劇場公開日 2010年7月31日

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「 ミッテランやレーガンなどのそっくりさん俳優?その中でも際立ってい...」フェアウェル さらば、哀しみのスパイ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 ミッテランやレーガンなどのそっくりさん俳優?その中でも際立ってい...

2018年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ミッテランやレーガンなどのそっくりさん俳優?その中でも際立っていたのがゴルバチョフの俳優さん。頭のメイクもより一層似せている。

 グレゴリエフ大佐はソ連の大きな変化が必要だと感じていて、重要機密を次々と西側に流す。その運び屋になったのがフランス人電気技師のピエール(カネ)。報酬も受け取らない大佐の人柄に徐々に惹かれていって、最重要機密であるX部隊のリストを渡されたときには本人に「亡命してくれ」とかピエールの上司に頼んだりする。しかし、自分にも危機が迫ってることに気付かず、ハラハラさせるところは見事。だけど最終的にはどんでん返しがあって、大佐以外にも協力者がいて、ピエールはその筋によってソ連国外逃亡を助けられたのだ。最後は虚しくもなるけど、本気で何かを変えようと思えば自分を犠牲にしなくちゃってことか・・・

 大佐の「共産主義は理想。実現するのは難しい」という言葉は真理なのかもしれないなぁ。KGBや盗聴の恐怖があること以外は案外自由そうな描き方だったし。

kossy