キック・アスのレビュー・感想・評価

　"キック・アス" シリーズ第１作。

　DVDで鑑賞（字幕）。

　原作コミックは未読。

「ＧＯＤＺＩＬＬＡ〈２０１４〉」に出演していたアーロン＝テイラー・ジョンソン目当てで観たのだが、いつの間にやらヒットガールの魅力に引き込まれ、堪能していた。
　クロエ・グレース・モレッツ、素晴らしい。抜群の演技力を発揮して過激なセリフもなんのその、そしてキュート。アクションもお手のものだ、すっかりファンになった。

※修正（2024/06/30）

ヒットガールが可愛い！！
あんな幼くてか弱い感じの女の子が銃やらナイフで次々と人を斬り裂き撃って殴って蹴って....のギャップがたまらなくかっこよかったああ〜〜！！！
キックアスもどんどんヒーローの風格が出てきて成長してく様が凄い良かった！！最初と最後の目つきが全然違う！
ビッグダディもクールで娘想いな素敵なヒーローだった！

ザ！海外の映画！って感じで凄い面白かった....！！
ずっと気になっててやっと観れてこの面白さは誰かに勧めたくなる！！！

　てっきりデイヴがヒーローとして活躍するのかと思っていたら、そんな単純な勧善懲悪モノではなかった。復活したデイヴがたまたま街で暴漢たちに襲われている男をなんとか助けた映像がYoutubeに流れ、一躍人気者になった（とはいえ、スーパーヒーローとは言えず）。現代のネット事情や若者気質を上手くとらえている。人気が出るとコスプレファンも生まれ、そのおかげで一人殺されたりもする・・・

　後にガールフレンドとなるケイティからストーキングされてる男をなんとかしてほしいと頼まれ、それがビッグダディ（ニコラス・ケイジ）とヒットガール（クロエ・グレース・モレッツ）という本物のアクションヒーローを登場させてしまうのだ。この11歳程度の女の子が凄い！残虐な殺しも平気でこなし、ナイフ投げも拳銃捌きもサマになってるのだ。日本でいえば芦田愛菜ちゃんがアクションしているみたい。ニコラス・ケイジもバットマン似にコスプレになるとかなりカッコいいのだ。彼は元警官で悪党のフランク・ダミーコにハメられ、麻薬売人にさせられ5年の懲役刑に課せられたのだった。その復讐劇ともとれるストーリーだが、彼は途中で拷問の末殺され、遺志を引き継いだミンディ＝ヒットガールが復讐を完遂する。

　とにかく、軽いノリの音楽とか明るいクラシック音楽が映像とミスマッチするところが面白い。残虐さもタランティーノの雰囲気があるし、ちょいとこれは癖になりそうなくらいだ。小さな女の子に賛否両論になったということだが、そんなこと言ってたらハリウッド映画なんてほとんど見れないと思う。まぁ、銃ばかりというのが引っかかるけど・・・

　悪党の息子でクラスメートのクリスだけが生き残ったけど、こりゃ続編のために火種を残しておいたな！

　まさに、クロエ・グレース・モレッツ扮するヒットガールの魅力が炸裂した作品でした。当時、11,2歳であのアクションスキルと演技クオリティはスゴいです！特にフランクのビルに突入して、フランクをぶっ飛ばすまでのシーンは大人のアクションスター顔負けのアクションでした！他も、ニコラス・ケイジや、マーク・ストロングとか、いい味出してましたね。
　逆に主人公のデイブはあまり魅力的ではなかった・・　なんかちょっと薄っぺらいかなー。まあ、よくいる高校生っていう観点からすると的を得ているかもしれないけど。
　にしても、アメリカってのは、あんなに危険な場所なんですかね？悪いことしてる人にちょっと注意したら、刺されて、ひき逃げされて。。。恐ろしい国ですね。
　個人的には、クロエは今ごろはもっと絶対的なポジションを気づいていてもおかしくないのになーっと思ってたけど、世の中はそんなにうまく行かないものですね。今のところ、この作品が彼女のキャリアハイになってしまってるのが、残念。。。

面白い。
クロエが可愛すぎる。

自宅にて鑑賞。英米合作で、共同製作にB.ピットが名を連ねる。テンポが良く、場面の繋ぎ方がユニーク。説教臭くならず、安っぽいセンチメンタリズムやヒロイズムに陥る事も無く、大満足。“ミンディ･マクレディ(ヒット･ガール)”のC.G.モレッツの可愛いらしい好演が印象に残るが、銃撃シーンの手際良さはL.ベッソンの『レオン('94)』、或いはK.ウォンの『ビッグ･ヒット('98)』辺りを想起した。脇を固めた“ケイティ”のL.フォンセカ、“エリカ”のS.ウー、“マーティ”のC.デューク辺りも忘れ難い。75/100点。

・鑑賞日：2011年10月25日(火)

