劇場公開日 2011年7月2日

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「満足度100%」ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0満足度100%

2010年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

別の映画を観るつもりが 急きょ『ナニー・マクフィー』に予定変更。 キッズに囲まれて “無駄な時間を過ごしそう…”と ブルーになりながら鑑賞。 あら どうして、良い映画じゃない! コメディですが ホロリとさせられる部分もあって、観終わった感想は 「満足度100%!」

一作目は 2005年に公開されたらしいのですが 日本での上映はなかったのかな? 絵本が原作になっている お話。 とあるお家に 子供たちがおりまして、どうにもこうにも 言うことを聞かない・暴れる・手がつけられない。 そしたらどこからか ナニー(子守をしてくれるばあちゃん)がやってきた! ナニー・マクフィーは ナニーの学校(軍隊?)を卒業した エリート。 がしかし、その容姿は 大きなほくろに、取って付けたような鼻に、飛び出た前歯 (ブサイクなのです…) そんなナニーいらない なんて思っていると… キラリンッ☆ 魔法で お仕置きされちゃうのです。
今回 ナニーが出会う子供たちは・・・ 戦時中のイギリスの田舎に住む 3人の子供たち。 そこへ遠くから訪ねてくる セレブな従兄妹たち(2人)。 (戦争へ行った)父親の留守中、家を一人で切り盛りする母が 5人をコントロールできずにいると ナニー・マクフィーがやってきた!・・・と お話はつづきます。

脚本を書き、主演のナニー・マクフィーを演じた エマ・トンプソン。 彼女、本当に 多才です。 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で 変テコな先生を演じたり、『ラブ・アクチュアリー』では 大統領のお姉さんを演じたり。 最近では『新しい人生のはじめかた』でダスティン・ホフマンの お相手をしてました。 本当に絵本から飛び出してきたような ナニー。 彼女が演じるから おもしろい! 当たり役だと思います。

ナニーに助けてもらう母親役に マギー・ギレンホール。 ジェイク・ギレンホールの お姉さんで、『ダークナイト』で ヒロインのレイチェルを演じた彼女。 ロンドンで演劇を?勉強した経歴があるようですが ニューヨーカーなので イギリス英語はイマイチ。。(まあ、聞き取りやすいですけど。) キッズ相手のお芝居なので オーバーリアクション必至で、そこは マギーに合ってると思いました。

子供たち5人は 皆キュートでした☆ その中でも 従兄弟のシリルを演じた子は 大人びた演技が “オジちゃんぽくて”可愛かった(笑)

皆を振り回す(敵)フィルおじさんを演じたのは リス・エヴァンス。 『パイレーツ・ロック』の 伝説のDJやってた人、かな? 近日公開予定の 『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』にも 出演しているそうです。 ウザいおじさんだけど、どこか憎めない感じの役。 お上手です。

(本作とは全然関係がありませんが…)『ハリー・ポッター』つながりで、マクゴナガル先生(マギー・スミス)と ヴォルデモード卿(レイフ・ファインズ)も 出演してます。

それから、戦争に行ってる父親役は “意外な人”でした(出てきて ビックリ! こうゆう映画にも 出るのね☆) あえて名前は伏せますので、ぜひ劇場で確かめてほしいです・*★。

あ、“金髪のシュレック(それとも フィオナ?)”も出てます。

面白い映画ですよ。DVDでも良いですが 上記の出演者が気になる方は ぜひ劇場で鑑賞してほしいですし、キッズには よい教育になると思うので 親子で鑑賞がお勧めです☆☆☆

Blue