「テーマが不在では・・・・」白夜行 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマが不在では・・・・
クリックして本文を読む
原作のファンだけに映画化には少し、不安でした。やっぱり的中。正直映画化して何をテーマに置くのか・・・。原作では二人は影と日向で同じ存在というテーマを被害者の少年と加害者の娘と言うシチュエーションのバランスの面白さもあった。小説のほの暗いアンダーグラウンドな雰囲気は決して描き切れていない。キャストも演技も悪くないが最後のエンディングが微妙で原作を知らない人は「悪女に踊らされた少年」って感じで終わっていて勘違いしちゃうだろうなって思いました。いずれにせよ東野圭吾の作品は2時間程度の作品では厳しい。
コメントする