ヒア アフターのレビュー・感想・評価
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長すぎる:30分に編集したら名作短編映画になる
この映画の存在は冒頭の津波のシーンに集約される。
長すぎる映画。
しかし、見終わったあとにしみてくるぞ!
不思議。
だらだら続くストーリーに耐えて鑑賞した甲斐があったかも。
津波のシーンはCGの悪例
長いしテーマが重い。なのでおもしろくない。ストーリーが、助長なのはマット、交通死亡事故の子供、津波のフランス男女をぐるぐる回っているから。やはりめんどくさい。特筆すべき点もなし。
だけどさ311がなければ、絶対称賛していたよねこれ。しょうみこういう災いって、経験したかしてないかで、見方って変わるんじゃね。
静かに丁寧に描いたオカルト
霊能者と臨死体験をした女性、双子の兄をなくした少年。
この3人のこころの繋がりを描きたかったのか何なのかわかりませんが
もともとがオカルトレベルの話なので(霊能者自体が)
3人がそれぞれなぜ繋がり合ったのか理解できなかったし
まったく共感できずで終わりました。
ラストの霊能者が女性とキスする自分を想像しているあたり
ただ気持ち悪い男と取られても仕方がないかと。
ダサい上着を着たさえない、リストラされた霊能者と
年を取ってTV映りが厳しくなったアナウンサーなど
全般的に地味に仕上げて現実味を出したかったのかもしれませんが
思い直してみても所詮オカルト。
それ以上でもそれ以下でも無いですね。
残念でした。
一瞬の先も予測不可の人生でも、人は人と繋がる事で活かされる
予想通り秀作でした。しかし、311を体験した人達を知り合いに持つ日本人には、どうなのだろうか?希望に向かって生き、自分を取り戻そうと努力する3人の姿には、励まされる気がする!
CW監督作品は、どれもみんな好きな傾向にある(硫黄島からの手紙を除く)
この『ヒア・アフター』は正月から観るのを楽しみにしていた。しかし仕事が忙しく観られない間までいたら、東北震災が起きてしまい上映が中止になり観る機会を逃していた。
上映中止前に観ていた方々は高評価でしたので、どうしても観たくてアメリカからDVDを購入して観た。
やっぱり好きな作品だ。人間に対する温かく、細やかな監督の目線が作品全体に流れていて共感した。一部分仏語の台詞が英語の字幕で、詳しく理解出来ない点があったが、6回位見直した。
それでも、飽きる事も無く、評価の下がる事も無く、何度観ても心にしみる作品だ。
私は生涯のベスト映画5としてこの映画のタイトルをあげていたにも関わらず、レビューが中々書けないでいた。気持ちの整理が出来ずにいたからだ。
阪神大震災を体験した、大森一樹監督が、ある映画雑誌でこの映画を褒めていた。そしていつの日か(この映画が見られる位に心が回復したらと言う意味かも知れないが)この作品が観られる日が来ると良いと言い、魂の再生の旅の話しなので、きっと励まされ希望をこの映画から得る事が出来るだろうと言う様な意見を述べておられた。
大森監督が昨年『津軽百年食堂』でロケをした場所が、また今回の震災で被災地になったと言う大森監督も震災と御縁の有る、大変御苦労の多い監督さんである(私の好きな監督でもあります!是非大森作品を観て欲しい)
江原さんの様な、霊感が有って、読心術が備わり、過去が観られると言う友人を知っているが、やはりこの映画のジョージがそのン能力をギフトと言うよりは、呪いと言うが、その様な苦しみを当人は抱えているようだ。一方私達凡人はそれでも尚、愛する人の死を乗り越えるには、その死の世界の先に有るもの、あの世の世界を知りたがる。
いずれは誰一人として、残される事なく、漏れなく全員に体験する機会が平等に与えられているのに!全くハズレ無しなのに!!
