キック・アス

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劇場公開日:

キック・アス

解説

マーク・ミラー原作の人気コミックを「スターダスト」のマシュー・ボーン監督が映画化。ニューヨークに住む冴えないオタク少年のデイブは「誰もがスーパーヒーローを好きなのに、なぜ、誰もスーパーヒーローになりたがらない?」と思い立ち、何の特殊能力も持たないまま、ひとりコスチュームを着てスーパーヒーロー「Kick-Ass(キック・アス)」になる。だが、正義の味方として悪者を退治するのは骨の折れる仕事で、かなり痛い。やがて、傷だらけになりながらもキック・アスとしての活動を続けるデイブの前に、同じ稼業のビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。

2010年製作/117分/R15+/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Kick-Ass
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日:2010年12月18日

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映画レビュー

4.5ヒットガール見参‼️

2024年10月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ただのコスプレマニアだった高校生のデイブが、自作のスーツでキック・アスと名乗り、街の悪党に立ち向かうが、一方、父娘の正義のヒーロー、ビッグ・ダディとヒットガールも犯罪組織と戦うため活動していた・・・‼️オタク男子のキック・アスとヒットガールとの凸凹コンビぶりがホント素晴らしい‼️特に実質主役ともいえるヒットガールが見せる超絶スタントがスゴすぎる‼️演じるクロエ・グレース・モレッツは当時11歳だったんですよね‼️美少女スナイパーの最終完成形ともいえるヒットガールの薙刀による殺陣やガンアクション、三角跳びや宙返りを取り入れた身軽なスタントで悪党どもを殺しまくるシーンは実にクール‼️ちょっと残酷ですけど‼️キックアスが "真のヒーロー" として目覚めていく過程もホントにエモーショナルに描かれてます‼️ニコラス・ケイジ扮するビッグダディも見るからにバットマンだし、アメコミ愛にあふれてますよね‼️ブラックジョークも冴えてるし、プロディジーやプライマル・スクリームをはじめとするサントラも超ゴキゲン‼️マシュー・ボーン監督の最高傑作ですね‼️

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活動写真愛好家

4.0クロエ・グレース・モレッツの活躍が一番の見どころ

2024年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

超能力も莫大な資産もない普通の人デイヴ(アーロン・ジョンソン)がヒーローに憧れて、悪そうな人に立ち向かうも弱い。まあ無駄死にしてもおかしくないのだが、デイヴには心強い味方が現れる。 ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)とその父のビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)のアクションが見応えがある。 美少女のケイティ(リンジー・フォンセカ)とデイヴの恋愛要素も今作を面白くしている。 ビッグ・ダディに関してだが、なぜか二度目の視聴時のほうが泣けた。 クロエ・グレース・モレッツの活躍が一番の見どころ。

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Don-chan

5.0最弱ヒーロー見参!友達は11歳の凄腕少女!

2024年6月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

興奮

萌える

初めて、映画館で見たときから大興奮!何度見ても面白い。 大好きな作品です。 まず、大方の男性だったら、子供の頃、夢見てたんじゃないだろうか。ヒーローになる!って事に・・・。純真な心で正義の味方を目指して・・・。 途中までの展開は「ゼブラーマン」を、思い起こしました。コスプレマニアと言えなくもない普通の人がやがて正義のヒーローとして目覚めていく。 「キック・アス」の主人公も同じようにコスプレから入っていきます。 でも、特殊能力に目覚めたりするような事は無く、平凡な青年のままです。 しかし、正義を思う気持ちだけは色あせる事なく、常に誇りを持ち続けているような・・・。 そんなわけで途中、自分の弱さを卑下して、落ち込む場面もありましたが、それこそが普通の人間、ものすごく親近感がわきました。だからこそ、あのラストへのたたみこむようなストーリー展開にドップリと入り込めたんだと思います。 そして、もう一人の主役(と、言うより後半は、こっちがメインかな)ヒットガール!容赦ないです・・・。 ホラー大好き、グロいの大好きな自分ですから、何の抵抗もありませんでしたが、苦手な人はダメでしょうね。 おまけに実行するのがわずか11歳の少女ですから、道徳的にも受け付けない人は多いでしょう。 でも、単なる映画ですから、エンターテインメントとして、十分に楽しませてもらいましょう。彼女のスーパーアクションは見ごたえたっぷりです。 それから、ダディこと、ニコラス・ケイジ。ホンっと良い役者さんです。コスプレもばっちり着こなして、大変重要な役どころを演じてます。まさに映画全体を通しても父親という感じで、ビシッと作品をしめていると思いました。 あと、もう一人、ケイティ!可愛らしい女性です。ヒロインのチョイ役で、こんなに魅力的な子も珍しいんじゃなかろうか。友達の女の子も可愛かった。 ヒーロー映画ですから、正義の味方って大前提があると思います。 確かに、倒すべき相手は思いっきりのワルではありますが、この作品、リベンジ的な意味あいの方が大きくないかな。まぁ、リベンジものも好きなジャンルなんで、尚更、はまったのかもしれません。 それから、この作品、音楽も最高です!要所、要所に的確に、良い感じで心地よい曲が流れてきます。どこかで聞いたような音楽なんですが・・・。(すいません、洋楽には疎いので曲名がわかりません) 笑いあり、涙あり、それからアクション満載で、最初っから最後まで目が離せない! ホンッと大好きな一本です。

