メン・イン・ブラック3のレビュー・感想・評価
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ドキドキ、そして感動!
期待通りのおもしろさ!
メンインブラックで感動するとは!
終わり方が切ない。でも好き。
冒頭は、シリーズの続きの感じでどうなるかと思った。ストーリーはさほど面白くないが、終わり方がなんか切なくて…
父親が作戦に協力してくれた事で、殺される。その子供をメンバーに引き入れる。
良くある0ストーリーだけど良かった。
トミー・リー・ジョーンズ→ジョシュ・ブローリンに違和感なし
娘の強い要望で
メン・イン・ブラック3を3Dで見てきました!
3Dって「飛び出る」っていう印象が強いけど
実は奥行き感を楽しむものだと個人的に思っていて
「アバター」に代表される「高い所(ビルや木々)を渡る」って所に
3Dの醍醐味が一番発揮される気がします。
実際、ハリウッドも
3Dの見せ場として「ビルの谷間や海の上を走る臨場感」
「空を飛ぶ、あるいはビルを跳ね回る飛翔感」
ってのを必ず「お約束シーン」に入れてますね。
そういう意味で今回のメン・イン・ブラックは
ストーリーから3Dを意識している様な気がします。
多分この後公開のスパイダーマンもそうだろうねぇ。
3D表現力としてはアバターを★★★基準とするなら
今回の「3Dにして良かった度」は ★★☆くらい?
IMAXではなかったので、やはり画面の暗さが気になったのと
メガネの重さが嫌で。。(´□`。)
あとどうでもいいんですが上映回数が少ないので
時間に間に合うよう走ったためか
最初のほうは何回メガネを拭いても曇っちゃって!!
そういう要素がいまひとつのめり込めない要素となりました。
でも娘の感想は「今までの中で一番面白かった!」
って興奮気味に話してたから、3Dで正解だったのかな?
さて、今回の話、
実はトミー・リー・ジョーンズの出演は少なくて
今までの1/3ほど?
でもギャラは同じだそうだから、効率が良い仕事ですね(笑)
途中からの彼は
彼の若い時代を演じる「ジョシュ・ブローリン」にとって代わり
若い「J」はまるで3Dで作り上げた「若顔」なのかと思うほど
良い「K」を演じてて秀逸。
まぁ実際の若い頃のトミー・リー・ジョーンズは
映画「ある愛の詩」の頃の彼の顔と比べてだいぶ違いはあるけど
テイストとして良い受け継ぎ方をしている感じで
観ていてまったく違和感を感じませんでした。
メンインブラックはこの後もまだまだ話が続きそうです!
記憶を消すスティック状の道具が懐かしい(笑)
普通に面白かったですよ!
ホロリ
帰ってきた2人+1人
さてさて、「3」の登場をどれほど待っていたことか。あの革命的に面白い1作目、色々とアレだけどそんなに嫌いでもなかったりする2作目。今回はどうであったか。結論から言うと「普通に良くできていて面白い」といったところだ。
まず喜びたいのはJとKのコンビの復活だ。トミー・リー・ジョーンズはさすがにきついのか、今回はほとんど顔を出さない。でもそれでこのシリーズの面白さが損なわれたのか。そんなことはまったくない。なぜなら、昔のKを演じたジョシュ・ブローリンが最高すぎるからだ。まさにジョーンズと瓜二つ、挙動やイントネーションまでそっくりだ。それでいて彼は自分ならではの「エージェントK」を創造することに成功している。この昔と今のKの違いが物語に重要な意味を果たしていくから、いかに彼の演技が大切だったか分かるだろう。もちろん、ウィル・スミスも相変わらず素晴らしい。1作目から10年以上経っているというのに、見た目もほとんど変わらず、同じテンションで演じ続けている。本当にこの2人は完璧だ。
だがこの映画にはいくつか欠点もある。まず今回の敵であるエイリアンのボリスの影が薄いこと。一番初めに登場してきたときが彼の一番の見せ場だったかもしれない。グロテスクな外見、それに負けず劣らず腐った根性。(この時点では)今までの宿敵たちよりも遙かにインパクトがある。だが彼はオープニングシーンですべてを出し切ってしまったらしい。それ以降は「ただの」エイリアンだ。とにかく台詞が少なくて、クライマックスの戦闘シーンもいまいち盛り上がりきらない。それに「過去と今の自分」という設定をエージェントKほど生かし切れていなくて、完全に消化不良だ。
