「白旗を立てて武器は持たないがルール。演出家の無知蒙昧。」太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
白旗を立てて武器は持たないがルール。演出家の無知蒙昧。
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「民間人を保護して守っている」と、この映画では表現しているが、実際は民間人を、盾にしているだけ。同じ事を沖縄県でもやっているからである。勿論、このサイパンにいる日本人は、大日本帝国からの入植者つまり日本人。自国民を守る義務感は強かったんだとは思う。
しかし、日本軍にもう少し忠実でもう少し間違ったプライドがこの大尉にあれば、全員自決したであろう。
そして、忘れていけない事は、この土地はサイパン島現地民の土地である。鬼畜米日の戦いで、亡くなった方は沢山いる。敗戦後、この大尉はその現地民に対して、謝罪の言葉は発していない。
だが沖縄の場合、琉球の民は,生き残りの軍人に謝罪を迫ったそうだ。その時、その後軍人は「私には責任が無い。軍の命令でとった行動だ」と言ったそうだ。理解できなくもないが、琉球の民から見れば納得行く話じゃない。
沖縄のある美術館にて新聞記事を鑑賞。
この映画の投降のシーンは本当なんだろうか?
普通は国旗は下げて、白旗を掲げるのが国際的ルールだと思うが。また、武器を持つ事をアメリカ人は許すはずはない。
この大尉はサイパンの現地民の裁判にかけられていれば、BC級戦犯だからね。実際それで死刑になった者もいる。
クラウゼヴィッツの戦争論を選書したいもんだ。その本を読めば、民間人を守る理論がよく分かる。戦争の本質は浪花節じゃ割り切れない。それが西洋合理主義と言うもの。少し俯瞰してるね。ごめんなさい。
先程 「きみは何もしない悪くないよ」って見て笑撃を受けた。こんなに早く「プラン75」を超える映画見てしまうかと。マイナス点がつけられないので、同じ日に見たこの映画から引いておく。
申し訳ない。
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