続編よりもつまらなかったけれど、なかなか面白かったです☆。

グロいが非常に面白いです。

爽快感が半端ない。
良い緊張感もあり、11歳の女の子が大人の男達をぶっ倒す！
最高＼(^o^)／

ワクワクして見れました

戦う女の子はやっぱ最高だわ

先に「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」の方を観てしまったが、前作のこの「キック・アス」も面白かった。
どちらかと言うと、「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」の方が好きだ。
クロエ・モレッツが好きだが、「キック・アス」では幼すぎる。
「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」では魅力に溢れている。

青臭い正義感があってこそキックアスは成立する。
主人公の冴えないオタクぶりは引くレベルで、チビのヒットガールには到底及ばないが、彼が物語の中心でいるからこそ、とんでもないイカれたバイオレンス親子の物語がスイングすると思う。

世の中の人々、主人公自身も含めて犯罪やその他理不尽な行いに対し、怒りや悲しみを感じながら、それを解決する術も力もない為、諦めてしまっている事が多い。
ビッグダディ親子のように殺人をも厭わぬ様な真似は出来ないし、あれも犯罪だ(笑)
あの親子だけをピックアップしては、クロエを観るだけの映画になり、失笑ぎみの作品となっていたはず。

後半は主人公が調子に乗ったり、いかにもアメコミに出てくる主人公らしくて「やっぱこうなるよな(笑)」と思うが、それも含めて良作。
少々下品で惨殺シーンもあるが観て損はないと思う。
オーバーなパロディーも楽しめる人にはお薦め。

観て１番最初に思ったことは、ヒーロー物で１番好きかもってこと。
多分誰もが子供の頃にヒーローに憧れたことがあって、頭の中などで自分をヒーローに置き換えて中二病みたいな妄想してた時期があっただろう、それを妄想だけでなく行動に移す、そんな人が主人公で正義感と勇気があるのに特別喧嘩が強いわけでもない戦ったら基本ボコられる(笑)って言うのが親近感かあってそれがこの映画に引き込まれる１つの理由なのかもしれない。
そんな主人公がミンディイたちと出会い色々巻き込まれてあああああ。
キングスマンの監督が作ってるのでちょいグロメやけどコメディ部分が自分のツボですごい楽しめた！観てない人は観るべし！

かなりグロイシーンが沢山足りましたが、スカッとする映画でした。

ミンディ役の子の顔がすごくタイプ……。
キック・アスの大事な人が殺されていくのは残酷でした。

ミンディがヒットガールとして出ているのは実質最初と最後だけなのでもうちょっと戦うシーン見たかったな。

キックアス面白すぎる。
登場から最後までクロエちゃんがカッコいい。パパからの誕生日プレゼントはバタフライナイフが欲しいと答えた時から既に最高。パパから教わった殺人の仕方は護身に繋がった。
なんて素晴らしい映画なんだ。

主人公のキックアスはおまけ。
真のヒーローはヒットガールだ！！

クロエ・グレース・モレッツがとにかく良い。
この映画の面白さの8割はクロエ・グレース・モレッツが担ってる。

主人公にはオタクの童貞のままでいて欲しかた。なにゲイじゃないことカミングアウトして、うまくいってんだよ。フラれろよ。それで、失意の中、やけくそに戦って、ヒットガールに助けられて、その頼もしさに母性を感じろよ。
主人公の彼女の友達が可愛かった。他の映画に出てたら見て見たい。
こんなふうに思うのは、マルコビッチの穴のマキシン以来。

テンポよく、ライトな造りで。

リアル志向だけど無茶設定もあり、良いバランスで最後まで気持ちよく鑑賞できる。

とにかくミンディ扮するヒットガールが素晴らしい。

ヒーローに憧れる気持ち、男なら誰でも一度は持ったことがあるのではないでしょうか？

面白かったです。

クロエが可愛いとは聞いてたけど、まさに。

ただ可愛いだけじゃなく、銃の腕前やナイフ捌き、容赦なく人を殺す残忍さとのギャップが余計印象に残る。

クロエ・グレースをただ楽しむ映画といっても、過言ではない。

ヒーローに憧れるが戦闘能力皆無のキックアスと、ヒーローばりの強さを持つが父親の復讐に付き合わされるヒットガールの物語。

その対比を楽しむのが正しいんだろうが、どっちつかずになってる感じがする。

気になるのはキックアスは正義のヒーローを目指してるのに、クライマックスでバンバン人殺してるのはいいのか？という点。
個人的には全体的な整合性というか、バランスがイマイチに感じた。
何も考えずに見る分には問題ないのだろうか…？

最初劇場で観たときは、かなりグロいし、あんなちっちゃな子にこんなことさせちゃまずいだろという印象。そういった映画だと知った上で観てみると、乗りは良いしテンポ良くって爽快。中には一部爽快と言えない部分もあるが、それがあった上のエンディング。良かった。ヒットガールのアクションシーンは他に類を見ない爽快さ。秀逸です。