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ratien

1.5殺戮すらエンターテイメントの要素として楽しむ映画

2024年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

制作を持ち掛けたところからことごとく改変を求められたけれど、応じずに自主製作で作った映画。  なので、『キングスマン』に比べるとポップなコーティング度、スタイリッシュ度は落ちているが、それでも、監督がやりたいことは突き抜けている。登場人物たちの造形はあえて手作り感を込めたオタク度を極めているのか?あのセンス…。ギャグをねらっているとしか思えない。映像はスタイリッシュなのに。  それが、アメコミや日本のコミックで育った世代には妙にはまって…。 キレッキレのアクション。  しかも、主人公の高校生でもなく、大人である父でもなく、11歳の少女がはじけ飛ぶ。  スタントマンではなく、7か月の訓練を経て、ほぼご自身で行っていると聞く。クロエさんの出世作となったが、これだけのものを見せられれば納得。「ブレイクスルー演技賞」や「ライジングスター賞」を受賞されているが、さもありなん。  新世代のスター誕生と拍手喝采、推し活をしたいところなのだが…。 残酷!!  『キングスマン』のレビューでも同じ言葉を書いたように、 理性・人間性を閉じちゃえば楽しめるのだが。 しかも『キックアス』では  ヒットガールとビッグダディは私怨での殺戮を繰り返す。  ヒットガールとビッグダディは娘を復讐の道具として育てる毒親。その毒親に洗脳され切っている娘。  笑いながら、超絶残酷な死刑執行を行うヒットガールとビッグダディ。  ヒットガールとビッグダディは、犯罪組織壊滅を希求しているはずなのだが、どちらが悪の組織か混乱してくる。ギャング同士の抗争と思おうとしても、ヒットガールとビッグダディの方が残酷で…。尤も、頭の使い方・策略は悪の組織の方が何枚も上手なのだが…。  それでも、ヒットガールと絡む主人公のキックアスが一応「正義とは」とか悩んでおり、人を助けようともがいているのが、一種の”良心”には見え、輻輳的な物語になっている。キックアスの中ニ病的なところと現実の対比も面白い。とはいえ、悩み度は浅いし、何よりヒットガールとビッグダディの印象が強すぎて、やじろべえの重りにすらならない。監督のほんの言い訳の贖罪のために配されているようにすら見える。 映画は微妙・絶妙なバランスの上に成り立っている。  バイオレンス映画なのか、コメディなのかも微妙。  結構えぐい場面も出てくる。電子レンジ場面やスクラップ場面とか…。でもそれがコメディタッチで描かれるので、理性では笑いたくない場面で失笑してしまうとか。じゃあ全編コメディなのかというとそうでもない。そんな匙加減も微妙・絶妙。すごいバランス感覚。 現代の風刺画になっているところもニクイ。それでいて現実にもちゃんと根ざしている。キックアスとレッドスミスの友情も切ない。このオチも、ある意味教訓? お気楽映画だけではない。 いろいろなメッセージを受け取れるのに、馬鹿馬鹿しくて笑ってしまい、スカッともして、泣きの要素もあり、残酷さを笑っている自分自身に戦慄する。 いろいろな作品へのオマージュも盛り込まれているそうで、その辺が判る人にはたまらないらしい。わからない私にも、わからないなりに楽しめたけど。 ごった煮なのにスタイリッシュ。すごいバランス感覚。 職人芸。 個人的にはヒットガールのアクションシーンとBGMにスタンディングオペレーションを贈りたい。 けれど、無抵抗の人間をスクラップで殺す場面を笑って見ている、電子レンジ場面のコメディが受け入れられない。 万人にはお勧めできない。 きちんと自分で判断できる軸を持った大人が、ちょっと理性緩ませて馬鹿馬鹿しさを楽しむ大人の映画かなと思います。 とはいえ後味悪い。 やぱりR15指定。

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とみいじょん

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