「気味悪い」第7鉱区 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
気味悪い
海底油田の掘削基地で起きる怪物ホラー、この手のSFものは人間ドラマで尺を稼ぐのが常套手段なのだが例に漏れずクルー同士のいざこざが無駄に長い、屈強な男どもは全滅、無鉄砲と呼ばれる女リーダーだけが生き残るヒロインもの。
流氷の天使クリオネのような生き物が人喰い怪物に変態、怖さと言うより気味悪さが特徴的な造形でした。まあ、着想は「アビス」や「エイリアン」、宇宙船の中で暴れまわるエイリアンを海洋の孤立した石油採掘プラットフォームに置き換えたバージョンですね、深海の怪物ものも多いですからユニークという程ではありませんが、爪だらけの触手やとげとげの舌など気味の悪いものを作るのが上手いですね。
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