「少女の瞳がすばらしかったです」ぼくのエリ 200歳の少女 あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
少女の瞳がすばらしかったです
2008年スウェーデン映画。115分。2011年37本目の作品。「モールス」のオリジナル版でリメイク版ともどもに世界中から絶賛されたという希な作品。
内容は;
「モールス」とほぼ一緒です。
唯一違うのは「モールス」では刑事だった設定の人が本作ではただののんだくれ不良おっさんなことくらい。そして、個人的にはこの設定の違いがリメイクの方が上と思わせた要因の1つ。というのも、リメイクでは物語の重要人物であるこのキャラクターを刑事にしたことで、緊張感が増したからです。
ただ、それ以外を見ても、リメイクの方が無駄な要素をはぶきギュッと詰めていた感じがありました。だから集中力を切らさずに見れた。
本作で輝いていたのはリメイクでクロエ・モレッツが演じた少女役を演じた女優さん。クロエとは違った意味で雰囲気あったし、むしろこちらの方が説得力があった気がする。何百年も生きているって深い表情しています。
でも、切なさっていう点でもリメイクの方がよく表現されていたなあ。ま、こういうのは後に観た方が不利なのかどうか分かりませんがね。
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