劇場公開日 2010年9月25日

「甘酸っぱい健気さが眩しい」君に届け harizoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0甘酸っぱい健気さが眩しい

2010年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

たまたまアニメの1回目を見て好きになり
マンガもどどんと大人買いw
好きな監督(熊沢尚人)さんだったということで
これは見るしかないでしょーということで鑑賞w

原作は、恋愛や友情を育む心の変化や成長が
繊細すぎるくらい丁寧に一歩一歩描かれていて
初めて出会いからして両思いな二人なんだけど
すれ違いの積み重ねで思いが届くのがなんと
10巻目という、ものすごいピュアホワイトぶりw
なんだけど、映画は2時間で届いちゃったんだよねw
(ファン前提の映画なのか結構な駆け足っぷりでまとめられてました)

そのじれったくもどかしい所がツボだったり、
取り戻せない純粋無垢なあの頃がやたら眩しかったりで
まぁ、人によっては純粋すぎてちょっとって人も
いるかも知れないですが、、、
意外と30代から上の人もハマってる人が多かったり
(たぶん想い出が遠すぎて)
変に押し付けがましい感情や大げさで現実味のない
展開もないのが今時珍しく良いところ。
読めばわかるけど、とても自然体なキュンキュンが
いっぱい詰まってますw

ただひたすらに消極的で孤立になれてしまった
主人公が誤解された友達や好きな人に、
気持ちをちゃんと伝えようとがんばる姿が健気で
泣けるんだなぁ〜。
こういう純粋さ思い出して心洗われちゃうんだなぁ〜
(遠い目)

主人公”爽子”を(多部未華子)ちゃん
遠からずまぁまぁハマってたけど、マンガやアニメの
ようなギャグが実写では難しい分、暗い印象の方が
目立ってしまったのは、ちと残念。。。
原作ではネアカな天然っぷりが笑いどころなのも
魅力のひとつ、やはりここは、アニメやマンガの方を
先に見る事おすすめしたいです。

憧れの彼”風早”君(三浦春馬)←ぴったり〜w
笑っちゃうくらい、笑顔が爽やかでキラっキラっw
よくもまぁこんな眩しい笑顔できたもんだw

harizo