劇場公開日 2010年7月10日

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ぼくのエリ 200歳の少女のレビュー・感想・評価

全64件中、61~64件目を表示

3.5美しくも恐ろしい無垢

2010年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

以下twitter(@skydog_gang)への投稿よりコピぺ――

無垢と耽美が同居する空気感、そして「語らなさ」の塩梅が絶妙。
極端に浅い被写界深度と北欧独特の風景が大きなプラスになって、雰囲気だけで既に及第点を軽くクリア。
吸血鬼もののルールをしっかり踏襲しつつ、ジュブナイルもの、(正確には違うものの)ボーイミーツガールものとして素晴らしい見応え。

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cross yuki

4.0すみませんが『トワイライト』なんて目じゃないよ…

2010年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

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α

3.0厳寒の冬景色のなかに、ぽつんと小さな恋の温もりを感じる

2010年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

同じくヴァンパイアと人間の恋物語を描いた『トワイライト・サーガ』シリーズとはかなり趣が違う。本作はファンタジーではない。幼い恋をとりあげながらダークだ。
陰惨な事件は、生きるための狩であり、夢とか希望とは無縁の現実的な行為だ。
クラスの仲間からいじめを受ける少年と、世間の目を欺きながら生きながらえる少女、このふたりが徐々に惹かれ合っていく様は、社会に対する反発の裏返しであり、社会からの逃避だ。その出会いと恋の芽生えは大人たちの目から見れば危ういが、幼いふたりにとってはたったひとつの逃げ場所なのだ。テーマとしては「小さな恋のメロディ」(1971)の趣である。
本作のトーマス・アルフレッドソンもマーク・レスターに負けないくらい、透明感のある瑞々しさがあり、幼い少年のナイーヴさもよく出ている。リーナ・レアンデションの方も、姉さん女房的なしっかりした顔立ちだ。血の飛沫が妙に美しく続きを読む

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マスター@だんだん

4.0原題は〈正しき者を中に入れよ〉

2010年7月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

日本語タイトルは、どうかな。原題は〈正しき者を中に入れよ〉
吸血鬼の言い伝えに〈初めて訪ねた家の中には、その住人に招かれないと入れない〉というのがあるらしい。
この映画では、主人公の少年が吸血鬼の少女を受け入れるかどうかが描かれる。

舞台は、1982年のスウェーデン。テレビニュースで、ソ連のブレジネス書記長の名前が出てきたり、レコードやカセットテープの時代。ちょうど、ルービックキューブが世界中でブームになった頃らしい。
12歳の金髪の美少年オスカーは、いじめられっ子。母子家庭で、家で一人のオスカーは、ナイフを手にして、いつかいじめっ子へ仕返ししてやりたいと思ってる…。
小さな町に、殺人事件が起こる。町が騒がしくなる中、いつも通り、夜のアパートの中庭で一人遊ぶオスカーは、黒髪で青い瞳の美少女エリと出会う。最近、父親らしき中年男とオスカ続きを読む

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aotokage