しかしこんな欠点には気づかないほどこの映画には良い点がある。エイリアンのルックスは相変わらずぶっ飛んでるし、実際の著名人を使ったネタも笑える(今回のある著名人は珍しくエイリアンではない)。一人一人の脇役も良い味を出している。そして何よりもエンディングの秀逸さにつきるだろう。1作目と同様のどことなく哀愁漂うハッピーエンディング。これぞまさに「メン・イン・ブラック」だ。
(2012年6月30日鑑賞)
ガラに合わないな( ̄▽ ̄)
賛否両論
ばかばかしさが足りない
1・2が観たくなる♪
使い古されたタイムスリップを逆手に取り、ホロリとさせてしまう展開が憎いです
3作目ともなると、勢いが落ちてくるシリーズは多いものです。どちらかというと前作までドタバタ調の本作は、それほど期待しないで見たのです。でもバリー・ソネンフェルド監督の演出は3作目にして、さらに歯切れよくなり、シリーズで一番の完成度となりました。小地蔵が評価したいのは、後半の思わぬ展開。
犬猿の仲にも見えて、それでもいつもコンビで活動している“J”と“K”の関係の絆の深さの秘密が、“J”がタイムスリップすることで明かされるのです。MIBの続編で涙ぐむシーンがあろうとは、本当に意外や意外、予想外でした。
こんな人情噺を挿入するなんて、ソネンフェルド監督は憎い奴です!
極悪エイリアンのボリスが月面刑務所を脱獄する冒頭から一気に引き込まれました。この冒頭の他、“J”がタイムスリップするため高層ビルから飛び降りたり、地球を侵略する鍵となるあるものを追って、異星人とまさに打ち上げ寸前のアポロ11号の発射塔の最上階で決闘したり、本作は3Dを意識した、手に汗を握るイナミックなシーンが多いのも特徴です。
このシリーズの面白さは、異星人を取り締まる秘密機関メン・イン・ブラックの“J”と“K”の丁々発止のやりとりに尽きるでしょう。それが大前提のシリーズなのに、何と今回は、“K”は40年前に死んでしまっていて、肝心な主役の一人が初めの方で居なくなってしまうところから物語が始まるのです。これまた、意外な意表を突く発想ですね。
このあとのシリーズを維持するためにも、何とかコンビを復活させなくてはいけません。“J”が選択したタイムスリップすること。そして過去に戻った異星人のボリスが“K”を殺してしまう前に、ボリスを始末してしまうことだったのです。タイムスリップなんて、ハリウッドでは余りに使いこなされたストーリーですね。
でも面白いのは、ボリスを追って1969年の世界に向かった“J”が、若き日の“K”と出会ってしまうこと。この若き日の“K”を演じるブローリンが、“K”ことトミー・リー・ジョーンズを若作りした雰囲気たっぷりなんですね。
苦虫をかみつぶしたような表情なんかそっくりです。ただ違っているのは、現代の“K”よりも少しばかり気さくでフレンドリーだったことです。年老いた“K”なら、“J”の冷やかしめいた質問にも無視で返すのに、若き日の“K”は生真面目に答えようとします。実は“K”が寡黙になってしまったのは、理由があったのでした。
“J”は、若き日の“K”の親しみやすさに驚き、ちょっと“K”のことを見直してしまうのですね。それはラストの感動シーンの伏線にもなっていました。
それでもやっぱり若き日の“K”とでも、“J”とのやりとりはチグハグ。なんで“J”は、場を持てあますと、どうでもいいことを、受け狙いでしゃべくり廻るのでしょうか。 そんな受け答えのバランスが絶妙で、まじめに演じるほどにおかしんですね。
また1969年当時のメン・イン・ブラックの施設もよく考えられていて、なるほどと思わせてくれました。登場した“O”も若くて美人。あんな容姿なら“K”がほの字になるのも無理ならざるところでしょうか。
後半、アポロ11号の打ち上げを背景にしたボリスとの攻防はやはり見応えありました。それにしてもアポロ11号の打ち上げシーンも、本物そっくりの打ち上げ映像を再現。決して手を抜かないのが、ハリウッド映画の凄いところです。
ところで前作でも話題となったマイケル・ジャクソンのカメオ出演。本作でもレディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ティム・バートンその他にも様々な豪華キャストが出演しているらしいのだけど、いったいどこに出ているのでしょうか、全く気がつきませんでした。ティム・バートンはエイリアン役ではないとのこと。
ソネンフェルドの、ま、そういう映画ですよ。
トミー・リー・ジョーンズは完全ゲスト扱いだろ?
