ステキな金縛りのレビュー・感想・評価
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軽快でほんわか幽霊映画
あんまり腕のよくない駆け出し弁護士エミが、最後のチャンスとしてある案件を受ける。被告のアリバイを証言できるのはその時被告に金縛りをかけた幽霊だけ。エミは前代未聞の幽霊証人を法廷に立たせようとする。果たして被告の無実は証明できるのか。
有名役者の楽しそうな演技と笑える脚本で、難なく楽しく観られる映画。特に中井貴一演じる敵役小佐野のキャラクターが、出来る検事でそれでいて隠れた面白さもあり、見ていて楽しい。いわゆるファンタジーコメディー映画なのであまり真面目に考えずに観るのがいいだろう。
長い
コメディーな演技は面白い。
ストーリーはあまりピンと来るところがなく、主張があるわけでもない。
ただただ、コメディーとして役者さんの演技が面白かった。
家で録画を観たので、声を出して笑った。
特に、西田敏行と阿部寛。
阿部寛のタップダンスは最高だった。
深津絵里は、悪くはないけど、コメディアンとしてはあまり面白いとは思えない。
逆に、所々出してくる、役者らしい演技(落武者の喋り方を真似たり、土手で芝居の稽古のふりをするところ)は、声に迫力があって流石だな、と思った。
幽霊証人ここにあり!
ステキな金縛り
笑える法廷、開廷!
有り得ない設定を強引に持ち込んだ作戦勝ち
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
必ずしも笑ったわけではないのだが、でも楽しいな話だった。被告に金縛りをした髷を落とした落ち武者の幽霊が、被告の無罪を証明する証人として法廷に登場して裁判をするなどという設定が愉快で、大胆で馬鹿馬鹿しい有り得ないそのような発想がいい。またそれを演じた西田敏行がまた愛嬌がある憎めない存在になっていた。細かな端役一つ一つにも有名俳優陣が出演していて、そこにも発掘すべき小さな楽しみが隠れている。落ち武者があの世に連れ帰られてしまった後では真面目な裁判の場面が目立ってしまって雰囲気が少し変わってしまったが、全体としてこの有り得ないことだらけの喜劇を楽しめた。
泣いて笑って、喧嘩して~。
アナタの視線を金縛り!
しかばね荘へいらっしゃい・・・
三谷監督といえば、コメディの象徴的人物だ。
横溝正史の犬神家の一族をハリウッドで欧米風に作り直したようなテイスト。
世界観の作りがこなれていて、レトロな色彩もよい。
ミステリーで、法廷劇で、オカルトで、コメディなんてワクワクする。
的確に要所で人を笑わすなんて本当は凄いことだ。
主人公である、さえない弁護士エミ。
落ち武者の存在を法廷であらわにし、被告人の無実を立証するため奮闘する。
自身を孤独だと思う人でも無心で頑張っていれば
会いたい幽霊は、いつも傍にいてくれるかも知れない・・・
どこか一つ引き締める要素が欲しかった。
もうすこしオカルト系の怖さを増すとか、ミステリーの内容を高度にするとか
終盤はクライマックスとまではいかず、若干尻すぼみに勢いが半減した印象。
もっと早いタイミングでズバッと幕を引いて欲しかった。
重苦しい毎日や、悲しい思いをしてガックリ・・・
笑いに関して一級品なので、そんな時こそぜひこの映画を!
筋立てがいいし、出演者が豪華、みんなうまくて面白かった。
もし、裁判の証人が、落ち武者の幽霊だったら・・・みたいなコントを長くやってみた、みたいな感じかな?「ダメだこりゃ」と言いたいところだけど、けっこうよかった。
笑えるところがけっこうあって、映画館に入っていた人がみんな笑っていて、楽しんでいる感じで、すごくいい雰囲気だった。
自分は三谷さん関連の映画の中では、監督は違うけど「笑の大学」(2004)が一番好き。真剣さが必要な場面で、真面目な人物が、面白いことを言ったり、やったりするところが最高で、最後泣けるところもよかった。
この映画はその辺の筋立てが似ているところはよかったのですが、やや荒唐無稽な感じと、最後の泣かせるところの演出がちょっと弱いような気がした。
でも、女性が主人公で、映像や出演者の豪華さではかなり勝っているので、世間的にはこの作品の方がうけると思う。
三谷監督の他の作品や、他のいろいろな作品の、パロディー的小ネタもいっぱい入っているし、出演者の人も、みんなうまくて面白かった。
個人的には、すごくちょっとしか出なかったけど、ウエイトレス役の深田恭子さんがよかった。
あいかわらず綺麗だし、笑わせる演技の間の、胸元のちら見せが最高だった。
思わず笑ってしまうコメディ映画
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