だったらありえないところも強引に押し通されているような気がしました。
そしてエンディングに向かえば向かうほど啓蒙的なメッセージ色が強くなり、正直最後は説教臭さを感じた。本作は純粋なエンターティメントな作品ではなく、結構社会派です。それがより強引な筋の進め方を際立たせる結果に。
総じて、製作者の気持ちが強すぎる気がしました。
なんかスッキリしない作品でした。
なかなかよかったと思います
相棒シリーズが人気なのも知っていますし、劇場版の前作も見ましたが、なぜかテレビシリーズはほとんど見ていません。
で、今回の劇場版IIですが、なかなかよかったと思います。少なくとも踊る3よりもよかったなあ。踊るファンの私としてはちょっと残念ですが(^^;)。そして、劇場版前作よりも私は好きです。
シリーズに対する思い入れも特になく、キャストも特に気になる人がいないので、たぶん純粋にストーリーが面白かったんだと思います。
世界観がかなり踊るシリーズとダブっているので、踊るシリーズとの共通点や差を意識して見てしまいましたが、一番戸惑ったのは、一部共通の役者さんが出演していること。これは本当に不思議な感覚でした。
ドキドキはらはら
今回は奥が深く
はらはらした。
なぜだろう
役者の一事になぜか
一瞬止まる。
そんな
瞬間が何回もあった。
一回では理解できていないような気がしてならない。
何回も何回もいろんな役者に注目しながら
観たい。
今度は娘と観に行きます。
1度観たら、すぐに2回目が観たくなりますよ!
本当に最高でした。
すでに2回観ましたが、早く3回目が観たいです!
何度観てもあきません!観るたびに新たな発見があります。
水谷さんによれば、この映画の見所は18箇所もあるそうで…
まだ全部発見できていません。
がんばって探さねば…と、思っています。
なんと苦い後味
相変わらず、見逃さない、聞き逃さない右京さんでした。
胸のつかえを残さない探偵物のようなナゾ解きと大きくうねる衝撃的なストーリー、後味の苦さが冴えてました。
レギュラーの活躍に加え、映画ならではの豪華なキャスティングも楽しめました。
名優揃いでアップの演技も見応えあったけど、凄く効果的な場面と、くどいと感じる場面がありました。TVサイズではまた印象違うのかな。
相棒10周年の分岐点
何故、相棒が10年も続きマンネリ化しないのかが解る至高の作品。現在進行中TVシリーズが放送している最中、決してやらない手法が組み込まれており、作中からは作り手の熱意が感じられる作品。 開始早々のキャスト・タイトルの表示手法にやられました。 この作品の欠点はシリーズファンでなければ100%楽しめない事でしょう。 最後の小野田官房長の死は、シリーズを見守り続けてきたファンにしか理解し難い事であるのは事実。 最後の終わり方に関して、 中途半端と捉えるか、 絶妙なタイミングで切り上げ強い カタルシスを観客に残す為の演出と捉えるかは貴方の自由でしょう。
作品としては面白いが映画館で観る?
作品としては面白いし衝撃的でしたけど
大スクリーンで観る必要はないかなと・・・
それと スペシャル版 映画 事前にTVで再放送しすぎで
逆に新鮮さがかけたような気がします。
途中おしりがいたくなってきた。
半年後 TVで 横になってみるので充分かなと・・・
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