劇場公開日 2010年10月16日

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「豪華キャスティングだけど、平均的なアクション作品」エクスペンダブルズ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0豪華キャスティングだけど、平均的なアクション作品

2023年12月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2010年の劇場公開時に観て以来の2回目
「エクスペンダブルズ/ニューブラッド」の鑑賞準備で復習

何と言ってもキャスティングが豪華、本作の監督でもあるシルベスター・スタローンさんに加えて、ジェイソン・ステイサムさん、ジェット・リーさん、ドルフ・ラングレンさん、ミッキー・ロークさん等々、好きな役者さん達が総出でお祭り気分になる作品、とても嬉しくなりました
でも、ブルース・ウィリスさんとアーノルド・シュワルツェネッガーさんの登場はあまりにもヒドい、あれは出ているとは言い難く、懇願されてのことかもしれないけど、二流に成り下がっている様に見えました、あれなら出ないほうがいい、安売りしない方がいいのに、と思っちゃいました

あと、ガルザ将軍の娘サンドラを演じるジゼル・イティエさんがすごく綺麗で色っぽかった、せっかくなのでもっと出番が欲しかったです

スタローンさんが公開時のインタビューで、自分のアクションスターとしての後継者という想いでステイサムさんにオファーした、と言っていた記事を覚えていますし、そう言うだけあって、本作はいわゆる”ザ・スタローン映画”ではなく、ステイサムさんだけでなくアンサンブルキャストというのが見どころの1つでもあります

あらゆる物を木っ端微塵にぶっ飛ばして破壊の限りを尽くすノリが痛快で気持ちいいけど、途中 何で戦ってるんだっけ?と見失いそうになるほど、動機が・・・という印象

そして、人を殺すシーンがすごくリアルなバイオレンス描写、当時「ランボー/最後の戦場」でも生々しい殺戮シーンが話題になりました、その流れだったんでしょうか

スタローンさんがメチャクチャかっこよくて、ステイサムさんとの相性もバッチリ、百戦錬磨の傭兵集団という設定が面白いし、彼らの愛機がグラマン社の飛行艇 HU-16アルバトロスというところがまたシブすぎる

今観ても全く古さを感じさせない、アクション映画の秀作でした

Jett