「GMとは?」マネーボール xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)
GMとは?
こんにちは(いま12月21日Pm6:00頃です)
僕がこの映画を観たのは封切り初日だった。
それが今ごろになって投稿しようとしてるってことは、
なにか割り切れないものを感じたってことだ。
この映画の舞台はメジャーリーグのアリーグ西地区。
そう、僕が敬愛しているイチローのいるリーグである。
チラッとイチローもでてくるけどね。
あのストーリーはイチローが移籍2年目のことだ。
前年、記録になった勝利数を稼いだシアトルマリナーズが
後半に逆転されてそれ以来万年ビリ球団になってしまった。
その逆転優勝を勝ち取ったチームがアスレチックスだったわけだ。
そのオーナーのビリー・ビーンだった。
確かに主力がいなくなって弱体化した球団を、少ない金で、
立て直したというのは話題になっていた。
ビリーの新理論は有効だったようだが、
それはカネがないので、別の基準をつくったということだ。
まともに打率、ホームランの上位者を補強できるカネがなかった。
それゆえの苦肉の策ともいえる理論を仕方ないのでつくった。
というのが、僕の考え方である。
追い詰められた選手たちが、勝ちというものを知ったとき、
ま、人間集団、のりだせば、のるもんだと思うのだ。
でも、決して否定してるのではないのだが・・・
PS)
GMという職業について、言っておきたい。
例の巨人の会長ーGMの醜い抗争があったから、
ひとこと言いたいと思う。
アメリカと日本ではGMという職業も違うのだろうが、
巨人GMだったひとのほうに分はないと思う。
確かにGMとは監督を含めた球団経営をすべて任される
ことになるのだが、オーナーの意向は絶対なのも間違いないのだ。
W氏がオーナーではなく、会長というのがまた紛らわしくしてるのだが、
まず、W氏が実権を握っているのは間違いないだろう。
だから、よっぽどことがあったのだろうが、
K氏の言い分は正当のように見えて、よくあることだと思う。
いままではW氏のパターナリズムに服従してたひとが、
突然、反旗を翻したというのはいかがなものか?
でも、こうしてあたらしい風が吹き込んでくるのかもしれない
とは思う。