「金かけてドヤ街出来ました」あしたのジョー しんざんさんの映画レビュー(感想・評価)
金かけてドヤ街出来ました
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いまの技術なら、CGでドヤ街再現できるし、ボックスシーンもCGで迫力あるように描ける
しかしな
あしたのジョーはそもそもボクシング漫画ではない。
がんばる方向が違う。
CGのさりげない使い方は上手いのだが、見せ場(と勘違いしている)のCGはまあ、ひどいことになってる。
どうせCGまみれなら、豚脱走やろうぜ!これがあればずっと印象が違う。失笑でもいいから、笑わせてくれよ~。
音楽はさらにひどい。くどい、くどいぜ、最後にウタダだし。
役者もくどい。山下さんぐらいがちょうどいい。これは収穫。伊勢谷さんはそうせざるを得なかったんだろうな、これもボクシング映画として企画した製作陣の勘違い。あ、それとサチがしみったれててどうすんだよ。
結局さ~、あしたのジョーをこういう形でボクシング映画にするってことはさ、創れる技術はあるのに、何のために、誰のために、どう見てもらいたいっていうのが、ゴソっと欠けてんじゃねえのかな。
うーん、うちの会社みたいだ。
そのなかで、山下さんは与えられた仕事をきっちりこなしている。歯車としての自覚すら感じる。だからプラス0.5点
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