劇場公開日 2011年2月11日

「プレミアムエディション(円盤)の特典映像にも価値を感じる」あしたのジョー Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0プレミアムエディション(円盤)の特典映像にも価値を感じる

2024年4月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

紅一点の白木財閥のおじょーである葉子役の香里奈さんも含めキャスティングは登場人物とリンクする部分がある。
ジョーの成長物語には、眼帯が特徴的な丹下段平の存在は欠かせないのと同様に、丹下段平役の香川照之さんは、撮影の裏側でも孤高なジョー役の山下智久さん(とストイックな力石役の伊勢谷友介さん)に(トレーナーと共に)ボクシングの指導をするほど活躍をした。

アクションは、特にジョーの得意技クロスカウンターパンチの実写映像化が注目ポイント。
ケンカもリング上の試合もとても良く、動きも肉体そのものもリアル。
東京のドヤ街(山谷地区)、特等少年院(架空の施設)、後楽園ホール、泪橋など背景の映像がすばらしい。
トイレの映像もあって嬉しい。
カメラワーク、照明、衣装、BGMもほぼ満点。
観れば観るほど見るところがある。
内容は、原作より減量して軽くスッキリ、力石との戦いがメインでわかりやすい。

Don-chan