フローズンのレビュー・感想・評価
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Frozen
ありえる身近な恐怖。
目を覆いたくなるようなシーンがいくつもある。
絶体絶命?!そんな中最後まで諦めない姿勢というか・・こんな時人は、ただじっと何もせず助けを待つなんてことはできないんだろうな。
自分ならどうするかを真剣に考えたけど、その場になってみないと想像なんてつかない!
だって飛び降りるにしても、下がどんな雪か、もしかしたら木が埋もれているかもしれないじゃない。
串刺しになるかもしれないじゃない。
そしてオオカミときた。。
もう、こんな状況の中生還って、"運"だよね。
パーカーや親友の気持ちを思うともう、やりきれない。
そしてパーカーとリフトの落下も運が良かったんだね。
ここから彼女の不幸中の幸い劇で、一気にゲレンデを転がり落ちて行く。
途中、恋人の親友がオオカミの餌食になっているところにも遭遇しながら、ここでもオオカミから難を逃れる。
しかしラストはもっと見せてほしかったな。
あの、車に乗せてくれた人もいい人だったのかな。って疑ったまま終わったし、犠牲になった彼らのその後は・・
と何かと気になったまま。
パーカーが助かったのに、なんだろう、本当にえげつない、救いのない作品。
リフトの上に取り残されるというシンプルな設定だが、ドラマあり、スリルあり、心揺さぶられるパニックスリラー。
なかなかリアルな怖さ
でした。
雪山のリフトに取り残される、
考えただけで怖いです。(∩´﹏`∩)
話の流れとしては……
ダンとパーカーとジョーがリフトに一番最後にのる↓
リフトの係員が変わったことから、上から降りてきた別の3人組を見て「全員降りた」と勘違いしてしまう↓
3人がまだ乗っている中リフトは停止、電灯も消える↓
係員がのった車が近くに来たのに関わらず、3人の必死のSOS叶わず吹雪のせいで気付かずに引き返してしまう↓
1週間リフトは動かないことに気が付いて絶望
こんな流れです。
途中リフトから飛び降りた男の足が骨が飛びてる酷い骨折をしてそこから更に狼に生きたまま食い殺され、なんてショッキングな内容もあります。
その後も凍った手を引っペがそうとして皮がベロっと剥がれたり
色々と割とグロい感じではあります。
直接的な描写は最後の狼に食われてるシーンくらいですかね…(・ω・)
これを冬に見たらスキーには行かない!と思うかもしれません。
1つのアイデアを90分だれることなく映画にできていておすすめの作品です。
まあまあ
雪山でリフトが動かなくなりとり残されてしまうというアイディアだけで90分ひっぱったのは凄いww 実際にあり得るか?と言われると、ねーよwwとツッコミたくなったシーンは少しあったが それでもみじかなものという恐怖にはついつい感情移入してしまう 90分通してハラハラできるのでまあまあ良かった
ありえる恐怖
偶然が重なり、雪山のリフトに置き去りにされた3人の物語 『極寒』の中、どんなに寒く、怖く、痛くても 必死に生き延びようとするヒトの生存本能が垣間見れた作品 朝起きたら手が……の場面はしばらくトラウマになること間違いなし 雪山でリフト乗るのが怖くなってしまったぜ…(;゜∀゜)
音がリアル
世界中を恐怖の渦に陥れた「ジョーズ」以来、スリラー映画は飛躍的進化を遂げている。 こういう作品はアイデアとカメラワークの技術に尽きる。 その点で上手さが光る。 対自然のスリラーではつくづく人間の弱さを見せ付けられるところに恐怖が生まれる。 特に音がリアルでえげつない。
ウインタースポーツの恐怖
乗車中のリフトが突然停止…。 ゲレンデでもよくある話しだが、それは営業時間内の事…恐怖はそれほど感じない。 だが人もいない、携帯も圏外のゲレンデの中のリフト…取り残された絶望的な恐怖は時間が経過するとともにしだいに増殖していく…。 もし、自分がこの境遇に立たされたと思うと……
凍り付いた右手を離そうとするとき、皮膚がへばりついて、ぺろりと剥がれてしまう所は、ぞっとしました。
真夏に、真冬のスキーの話はチョット違和感があります。けれども、目的の身の毛もよだつような恐怖感を90分間たっぷりと味わされられて、緊張感で身体がガチガチに凍えました。猛暑にお奨めですね。 さて、本作のキモはどういう過程で、3人を乗せたリフトがスキー場のど真ん中の空中に置き去りにされてしまうのか。そのシュチエーションのリアルさには、まずまずの仕掛けに成功していると思います。 まずは、高額なスキー場のリフト利用を何とか安く挙げようと、ダンが仕組んだのは、現地の切符をもぎるスタッフの買収でした。イレギュラーの利用という伏線がまず一番目。次に、調子に乗って終了時間すれすれなのに、買収したよしみで強引にリフトの運転継続をさせてしまうことです。 そしてここからが、いよいよです。買収されたスタッフは、トイレに行くためにしばらく他のスタッフに変わって貰います。短時間のつもりでしたが、ちゃんと3人のことは伝えました。ところが、山頂から運悪く3人のスキーヤーが駆け下りてきます。リフトに乗った3人も陽気にスキーヤーたちに声をかけます。引き継いだスタッフは、3人の顔も知らないので、3人のスキーヤーをリフトに乗った3人だと勘違い。営業を終了してしまいます。 リフトもストップし、照明も落とされて、空中に宙づりとなった3名は、大慌てに叫びますが、既に時遅し。