「衝撃の「動機探し」」白夜行 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃の「動機探し」
衝撃だった。
この作品は全く知らなかった。
ミステリー小説でベストセラーとなり、2005年舞台化、2006年にテレビ化されてミリオンセラーとなり、2009年には韓国でも映画化されている程に有名なものとは。
出会うのは、この2011年に製作された本作品が初めてで、それは幸運だったと思う。
この映画はミステリーとして良く仕上がっている。
序盤で誰が犯人か はっきりするが、その動機の推測がしっくりこない。
登場人物の刑事と同じ視点と重なり、感情移入させられていく。
そして終盤、刑事が真相に辿り着くその時まで、本当に謎が解けなかった。
何が彼らを結びつけているのかを。
興味が湧いて 映画の後、テレビシリーズをチラ見した。
そちらでは第1話から その動機を全て明かしていた。
ドラマを観ていたら、衝撃は無かった事だろう。
不意打ちを食った「映画版」を先に観れて幸運だと思ったのだ。
まだ、本作品を知らない人は是非「映画」を先に観ることをお勧めする。
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