「B・ピットの映画で最高かも!おじさんになった彼がとっても魅力に溢れています!」マネーボール Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)
B・ピットの映画で最高かも!おじさんになった彼がとっても魅力に溢れています!
早くも、今年で一番観て楽しかった作品なので、今年のベスト1作品として推薦しちゃいます!
ブラッド・ピットが『ツリーオブライフ』の気難しい親父とは打って変わり、娘にはメチャ優しい父親を演じていて好感度アップ!でも、その彼の仕事はメジャーリーグの中でも最も厳しいGMと言う鬼の様な職務が彼の職業です。
公の仕事に厳しいタフな男と、家族に対する優しさ、一人の人間の中に共存する大きな矛盾と、現実の厳しさを抱える男が、どう生きて行くのか?何のために人間は生きて行くものなのか?そして何を信じて突き進むのか?誰の日常にも多かれ少なかれ関わりのある、何故生きる?何故今の仕事を続けるのか?人生の永遠のテーマとも言える人間の生きる意味や、仕事の意味などなど、大切な気付きを沢山貰える映画です!
今も現役で大活躍する実在のGMのビリー・ビーンの実話だけに、迫力とリアリティーに満ち溢れて、観終わった時の爽快感はたまりませんよ!
かつては、自分も若い時にMJ入りをする時に大金を積まれて将来を見込まれて、入団した彼は選手を止め、自ら選手を金で売り買いするGMと言う職務を選択して生きてゆく。
その理由とは何か?人々は何を求めて、何に希望を見出して生きているのか?
映画を見れば、ビリーの成して来た仕事が、どんな真念で成されていったのか知る事が出来ます!
何に商品価値を見出すか?何を評価し、何に人はお金を支払うのだろうか?次々と疑問が明かされていきます!
ビリーは、野球界が伝統的に行って来た選手達の引き抜きや、選手のトレイドなどの選抜争奪戦に新風を送り込みます。これは一人の男が既成の条件に沿った戦略を取るのではなく、新しく考え練った方法を困難でも実践する事で、世界を塗り替えていくサクセスストーリーとも表現出来ます。
私は野球音痴で詳しい事は解らないのですが、この映画を観ていたら、急に野茂選手の事を思い出しました。
何処まで、自分を心底信じて夢に向かって邁進出来るか?
野球の本場へ異国からやって来た野茂選手が米MLに行き新風を送り込んで野球を面白く蘇らせた日々を思い出しました。
彼がMLに影響を与えた事がジム・キャリー主演の『ライアーライアー』でJ・キャリーが息子とキャッチボールをするシーンで、息子が、「僕は野茂投手になるね」と言ってキャッチボールをしたシーンを思い出します。何事も今迄とは違った価値観を持って前進する事を恐れずに勇気を持ち乗り越えていく人間の可能性への挑戦が素晴らしいし、野茂選手同様にこのビリーの存在がまた、MLに新たな風を巻き起こす、その生き様が実に面白かったですね。そして、選手の能力に値段を付けていくGMがお金では動かされずに仕事を貫く姿も爽やかです。観終わる頃にはホッと気持が落ち着く、楽しくも、余韻を深く味わえる作品でした!
またブラピを囲む、共演者も素晴らしい人ばかりです。ジョナ・ヒルや大好きな『フォレストガンプ』に出ていたロビン・ライトと『脳内ニューヨーク』のフィリップシーモア・
ホフマンと豪華ですが、今回の一番の目玉は、何と言ってもビリー・ビーンの心の支えとなる12歳の愛娘を演じたケリス・ドーシーの存在も大きい。彼女の父に捧げる歌声が可愛くて胸キュンです!人はお互い活かし活かされて生きていると実感する映画でした!
mammieさま
「マネーボール」はご覧になられましたでしょうか?いつも素敵なコメントを下さりありがとうございます!毎回私はベタにビッシリ書いているので、読んで下さる方は苦労するなって思いながらも止められない自分です。最後まで読んでいて下さると本当に嬉しいです。
映画と違いますが、体操着袋の話楽しかったです!四角四面の気難し屋さんの母より、仕事も楽しくこなし、そして明るい母親でいる貴方の姿に息子さんもきっと安心と優しさと誇りを感じている事だと思います。完璧な人間でいるより、きっと自称オッチョコチョイと語っているけれど、そんな柔軟性を持ち合わせている点や、懐の広いところがきっと家族にとって1番の幸せに思えているんだろうなぁ~って感じました!母親が楽しい人柄だとストレスが無いだろうから、きっと牛乳は不要ですね!
今日はいつも素敵なレビューを書かれている秘密が家庭の幸せにあるのだと、その秘策の一端を見た気がしましたよ。これからも心暖まる素敵なレビュー楽しみにしています!
ありがとうございます!! ピアノのコンサートの話も幸せ気分100%で良かったー!
Ryutoppyann (リュウとぴあん)様♪
本当に良い映画なのですね。文面からビシバシ伝わってきました。
来週は、月曜日にこの作品を観てラジオで紹介したい!と思っています。
そして何より嬉しかったのがレビューの中で“ライアー・ライアー”の
野茂選手が出てくるセリフが紹介されていたこと♪
あの映画、作品自体も良い出来でしたが、(ジム・キャリー作品で私が選ぶ№1です。)
やっぱり、あのセリフですよねっ!
ハリウッド映画に日本人選手の名前が出てきたぁぁぁ~~~~!!!!!!!
と、当時劇場で小さくガッツポーズしちゃいましたもん。(笑
月曜日がとっても楽しみです♪♪♪