終末の3日間のみ営業するスキー場だけに、金曜日までの5日間は誰も救援に駆けつけることはない絶望状態に突入していくのでした。 こういう流れで、孤立までの経緯としては、充分説得力があります。 ただその次のシーンで、買収された例のスタッフが、雪上車でスキー場内をパトロールで廻るのです。接近したとき当然、取り残された3人は、リフト上から必至に板やステックなどを雪上車の目の前に投げ落としているのにもむこのスタッフは、全然気がつかないのは、ヘンだと思いました。買収されたことへの腹いせにわざと気がつかないフリをしたのでしょうか。 雪上車も去り、取り残されたことを自覚した3人は、本気で脱出方法を考えます。勇敢なダンは、彼女のパーカーにいいところを見せようと、自分が先に飛び降りて、助けを呼んでくると、言い張りました。ダンの無二の親友だったジョーは、反対するものの、パーカーがOKしたため、結構するものの悲惨な結果に。 ダンは、足の骨を骨折するばかりか、その骨が膝を棘のように突き刺す重傷を負い、全く歩けなくなったのです。ダンの足の状態が、リアルすぎて正視できませんでした。痛そう。動けなくなったダンにさらなるピンチが。飢えた狼の群れに襲われてしまうのです。 自分がOKしたばかりに、目の前で恋人が狼に食い殺されることになった、パーカーはパニックになります。そんなパーカーをジョーは、なんでOKしたんだと追い込んでいきます。ジョーにとって、最近恋人になったパーカーよりも、自分の方がダンとの付き合いが古くて、失いたくない親友だった。それを失うはめに導いたパーカーが許せなかったです。 その後延々と続く、ふたりの会話。場所が固定されてしまっていて、登場人物が二人しかいない状況では、ふたりの昔話が延々と続いてしまうのは、仕方ないとしても、退屈してしまいます。ただその中で徐々に、ふたりが許し合って協力し合える関係に、変わっていくところは、脚本として頑張っているし、二人の演技力も大健闘していて、良く感情が伝わってきました。 しかし、寒さは容赦なく二人に襲いかかります。パーカーが不注意で手袋を落としたのが、悲惨なことになるのです。一晩リフトのアームを掴んでいた右手が、凍り付いてしまうことに。右手を離そうとするとき、皮膚がへばりついて、ぺろりと剥がれてしまう所は、ぞっとしました。思い返すだけでも嫌なシーンです。 女性の人は、パーカーが我慢できなくなって泣きながら失禁してしまうところにも、ちょっと嫌悪感を感じるかも知れませんね。 さて、ジョーは最寄りの支柱までリフトを支えるロープ伝いに、ぶら下がって脱出する方法ほ試してみるのですが、金属ロープのエッジが鋭く、掴んでいる手のひらがすぐに傷だらけとなってしまい、うまくいきません。たとえ無事おりたとしても、飢えた狼の群れが待ち受けています。 そんな中で、リフトのねじが緩みだして、今にも墜落しそうな危機を迎えます。このままふたりは狼の餌食になってしまうのでしょうか。 さすがに、ここから先はネタバレできません。しかし、ふたりのうちどちらかが意外な偶然が重なり助かります。そのラストの意外性が、本作最大の見所。果たしてどのような過程で、狼をクリアーしていくのか。あなたはどう推理されますか? ネタが限られている中で、90分とコンパクトにまとめたことも良かったと思います。 ただ結構リアルなので、閉所に閉じ込められてしまうのが苦手な方には、お勧めできません。スキー営業期間中だったら、当分リフトに怖くて乗れなくなるかも知りませんね。 お金払ってでも、『REC』を見てしまったような人には、この恐怖感ははまるかもね?
ワンアイデアでなんとか引っ張った
スキー場のリフトに取り残されたら…というワンアイデアで撮ったサスペンス。
確かにリフトに乗っているときって、「ここで止まったら怖いなぁ」とか思うことありますけど、そんな誰もがする妄想を見事に映画化。
…が、結局のところ襲い来る恐怖ってオオカミくらい。1人目が飛び降りた結果はさもありなん…そして2人目は意外と最初からアレをやればよかったのでは…?と思ってしまう。
そして尺を稼ぐかのように2人で始まる身の上話…。そこは要らないから、たとえば強風にあおられてリフトがひっくり返りそうになるとか、そのへんの別の恐怖も描いてほしかったかなと思わなくもない。
ワンアイデアの面白さは確かにありますが…。それからリフトから飛び降りて骨が飛び出るとか、オオカミに食われるとか、わりと描写が痛々しいです…。
一発アイデアだが90分間それなりに緊張を強いられる
スキューバダイビングのチームから取り残され、海に漂流する羽目になった男女2人の恐怖を描いた「オープン・ウォーター」を、そのまま雪山に持ってきた作品。本作ではスキーのリフトに取り残されてしまった男女3人の大学生たちのサバイバルが描かれる。
気温マイナス20度、地上15メートル、携帯電話は圏外、食料無し、そしてそのスキー場はあと1週間閉鎖したままという最悪の状況のなか、3人は何とかして生き残ろうとするが……。
状況説明の後、最初に映画が動き出すのが、一人の男の意を決した地上へのジャンプ。この結果が映画の緊張感を増幅させ、ある動物の登場に自然の猛威、凍傷、仲間割れ……とあらゆる災厄が彼らに襲いかかる。
たしかに一発アイデアの映画だが、90分弱の上映時間、それなりの緊張を強いられるサスペンス・スリラーだ。
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