「違和感の正体が分かった」岳 ガク chupakabraさんの映画レビュー(感想・評価)
違和感の正体が分かった
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原作未読ですが、
映画用にまとめた掘り下げられ無い薄っーいエピソード。
セット絡みの臨場感無しの映像。
下手な照明に、下手な子役。
子役に罪は無い。キャスティングした側が悪い。
でも、セット絡みの照明はホント酷いね。
山に見えない、屋外に見えない、夕日に見えない‥。
冷めるわー。
遭難フラグの父娘。
嗚呼‥。
そして、お約束の爆弾低気圧。
死んだ父に重ね合わせて、遭難者を救おうとするクミ。
雪崩に巻き込まれて生きてるだけで奇跡の三歩。
とんでも無い雪山の悪天候の中、軽装になりながらもクレバスに落ちた2人を救助する三歩。
無いわー。
むしろ雪山舐めてんじゃないの?この描写?
色々冷めるわー。
そして最大の違和感の正体が分かった。
日常生活の予期せぬ事故や病気で生死に関わるのは全くもって理不尽で、救って欲しいと思うけど、
山は『自ら』危うきに近づいてるんですよね?
命を失う可能性はありますよね。
だから、生き死にを描かれても響かないんだなぁ。
以上は、怖いので山に登ろうとしない人間の感想です。
雪山の本当の映像だけは綺麗でした。
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冬霧さんのコメント
2023年6月24日
いやー、全く同じ感想を持ちました。お父さんが滑落して亡くなった子供の話。こういうのが邦画の典型ですよね。お涙頂戴の押し売り。しかも泣けない。子役に罪はありませんが、なんでこういう脚本になっちゃうんだろう。安物のテレビドラマそのもの。もっと山の美しさ、素晴らしさ、怖さをダイレクトに伝えればいいのに。興覚めです。