スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団のレビュー・感想・評価
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映像としておもしろい
表現方法が他に類を見ないものばかりで見ごたえがあります。
確かマッチカットとか言う、カットチェンジの仕方を多用していて、話がぐんぐん流れていきます。
話のスピード感がものすごいにもかかわらず、置いてかれないのは、話にまったく深みがないから。。。基本的に自分は映画はストーリーが命と思っているので、こういう映画はディスりたくなりますが、ここまで映像がポップだと、かえって話に深みがなくてよかったかなと。設定がいろいろ現実的じゃないし。そこにいちいち突っ込んだらこの映画は成り立たないですしね。
アイキャンディーとして、かる~い気持ちで観てください。
キーワードは、ゲーム・漫画・ティーンネイジですね。他の方のレビューにありましたが、この映画の原作は漫画なんですね。なるほどです。
期待したのに…
始まってすぐ、ユニバーサルのロゴが8ビット仕様。
音楽もファミコンテイスト。
コミックの実写化。真面目に語ってもしょうがないという内容。
22歳のスコットが恋愛してバンドしてバトルして色々あってエンド。以上。
このノリが好きな人は楽しめるだろう。私は乗れなかった……。
むしろ退屈と感じるシーンも多かったし展開が遅く感じた。
格闘ゲーム好きなのだがバトルシーンにも心踊りがなかった。
何かが足りない…。
スコットのキャラは好感もてるのだが
なにか深い思い入れを感じるシーンがみあたらない。
バンドに対する情熱も感じないし
恋愛対象に向かうスピリットにも共感できない。
なんの苦労もなく格闘マスターだし
ヒロインも魅力的には思えず、可愛くない。
いいところないな。
自分が脚本書いた方が面白くできる、と思わせてしまうんじゃ駄目でしょ。
帰りにゲーセンで格ゲーしました。
TVゲーム世代の青春ストーリー
ゲーム、バンド、恋愛、トロントをミックスしたストーリーです。原作の漫画は映画が公開された後に簡潔しているので読まなくても問題ありません。
劇中の音楽はベック、メトリック、ブロークン・ソーシャル・シーン、コーネリアスが提供しているのでそのあたりが好きな人は楽しみ易いと思います。
また脇役ですが、キーラン・カルキンの存在感がすごいです。
キーラン・カルキン
面白かった。
たが深みはなし。まぁこの映画にそれは求めないか。
ファミコンで育った世代の映画監督の一人くらいはこの手の作品を作ってもおかしくはないなといった印象。
キーラン・カルキンのキャラが良かった。
彼の立ち位置はバイプレイヤーなのだろうが、別の作品も見たいと思った。
愛さずにはいられないオタク映画
オタク青年スコット・ピルグリムは、ラモーナに一目惚れ。
しかし、彼女と付き合うには邪悪な元カレ軍団を倒さなければならなかった。
タイトルやあらすじを見ると、何だこりゃ!?と思ってしまう。
簡単に言うと、平凡な青年の恋を、ゲーム感覚のバトルアクションで味付けした青春ラブコメディ。
元カレとの戦いは、ストⅡのような格闘ゲーム。
勝つとコインやポイントが貰えたり(笑)、登場する元カレがどんどんレベルアップしていったり、さながらRPG。
漫画のように擬音が表示されたりと、一風変わり過ぎ、ユニーク過ぎ(笑)
ゲームが好きか嫌いかで、この映画の見方は決まる。
でも、こういう変わった映画、結構好きなんだなぁ。
ゲーム風のユニバーサルのロゴ&BGMもいきなりツボだった。
ゲーム、ロック、オタク、コミック…。日本カルチャーへの愛も感じる。
米版「モテキ」もしくは「ボーイズ・オン・ザ・ラン」か、それともオタク版「(500)日のサマー」か。
何だかとても愛さずにはいられない映画だった。
2011年レンタルワースト1位
50円だから借りたが………さすがにこれダメだな……全然このコメディについていけないし、ミュージカルもつまらないし、ゲーム感覚のアクションももう無理……ジャッキーのレア映画シティハンターのストリートファイターの方が面白い。
85〜90分でいいだろこんなの😠
愛しつくされるB級
エドガー・ライトという監督をどれだけの人がしっているのかわかりませんが、
好きな人はたまらなくこの監督と出演者と作品を愛しているでしょう。
私もその一人です。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」と比べると、ちょっと乱暴で唐突なストーリーなので、免疫の無い人にとっては「なんじゃこりゃ」だと思われます。残念ながら。私でさえ置いてきぼり感ありましたから。
でもね、でもね、だからって頭ごなしに面白くないなんて言わないで欲しい。
きっと、まだこの監督の魅力に気づいていないだけだから。
正直言って、3作品のなかではいちばん面白くはないと思いますよ。
でも、でも、好きなんだよ。
エドガーライト愛してるんだよ。
こんな映画観させてくれるのは彼しかいないんだよ。
とまあだいぶひいき目な評価にはなっちゃうんですが、
とりあえずいちど観てみたらいいじゃない。
あ、音楽最高ですよ!
