夜明けの街でのレビュー・感想・評価
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観終わった後に心に残るものなし
女の賢さと男の愚かさが対照的な映画です。登場人物に人間味がある。非日常でないので、中盤は少し退屈であることは否めないですね。
ストーリーに殺人を絡めるのは必要ですかね?自分的には蛇足な感じがするなあと。あとは親が不倫をしていて、あれほど忌み嫌っていたのに自分も同じことを繰り返すんかな、って少し疑問に思いました。
渡部の妻の描写はとても気に入りましたね。人参嫌いの娘が途中から人参を食べれるようになんねんけど、虐待まがいのことも裏側であったんかね。サンタは鉄板です(笑)
原作にあるであろう事細かな描写を映画に反映できてないのが残念。主人公が地に堕ちていく様子が半端で話が飛躍的になってます。時間的に厳しいこともあるけれど。
演出もこだわっているけど、性描写が弱いとやはり現実味が薄くなる。ベッドシーンをもっと過激にぶちこむべきです。
岸谷のおっさんはどこにでもいる普通のサラリーマンを良く演じている。ただ、魅力が無い。深キョンはひたすら可愛いですが演技力に乏しい。
見終わったあと特に心に残るものはありません。
日常を愛すか、非日常を愛すか
美しきは深キョンと久保田利伸のバラード
他のレビューにもある通り、内容は薄っぺらいかな。原作だとサスペンス要素ももっと緊張感あったんですよね。
確かに深キョンみたいなコと恋に落ちたら、そら、ハマるでしょうよ。
ここ最近の岸谷五朗の演技は目おもいっきり見開いて大袈裟で胸焼け気味ですが、この頃(ごく普通の中年サラリーマンという設定だから当たり前かもしれませんが)は自然な演技でなんとなく安心(?)しました。
もったいないのは、主題歌。久保田利伸のバラード曲の中でも「Missing」,「CRY ON YOUR SMILE」,「夢with you」など名曲は数あれど、この映画の主題歌「声にできない」はワタクシのなかで久保田バラードNo.1になりました。
違う映画もしくは連続ドラマで使って欲しかったと思う次第です。
くたばれば良い
原作に比べてとにかく薄い
小悪魔深キョン
不倫ドラマとサスペンス、どちらかと言うとかなり不倫劇の方に重きが置かれた作品になってましたが、まあ不倫劇の方は悪くない、とは言っても別に目新しい内容ではなかったですが、説得力もあったしキャストの嵌まり具合もあって、思いのほか見入ってしまいました。
サスペンスの方はインパクト薄、引っ張った割りには・・・な感じでしたね。
しかし岸谷五朗が演じた主人公の渡部が冒頭から言っていた通り、不倫なんてバカな奴のすることには間違いなく同意。
仕事も順調、幸せな家庭もあったなら、尚のことその通り。
ただ深田恭子に不倫地獄に誘われたなら、果たして断れるのか、男なら絶対悩むところでしょうね(苦笑)
もし深田恭子をミスキャストと思ったら、この映画の評価は酷いことになるでしょう。
私はドップリ嵌まってしまった方なんで、渡部に少々感情移入しながら、案外楽しめてしまいました。
渡部のようないいおじさんになって、あんな可愛い子の誘惑断れる訳が無い。
男はそんなにバカじゃない、けどバカになってしまいそうなぐらい、深田恭子が魅力的すぎた!
ただ終盤のサスペンス部分が消化不良な感じだったのは返す返すも勿体無い。
木村多江が演じた奥さんの存在感で、一応物語の終わりとしては十分恐怖を感じれて締まりはしましたが、脚本自体は相当微妙だったような・・・。
まあでも、深キョンの小悪魔ぶりで、私は十分満たされました。
不倫の先には…
原作を読んだことがなかったので、なんとも言えませんが、内容が薄いように感じました。まあ題材が題材なので難しいとは思いますが、原作では主人公の心の機微が表現されているということなので、是非読んでみたいですね。
ふかきょんが可愛かったですね〜
とにかく不倫の先にはどうしようもないさびしさと空虚な虚しさだけが残るということを感じ取りました。
夜明けの街でという題名にふさわしい映画ではあったと思います。
途中はらはらするところがあるのかなとラストを期待してましたが、やはり不倫という題材だからこそ虚しさで終わるのですね。それはそれでとてもいいと思いました。
自分の性格上、ハッピーエンドが好きなので評価が低くなりましたが、不倫物としてはまあまあなのではないかと思います。
原作の方が!
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