ジョージとマーカスとマリーの三人の関係から、人の運命と、人の縁と言うものは人智を超え、総ての境界線を越えた、何処か神様の世界の一部と繋がり合っていて、総ての人には、多様な目的と才能と出会いが上手く織り成されていることが人生そのものであると80歳に成るCW監督は、一歩先を歩む者として、私達に生きる道を指示していてくれる気がする。
死後の世界の確信は出来ないが、しかし人を愛し、助け合い繋がり合いながら生きると言う事は、この映画から学んで行きたい気がする。
自粛
あまり印象にない映画。
ただ、津波のシーンは3.11と同じ感じ。
この映画を観たときは3.11前だったため、
津波に関して恐怖を実感できなかった。
日本では3.11以降公開中止になったらしい。
マットデイモンがもっさりしていた印象しかないな・・
おだやかでドラマティック
以下twitter(@skydog_gang)への投稿に加筆――
洪水や地下鉄爆破など、凡百の監督なら間違いなく大スペクタクルに仕立てあげようとしてしまうシーンでも、イーストウッド監督は決して観客の興奮を煽ろうとしない。ここまでの堪え性を見せるという事は、自身の演出の方向性に、巨岩の如き確固たる自信がある証拠。
生と死の境界で三者三様に心に傷を負った人々が、ほんの少しだけ触れ合い影響し合う。
そして物語がそれぞれの穏やかなヒアアフター(未来、来世)を予感させるラストに流れ着いた時、テンポ色調音楽、その全てを極端に抑えた演出の妙が、観客の心を静かに揺さぶる。
穏やかな気持ち
何だか考えさせられる映画でした。切ないけど、ラストはハッピーエンドな予感で終わったので、良かった気がします。
冒頭の津波のシーンは衝撃的で、私達日本人にとっては辛いものとなりましたが、全体的には穏やかな映画だと思いました。
あまりに穏やか過ぎて、ちょっと物足りなさは感じました。
観たあと心がホッコリする。
先週のおはシアは~
“ヒア・アフター”をご紹介しました。(今更の更新でメンゴっ!)
クリント・イーストウッド監督作品。
これを聞いただけで観に行きたくなりました。
彼は役者としては勿論監督としても素晴らしい才能の持ち主。
オスカーも受賞してるけど、もっともっと評価されてほしい監督です。
ストーリーは~
何の関係のもない、別々の国に暮らす3人の登場人物のエピソードが描かれていき
やがてそれが1つに繋がるんだけど。
鍵になるのは死後の世界なんです。
海外で臨死体験をした、パリに住むジャーナリストのマリー。
現在を追いかけている彼女を取り巻く環境は
死後の世界を垣間見た彼女にとって、とても冷たいの。
私自身は臨死体験とか、死後の世界とか、何の違和感もなく受け入れられるので
マリーがとても可哀想になっちゃいました。
でも彼女の体験が本になり、紹介のために出掛けて行くのがロンドンなんです。
サンフランシスコに住むジョージ(マット・デイモン)は霊能力者。
自身の能力に疲れ、工場勤務をするもリストラに遭い
実の兄によって、また商売目的で能力を使わされそうになります。
そこで彼が旅行に出た先がロンドンなんですね。
もともとロンドンに住んでいたのは、双子の兄を亡くしたマーカス少年。
複雑な家庭環境の中、頼りにしていた兄を失って心を閉ざしてしまった彼が
里親に連れて行かれたックフェアで
以前インターネットで見かけたジョージに出会うワケです。
3人が出会うまで、結構待たされるんだけど
監督の力なのでしょうね。イライラせずに観ることが出来ます。
ジョージが兄の言葉をマーカスに伝えるシーンは、涙ポロポロでしたよ。
そして物語の最後。
人が心の底から解りあうというのは、こういうこと。
長い時間なんて必要ないんだわ。と感じさせる
愛あるエンディングとなります。
心がホッコリする映画ですよ。
“ヒア・アフター”星は~
4つです。
なんとなく
雑誌のコメントに涙が止まらないと書いてありましたがそこまで泣く感じはなかったです
ただ最後生きてる実感みたいなものをじんわり感じました
形の違うそれぞれ痛みを持った人間が関わりあって生きる様が描かれています
男性と女性では評価が分かれる映画
彼と、別々に見たのですが、私の見方、評価と彼の評価は分かれました。
私は、それなりに見ごたえを感じたのですが、クリント監督の映画の中では、いまいちでした。
この前のあの、グラントリノとはえらい違いだったと。
今問題になっている津波のシーンなどはかなり凄いけど。
人間死に直面すると、考えが変わるのはなんとなく理解できますが。私は、幸いまだ死に直面した経験がないのですが。
落ち着いて、DVDが出たら、もう一度じっくり家で見たい映画です。
ガッカリ
始めに、私はイーストウッドの作品が大好きである。
なのでこの作品を見た感想は悲しい。
あまりにも内容が浅過ぎる。
それこそ10年、20年前の作品は本当に見る人をスクリーンに吸い込むほど魅力であった。
だが晩年はイマイチな作品が続く。
インビクタスにしろサッパリであった。
正直、マットデイモンを使うのを止めた方が良いと思う。
ここのところ、あまり良い作品に当っていない。
漫才ギャングと張る、駄作であった。
あの頃のイーストウッドを取り戻してほしい。
後味の良さ
先に書きたいが、東北大地震の前に観た時は、津波CGのリアルさを感じた。
しかし今は全くそう思わない。
現実の凄まじい津波の映像を見たら、しょせん作り物なのだ。
それで本当は☆4.5つけたのを、ちょっと減らしました。
でも、この映画は大変気に入っています。
マット・ディモンがいい。一見地味だが、苦しみを癒すために、横になり大好きなディケンズの朗読を静かに聴くシーンは深みを感じる。
運命的な3人のいる、サンフランシスコ、パリ、ロンドンと場面は変わるが、何の違和感もなく入って行ける。
3人ともきっと幸せになる…そんな予感が、非常に良い後味を持たせる。深みのある名作といえる。
また音楽もよかった。
先生、質問が…
極めてクリント・イーストウッドらしい作品といえましょうか。
クリント独特の心象風景をうまく表現できているとは思いますが…、内容はあんまりないです。
マットデイモンかっこいいし、話題のセシル・ドゥ・フランスきれいだし…。クリントの世界に、忠実に、逆らわないように、触らぬように、…優等生ずらり集めて、自分の世界を披歴して、質問なんか論外、立錐の余地もなく私語もなくコールもなくメールもなくブラウズもなくツゥィードもなく、しっかり理解させて悦にいってる有名教授の講義、って感じでしょうか?
