戦闘少女 血の鉄仮面伝説

劇場公開日:

戦闘少女 血の鉄仮面伝説

解説

「片腕マシンガール」「ロボゲイシャ」の井口昇、「東京残酷警察」の西村喜廣、「魁!!男塾」の坂口拓の3人が共同で監督を務めるバイオレンス・アクション。主演は杉本有美、高山侑子、森田涼花。いじめられっ子の女子高生・渚凛(杉本)は、16歳の誕生日に痛みを訴えていた右腕が変形し、自分が普通の人間でないことを知る。たちまち追われる身となった凛は、目の前で両親を殺され、その怒りから自分を傷つける人間を容赦なくその右腕で斬り倒していく。そこに見知らぬ男と少女が現れ、顔に鉄火面をはめられてしまう。

2010年製作/R15+/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2010年5月22日

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(C)2010 東映ビデオ

映画レビュー

4.0『日本一過激なアイドル映画』この宣伝文句に偽り無し!

2024年11月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

萌える

日本一過激なアイドル映画
この宣伝文句に偽りなし!

この映画、三人の監督がオムニバスでなく、一つのストーリーとして撮っているのがスゴい。その方法にも興味があったんだけど、三者三様でそれぞれの持ち味を生かして、実にうまくまとまっていると思います。

第一章の坂口監督。さすが、アクション畑の人間、戦闘シーンに釘付けです。 商店街を舞台にした凄絶アクションは、迫力満点です。
第二章の井口監督。やっぱり中心人物だけあって、ストーリーの中核を支えています。相変わらずの大ボケ、おふざけも健在です。って言うより、それこそがメインかな。
第三章の西村監督。見事にまとめてくれました。血のりの量も半端じゃない! やっぱり、この3人、B級映画界の巨匠です。

とは、言ってもこの作品、過激ではありましたが、やっぱりアイドル映画です。アイドルが主役ということもあって、井口作品にしては、エロの部分が物足りなかったかな。

戦闘少女の三人、みんな可愛いんだけど、10年以上前の作品ということで、皆どこ行っちゃったんだろう。
杉本有美さん、たしかゴーオンジャーに出てたと思うんだけど、アクションシーンがカッコよかった。あんなに可愛いらしい顔が血のりでベッチョリと・・・。人を傷つけまくる商店街のシーン、ワンカット15人切りなんてアイドル映画史に残る壮絶なシーンじゃないでしょうか。(なんてね)
クールな高山侑子さん。あんまり知らなかったんですが、すごいきれいな女性だと思います。そして、役柄とは違う素顔のあどけなさ。メイキングビデオが、ホンっと可愛かった。
いかにもアイドルな森田涼花さん。タコぐちの異様なメイクであっても、本当に可愛らしい。シンケンジャーの時もそうでしたが、まさしく癒し系です。ビデオに付いていたスピンオフドラマも可愛らしい魅力満載で面白かった。
こんな三人が血まみれになるんだから、過激なアイドル映画以外になんて言ったらいいんだろうって感じです。

それから、いとうまい子さんとか、竹中直人さんとか、有名どころが脇を支えるのも、なかなか良かった。

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ratien

3.5コスプレナース萌え!!

2018年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

萌える

杉本有美と森田涼花の二人が美しく、発声も良かったです。内容は安定のTOKYO SHOCKという感じで、特に美術は好き嫌いがあると思います。最後の方はお腹いっぱいでした。序盤の「新小岩で開眼したウクライナ流剣術!!」という台詞や、竹中直人のカツ丼シーンは何か良かったです。メイン以外の女性たちもアイドルだったら良かったです。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

1.5☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから ご存知、井口・西村・坂口…と、「...

2018年1月8日
iPhoneアプリから投稿

☆★★★

※ 鑑賞直後のメモから

ご存知、井口・西村・坂口…と、「切り株映画なら任せろ!」と言った3人の競作美少女切り株スプラッター。
う〜ん、詰まらん!詰まらん!詰まらん。
3人だから3回呟いておく!

確かに主演の3人は可愛い。それは認める。
彼女達の顔に血飛沫が、これでもか〜…とばかりに掛かる。
それもまだ許す!許せないのはさっぱりと面白く
無い事だ!

今ではこの手のB急作品愛好家にとって、首が飛び・破裂し、大量の血飛沫が上がる。それだけで果たして満足出来る人が大勢いるのか?先ずは面白く無ければ話にならん。

この手の日本産切り株映画に対しては詳しく無いが、ここ数年で限ればかなり観てはいる。
個人的には『ロボ・ゲイシャ』以外は殆ど外れだなあ〜…。

杉本有美凄く可愛いかった。
出来ればその覚醒した右手で…おっと、自粛…銃…っと!

