4匹の蝿

劇場公開日:

4匹の蝿

解説

イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントがキャリア初期に手がけた、「歓びの毒牙(きば)」「わたしは目撃者」に続く動物3部作の3作目。

ロックバンドの若きドラマー、ロベルトは、執ように自分をつけ回す、黒い帽子の正体不明の男に悩まされていた。そしてある夜、限界に達したロベルトは男に詰め寄る。2人は激しい口論になり、その勢いでロベルトは誤って男を刺し殺してしまう。その瞬間、不気味な仮面の男に現場の写真を撮られてしまい、その事件をきっかけにロベルトの周囲で不可解な殺人事件が起こり始める。

動物3部作のなかでも映像と音楽の融合が際立つ作品で、残酷さと優美さが同居するアルジェント独特の演出が見もの。音楽はエンニオ・モリコーネ。1973年に日本で初公開され、2010年にリバイバル公開。2024年にも、特集上映「ダリオ・アルジェント動物3部作」で劇場公開。

1973年製作/104分/PG12/イタリア
原題または英題:Quattro Mosche Di Velluto GrigIo
配給:キングレコード、Cinemago
劇場公開日:2024年11月8日

その他の公開日:1973年4月21日(日本初公開)、2010年6月19日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0とても面白い

2025年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

なにしろ話の進め方が雑なうえ、演出面でもまだ色々模索している感じ。体調が悪かったこともあり、途中までは見ていてちょっとしんどかった。河原に住む変な奴らなど、相変わらず脇キャラが良い。ボロ車に乗る私立探偵も最高だったのに、物語にほぼ寄与せず退場してしまうのがヒドイ。被害者が追い込まれるシーンに差し掛かると、如実に画面が研ぎ澄まされてくるのは後年の作品と同様。本作で特に素晴らしいのは美しすぎるラスト。スクリーンで見る迫力は凄い。音楽も効果的で深く感動してしまった。

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どんぐり

3.0緊張感が足りない。

2024年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

あまり面白くなかった。

明るく、コメディ要素もあり、緊張感が足りなくて、不穏な感じがしない、ハラハラしない。

何を観せられてるんだろうと思いつつ終盤は良かったので、甘めの60点で3つ星。

インパクトのある変わったタイトルですが、最後まで観ると意味が分かります(笑)

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RAIN DOG

3.5不気味すぎるマスク、網膜に映った「4匹の蝿」の謎​​​が秀逸 ミムジー・ファーマーとジャン=ピエール・マルビールが好演

2024年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

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ITOYA

4.0『4匹の蝿』が観たくて観たくて仕方がなかった青春時代。ホントいい時代になりました(笑)

2024年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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じゃい

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