もちろんサントラゲット済みですよ!
いつまでもコンティニューしていたい映画。
この映画の監督、エドガー・ライトというお方。近年稀に見る才人ですね。
本当に、何つーか、得難い存在。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』にしろ『ホット・ファズ』にしろ。
彼の作品を鑑賞する度、実感することがあります。
“この人の映画は、この人にしか撮れない”
誇張とかじゃなくて。本当、独創的で面白いんですよ。理屈抜きに。掛け値なしに。
誰でも撮れるってのとは違う。純度100%エドガー・ライト映画(他作品のオマージュはありますよ?)。
それなのにですよ!!
本当に本当に、ここ日本では扱いが不当なんですよね!!
知名度皆無。認知度低い。門前払いの一歩手前。
熱心な映画ファンの署名活動を経て、やっとこさ公開なんてのも在ったし……いやいやいやいや!!!!
こんな理不尽は無いですよ??
観れば誰もが口を揃えて面白い!と絶賛する、彼の作品。
もういい加減にしませんか?もう充分でしょう?
一部の映画ファンでの盛り上がりも(イベントにしても)、飽くまで映画ファンでの盛り上がり!それじゃあダメなんです!
もうそろそろ!本腰入れて!日本の配給会社さんは、彼の映画を気合入れて宣伝しましょうよ!マジで勿体ない!
あ、前置き長くなりました。
で、本作スコピルです。
本当良く出来てると思います。ちょっと常人じゃ思いつかない作風(原作はあれど)。
素敵なバカ映画。
バカという単語を褒め言葉に使うと、大概はイコールでボンクラ映画扱いされる危うさもあるんですけども。
ここで使うバカは、ジャンルとしてのバカというか。
クレイジーの部類でバカというか。
カテゴリーのバカというか。
……あ?
ああ…そうか。だからボンクラなのかorz
いやいや!ボンクラでもいい!面白いんだから!
ああ!もうメンドクセエな!
兎に角です!是非、エドガー・ライト!スコピル!一度、体験してみてください!
ポップでカラフルで超ギーク!な底抜けラブアクションコメディ
エドガー・ライト監督、期待の新作!
……期待してる人がどれだけいるかは謎ですが。
いや〜しかし、面白かった!
ブッ飛びすぎ!!
ギーク(オタク)な主人公スコット・ピルグリムが、
理想の女の子ラモーナを彼女にするべく、
次々と襲い来るラモーナの“邪悪な元カレ”達を
倒してゆくという物語。
先日の『エンジェルウォーズ』と同様に
ギークな要素だらけの本作だが、映画のベクトルはまるで逆。
ギャグを前面に押し出し、満載のVFXもポップでカラフル。
暗さや小難しさがまったく無い、
キュートで超ノー天気なラブアクションコメディ。
冒頭、ユニバーサルのロゴがファミコンみたいな
ピコピコ音声&ドット画で登場する所からもうやりたい放題で、
『SW』『ゼルダの伝説』等のパロディ満載だったり、
擬音やら相手を殴った時の衝撃やらがマンガチックに画面を飛び交ったり、
荒唐無稽でド迫力のVFXアクションが平然と始まったり……
TVゲームやマンガにあまり馴染みのない方には
『……へ?』なシーンばっかりなんだろうなあ。
かくいう自分は小学生の頃に友達とスーファミで
遊びまくった世代なので割かしドンピシャだが、
ここまでやりたい放題だと観てるこっちが
ミョーな気恥ずかしさを覚える(笑)。
さてさて映像もさることながら、キャラも強烈なヤツだらけ!
