恐怖のレビュー・感想・評価
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自宅で鑑賞。大好きな高橋洋の脚本・監督作。'04年から六作続いた(中田秀夫の『怪談('07)』以来三年ぶり)「Jホラーシアター」の最終作。冒頭モノクロ・フィルムは雰囲気があり期待したが側頭葉シルビウス裂云々との設定は途中から蔑ろでアチラの世界が本題となる。暗闇ではなく光を使ったのがユニーク。“かおり”役の藤井美菜は印象的。“みゆき”役中村ゆりは中盤以降、妖艶で不気味。“間宮悦子”役の片平なぎさは云わずもがなベテランらしい堂々の演技。特典映像内10人中7人迄が夢オチと思うだろうとの発言に納得。60/100点。
・高橋長英演じる“平沢刑事”が一旦、死亡するがラストで再登場と云った破綻的な描写や細かな部分で整合性に欠けるシーンがアチラコチラと散見出来る。感覚的な作品の割に全体として、かなりツメが甘い印象。
・鑑賞日:2011年8月9日(火)
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