劇場公開日 2011年7月30日

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「もっとマシな邦題無かったの…??」復讐捜査線 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0もっとマシな邦題無かったの…??

2013年3月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

一人娘を殺された刑事の父親の復讐劇。

それだけの薄っぺらい内容かと思ったら、監督マーティン・キャンベル、製作グラハム・キング、脚本ウィリアム・モナハン、音楽ハワード・ショアなど超一流のスタッフが揃っているのだもの、ただの薄っぺらい話ではなかった。

娘は働いていた軍需企業の秘密を知り、その隠蔽の為に消された。
復讐アクションに企業悪を背景に配し、そこそこ見応えあった。

あの暴言事件以来、ご無沙汰のメル・ギブソン。
暫く見ないでいたら、老けたなぁ…。
さすがにかつての人気アクションシリーズの頃のように体が動かなくなったのか、激しいアクションは控え目。
アクションより、娘の死の真相を追求しようとする執念の姿の方が印象的。

それにしても、「96時間」といい、ハリウッドは娘を愛する暴走親父の話が受けるのかな??
どちらも少々(いや、かなり)狂気じみてるが、アクション映画にしてみればこれほど分かり易い話はない。

だけど、どう弁護しても、この邦題は…。
無名俳優が出てる未公開B級映画じゃないんだから。

近大