2010年6月1日 シアターN渋谷/シアター1

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松井の天井直撃ホームラン

4.0一見さんには敷居が高すぎるかも^^;

2011年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

原案が井口昇監督。
おふざけ具合は想像に難くありませんでした。

どうせならイベントつきで行こうっと!!

公開初日の舞台挨拶付きに参戦してきました。
公開映画館が渋谷シアターNと腐女子の聖地の上にあり、
非常に小さな如何にもミニシアターという映画館のため、
チケットは発売初日5分もたたぬまにソールドアウト!!

劇場は見渡すかぎり男だらけ。
作品特製のTシャツや、どこかの
イベントのTシャツを、着込む男の姿もあり、
いつぞやTVで観た、真夏の炎天下にお台場で
開催されたアイドリング!!を踊ってジャンプしながら
応援をする男たちの図が、頭の中にパッと浮かびました。

もしかすると、わたしは来てはいけないところに来てしまったのかもしれません(苦笑)

そんな公開に苛まれながらも、
暑い暑いと汗を滴り落としつつ、上映開始を待ったのでした。

☆彡     ☆彡

はじけっぷりは『ドグちゃん』のほうが好きだなぁ
井口監督の説明を受ければ確かに『第9地区』っぽくもあるかな

“差別”
“命の尊さ”
“一風変わったアイドル映画”

井口監督の口より舞台挨拶を締めくくる言葉として語られ、
映画館内からは私を含めて大爆笑が起きたのですが、まぁ
たしかに作品を振り返れば、そうは取れなくもないかな、と思います。

“一風変わったアイドル映画”
これに関しては間違いのないところでしょう(苦笑)

ただ、前半は
杉本さんは、ゴーオンシルバーにしか見えないし、
森田さんは、シンケンイエローにしか見えない。
高山さんも、声質・演技の質から九楽あすかにしか見えない。

と、過去作の役柄とダブって仕方がない
(ファンならではの性みたいなものかな)。

作品も、タイトルからして、
『スケバン刑事Ⅱ』をもじっているのは
明らかで、どこかに南野陽子さんが、サプライズ
出演されるんじゃないか、味方か敵の攻撃アイテムに
ヨーヨーが出てきたら、どうしよう、それともまさか
一捻りしてビー玉にしちゃったりするのか、なんて、
ドキドキもしましたが、まったくそのようなサプライズはありませんでした
(ドラマを毎回リアルタイムで欠かさず観ていたファンならではの性みたいなものかな)。

◇   ◇

今作を、ザクッと総表しちゃうと、
“井口監督を含めたファンへの贈り物”です。

出演者で印象に残ったのは、
標準語でセリフを話すナースのコスプレをした森田さん
(ファンには京都弁じゃなく、おまけにナース、たまらんだろな)。

そして、ゲスト出演してくれた竹中直人さん。
今作、劇中で最大の笑いをかっさらったのは竹中さんでした。
表情の細かい笑い、声の高低の細かい笑い、これは竹中さんしかできません(断言)

◇   ◇

ミュータント・ガールズ vs 人間

普段の姿は人間に似ているのですが、
実際の姿は人間とは異なるミュータントたちと人間との戦いが一応根底のテーマ。

3人ともかなり真面目にアクションに取り組んでいます。
高山さんはアクション担当監督坂口さんに「才能ないね」と面と向かって言われたそうですが。
と、なるとやはり『花のあすか組 neo』は吹替えが多かったんだなというのがバレルわけでして。

異質なものと人間との共存。
これは『第9地区』でも描かれていたテーマのひとつ。
今作、血はドバドバ噴出しますし、エロも全開ですけれども、
こじつけっぽくもありますが、メッセージ性は一応あった、と言えなくもないかな。

ただ、今作に、メジャーシネコンに行くお客さまたちが、
大挙して駆けつけるイメージは、まったく想像できません。

一部のコアなファンの中で細々と、しかし熱く語られる作品となるんでしょうね。

☆彡     ☆彡

上映後の舞台挨拶は
『ドグちゃん』のイベント同様、
徐々に、森田涼花さんの独壇場に。

彼女の、トーク反射神経は、
外道衆の攻撃に反撃するときなみに鋭くエッジがきいています。

天然の一言だけでは片づけられない、
頭の回転の速さを感じさせられました(笑顔)

作品の終わりかたからすると、
続編も視野に入れているのかもしれません。

ただ、森田さんと高山さんに関しては、
それまでに、もっと人気が出て女優としての
地位を固めてしまってもおかしくはない事務所の大きさと素養を感じますからねぇ。

続編があったとしても
一部キャストに変更はあるのかもしれません。

個人的楽しみ度で4点をつけますが、
なにも知らない一見さんが飛び込むと、
1点どころか、点をつけたくなくなる怒りに震える可能性もあります。

その点だけは、予めお伝えをしておきます(どんな映画なんだホントに(苦笑))

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septaka

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