「で、結局のところどうなんですか」…バタン、僕は講座からつまみ出された気分でした。
来世
この世に生まれてきたからには、すべての人に平等に必ずやってくる”死”というもの。
普段は、まったく意識しないで生きているけど、
それを一度意識して生きることになるとどうなるのか。
この映画の中の3人は、その”死”というものを意識して
生きるからこういうことが起こるんだろうという物語。
死んだ人と会話ができる。
津波によって生死の間をさまよった。
仲の良かった双子の兄の死。
そういったことを通じて”死”というものを意識した。
昨日の東日本の大地震で自分も”死”というものを
身近に改めて意識した直後だっただけに
深く考えさせられる作品だった。
思っていたのと違う…
人は死んだらどうなるのだろう…永遠に答えの出る事のないテーマだと思う
イーストウッドはこれを、どのように描くのか?
凄く期待して観ました。
死を描くというよりも大切な人が亡くなった後、人はどうするのか?が
テーマでした。
3人3様の人生が最後に折り合う迄のステップに
親子愛、男と女、仕事の話が織り込まれておりなかなか深くて鋭い
メッセージが放たれていると感じます。
ただ、最後がいただけない…。
えっ?これで終わり?
イーストウッドらしいといえばらしいが・・
制作にスピルバーグが参加しているという事もあり、冒頭からイーストウッドらしからぬ大がかりなCGがあって色んな意味で度肝を抜かれますがそれ以降はいつもの様にダークトーンで丁寧な演出が淡々と続きます。予告や番宣などで見る印象よりも実際にはスピリチュアルな場面が少なく、死を扱っている印象はあまりなかったです。死とはどういうもので、死ぬとどうなるかをイーストウッドが扱っていると期待していてかなり楽しみにしていた私には正直期待外れな部分でした。
主要キャスト3人の様々な葛藤や苦悩をじっくりと描き、やがて3人の人生が交差する瞬間はドキドキします。「あぁーー」、「もうちょっとーー」と心の叫びが出ます。ただ、そのシーンがクライマックスなのですがそこからの展開がやや急な感じが否めず中盤の丁寧な演出がもったいない印象がありました。意外とすんなり立ち直れるんやね、あんたらみたいな。。余韻を残して終わりにしたいのはイーストウッド的なので分かりますが、今回は低予算ではなくビッグバジェット映画なのだから今までに無い展開もやや期待していただけに寂しい感もありました。
マット・デイモンの能力は自分には仕組みは分からないが見えるという点は自然ですし秀逸ですが、それで苦しんできたんだから最後にすんなりああはならないでしょ!でもまぁイーストウッドも若い頃に海難事故の経験があるみたいなんで、そこは経験則で描いてるのかも知れませんが・・
キャストはイーストウッド作品は「インビクタス」に続き、2作目のタッグを組むマット・デイモンを初め、セシル・ドゥ・フランスやオーディションで選ばれたマクラレン兄弟等、国際色豊かなのですが全員微妙にどの国の人なのかが分かりにくく、舞台もパリ、サンフランシスコ、ロンドンで展開するのですがそれも微妙に変わりにくいです。今どこの国だっけ?みたいな。。
でも、後味は良いですし色々と考えさせてくれる題材の映画なので見て損はしないと思います。
是非、「DVD」で鑑賞される事をオススメします。
う〜ん
イーストウッド作品が好きで期待していただけに点が辛くなってしまった。
死語の世界より生きている人へのメッセージ、というのはわかるのですが
やたらと無駄なシーンが長くダラダラとしていて話が動かない。
さぁやっと話が動くのかと思ったら終わっていた。
やたら宣伝していたが、あれがすべてだった。
身近な人が死んでるだけに「ああだったらいいな」というのはありますが拍子抜けした。
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