ジョシュ・ブローリンは完全わき扱いだろ?
だから、ウィル・スミス主演の映画。
だとしても、あまり面白くない。
映画の評価を100%だとしたら、
面白さ30%、つまらなさ70%ぐらいかな。
ストーリー自体はいいんですよ。
でも役者が活き活きとしていないんです。
ジョーンズは果たして今更、この映画に出たかったのか?
スミスの画面から滲みでてくるような、やる気の無さ
唯一、ブローリンは頑張っていたと思いますけどね。
それらの全ての責任は、やっぱり監督の
ソネンフェルドが負うべきものだとおもう。
彼のコメディ・センスというのは
やっぱり一作目が全てというか
アレぐらいがちょうどいい、ということですね。
アレを延々見せられると、よっぽどセンスが
あう人じゃないと、つまらないでしょう。
結局はこの映画、ソネンフェルドの爺映画という
おちになりそうです。
2よりはマシ。
2がほぼ拷問に近いほどのとっ散らかり様だったため
全く期待せず見に行きました(ちなみに1は大好きなんですが・・・)
始まってすぐの“O”のスピーチで嫌な予感が・・・。
今回もハズレか・・・。
一生懸命面白いことしようとするのが
痛々しい・・・。
MIBってズレている笑いが面白かったのにな・・・。
ソネンフェルド監督は1のコメンタリーで
自分のコメディセンスを自画自賛していましたが
久々の監督作でこれですか・・・。
レストラン~スタジアム後までのくだりまでは
正直、カタカナ単語が多すぎて、
何がなんだか分かりませんでした。
どうして、そこに気付くの!?とツッコミたくなる事多々。
エイリアンいじめも段々鼻についてきてイライラ。
オチへの思わせぶりなネタバレも余計。
カウントダウン感ゼロ・・・。
Jのループももう少し、“タメ”を見せて欲しい。
あれではただ映像が流れているだけで
はじめ何やっているのか全く理解できず、
何かの冗談かと思いました。
(ただ、あそこまでスベっているのも珍しいから
ある意味、必見か!?)
主題歌がウィルスミスじゃない!!!
エンドロールでちっともMIBを見た感じがしなかった・・・。
しかし、若き日の“K”は良かった。
本当にトミー・リー・ジョーンズにそっくり。
そこが救いだったかな・・・。
予想外のラストにホロッとくる
三番煎じの話を3Dで誤魔化したぐらいの作品だと思っていたら、これが意外に面白い。
Jが、40年前に死んでしまったことになる相棒Kの生命を守るためタイムトリップするというストーリー自体は、たしかに新鮮味がない。
ただ、その見せ方に工夫があり、随所に小ネタが仕込まれている。
タイムトリップする先が1969年。黒人による公民権運動の最中にJが飛び込むことになったり、ヒッピーを悪役ボリスに絡めてみたりする。
当時の有名人が、実はエイリアンが変身していたものや、MIBのエージェントが身を隠すための仮の姿だったという設定も楽しい。
アポロの乗組員がKをシカトするシーンには笑う。
また、当時26歳だったKを42歳のジョシュ・ブローリンが演じるには無理がありそうと思っていたら、無口でブスッとしたKが若い頃から老けて見えるという納得のキャスティングだった
過去に遡るというのは、いろいろな真実が見えてくることでもある。
知ってよかったこともあれば、知らないまま済ませてしまったほうがよいこともある。
それでも、前に進むためには真実に立ち向かわなければならない。
未来が予知できるグリフィンに「時には苦い真実のほうが、甘い嘘より優しさがある」というような台詞がある。
この作品をただの三番煎じにしなかった重要なポイントがここにある。
タイムトリップによって得られるもの。
ラストの予想を超えた真実にはホロッとくる。
コロンビア映画のオープニング・ロゴ、女神がサングラスをかけていなかったのが残念。
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