中でも最初の元カレ、パテルは……
なぜ踊る。
なぜ歌う。
なぜボリウッド。
なぜ空を飛べる。
なぜ火球を出せる。
ゴーストガールズって何だ。
結局何もしないじゃないかガールズ。
あといちいちポージングしながら話すのは何とかならんか。
そもそもお前、その髪型はどうなんだ。
他にも
自分のスタントマン(多いし似てない)に戦いを任せるアクション俳優とか
菜食主義を貫く事で超能力を会得した男(もう訳が分からん)とか
続々登場する元カレ軍団は濃すぎる連中ばっか。
他の脇役キャラも皆面白いんだけど、
紹介するには字数が足りない……。
1人挙げるなら、スコットの彼女ナイブズですねぇ。
ラモーナが登場してから暴走機関車と化してゆく彼女が面白すぎ。
窓ガラスに張り付く姿には戦慄(爆)。
う〜、ここまで書いててナンですが、ホント文章にし難い映画だなあ。
このブッ飛び具合はやっぱし観ないと分からないね!
(と、自分の文章力の無さをタナに上げてみる)
まだ劇場で観られる方は是非是非!
<2011/5/14鑑賞>
ん…
4月8日、シネマライズにて先行レイトショーにて鑑賞。
気になっていた映画だったので期待していましたが…同行した彼女は開始15分くらいで残念ながら爆睡…。
なんとなくアメリカ人がすごく日本のカルチャーが好きだってのが伝わってくるんですが、残念ながらそれがほとんど一昔もふた昔も前のネタって感じなのが残念でした。
でもゼルダの音響はよかったねぇ~
スコットの不思議な世界
いや~。この作品は私のようなファミコン世代にはピッタリの作品ですね。なんというか昔遊んでいたゲームの事を思い出しながらやっていました。しかし、残念ながら昔の任天堂のゲームをやったことのない人達からはくだらないと片付けられてしまうでしょう。それが残念でたまりません。
カナダのトロントに住みながらあるバンドのベースを担当している主人公のスコット。彼は高校時代から付き合っていた中国人の彼女がいたが、ある日不思議な少女レモーナと出会い恋におちます。しかし、彼女のハートを掴むには彼女の元カレ7人全て倒さなければいけなくなってしまうのです。
注目はエドガー ライト監督の作る独特の世界観と派手なバトルシーンの数々。この作品の世界観をわかりやすく例えて言うなら「スト2」×アニメ版ドラゴンボールZ×「JUNO/ジュノ」みたいなものです。なんと言うかオリジナル性にとんでいて最高でした。バンドバトルや格闘シーン等も最高に派手で魅力的でした。映画を観終わった後にテンションが上がってしまって思わず興奮してしまいました。もうとにかく最高の気分にさせられました。
それから忘れてはいけないのが音楽。オープニングのユニバーサルスタジオのロゴのバックにあのテーマ曲のサウンドが変わっていて何とも面白かったです。また、言いますが、ファミコン世代の私にとってはこういった部分もたまらないのであります。
というわけでとても良い気持ちにさせられました。こんなに映画を観て爽快な気持ちにさせられたのは久しぶりです。この映画には弱点などありません。完全にKOされました。
#2
ちょーーーーおもしろかった!
多少の中弛みは否めないけどそれでも本当におもしろかった!!
エドガー・ライト監督独特の笑いやテンポの良さが観ていてすっごい快感!
個人的に大好きな主演のマイケル・セラもちょーキュートで期待を裏切らない演技してました´▽`
DVD出たら絶対買います!
ウィアァァァァァァァド。。
変わってる映画です。 でも “新しい”という言葉は当てはまらない感じ… なんて言うか、カレーは ライス(ご飯)と食べるものだと思っていたのに 突然ナンが現れて 「どうなの、これ…」って躊躇したとき、みたいな(でも慣れると 悪くないね的な)。 テレビゲームを体感してる部分もあり、コメディもあり。 ちょっとラブ、ちょっとゲイ、アクションもあって 生活情報も得られますって、お得な内容。
カナダに住む売れないバンドのベーシスト:スコット・ピルグリムは、ある日不思議な女性 ラモーナに出会い、すぐさま恋に落ちる。 だが ラモーナと付き合うためには、彼女の邪悪な元彼7人と決闘をして、すべてを倒さなければならなかった……(作品情報より抜粋)。
コミック漫画を読むと 効果音を文字で表現しますが、それをそのまま 映画に生かしてるところが 変わってる。
俳優さんのセリフと共に 場所がリンクしたり、夢か現実か・現実なんだけど やってることは非現実ってところも 変わってる。
血を見ないアクション(戦い)ってところも 変わってる。
マコーレー・カルキンか?と思ったら、弟が出てるところも ウィアァァァァァァァド!!
主人公:スコット・ピルグリムを演じた マイケル・セラ。 すごく注目されてる 若手俳優、『紀元1年が、こんなんだったら!? 』に出てました。 小っちゃな顔に 入りきれてないパーツ(目や鼻が 顔の半分以上を占めてる)、ハンサムとは呼べない風貌ですが 演技は上手いと思います。 というより、最近はこうゆう ナヨ(ッとした)系がモテるのかしら。。(『ソーシャル・ネットワーク』の ジェシー・アイゼンバーグもこっち系だし)。 アクション・シーンは スタント使ってるはずだけど、彼の動きが体感できて 面白いです。
スコットと同居してるウォレスを演じた キーラン・カルキン。 マコーレー兄貴に ソックリ! 落ち着きある演技、良かったです。 よく映画ではゲイの人たちを過剰表現するけれど、きっと実際のゲイの人たちは こんな感じだろうと思わせる 自然な振る舞いが 高評価。
スコットの相手:レモナ役に メアリー・エリザベス・ウィンステッド。 『エターナル・サンシャイン』の ケイト・ウィンスレットかと思いました。 雰囲気、ソックリです。 レモーナが出てくるシーンは 背景(雪の中)も似てる部分ありました。 ミステリアスな女性:レモナを演じるにあたって、表情をあまり変えない演技に徹しているようでした。 もうちょい メリハリあったら良かったかな。
その他、五右衛門のような クリス・エバンス(『ファンタスティック・フォー』)、こっちもナヨ系 ジョニー・シモンズ(『ジェニファーズ・ボディ』で ミーガンに食われそうになる子)、よくしゃべる アナ・ケンドリック(『マイレージ・マイライフ』の オスカーノミネート女優)、いつもすっぴん? アリソン・フィル(『ミルク』で ショーン・ペンを支持してた子)、子役から成長した メイ・ホイットマン(『ある晴れた日』で ジョージ・クルーニーの娘役してた子)、主役から転落 ブランドン・ラウス(『スーパーマン・リターンズ』の スーパーマン)などなど。 あ! 日本代表の 斉藤祥太くんと慶太くんいました (でもセリフなし)。
劇中に 【ビーガン・vegan】という言葉が出てくるのですが“肉・魚だけでなく 乳製品・卵も食べない人、「ベジタリアン(vegetarian)」と言えば 普通は乳製品・卵まで食べる人たちを言うようです” だそうです。。 なるほどね。
変わってる映画、基本 コメディなので 気軽に観てみるのもいいかもです。 もし3Dがあるなら、もう一回観てもいいかも☆
P.S. 『ドラゴンボール』もこんな感じだったら、ヒットしてたと思いました・*★。
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